インポートしたデータや入力画面で複数に分かれている項目(例:「都道府県」「市区町村」「番地」など)を、自動処理を用いて一つの項目(例:「住所(一括表示用)」など)に結合して登録することができます。
これにより、顧客マスタの管理がしやすくなるだけでなく、帳票出力時やメール送信時の宛名作成を効率化できるメリットがあります。
複数の住所項目を一つにまとめるための具体的な手順は以下のとおりです。
【設定箇所】 DB設定>機能設定>自動処理設定
過去の事例では、設定は正しいはずなのに「値が空のままになる」「意図しないレコードの値が結合される」といった事象が報告されています。
その場合は以下の2点を確認してください。
自動処理内で「レコード検索」パーツを組み合わせて更新対象を特定している場合、検索条件が「販売店名」などの重複しうる項目のみになっていると、システムが「どのレコードを更新すべきか」を正しく判別できず、最も直近に登録された別レコードのデータを参照してしまうことがあります。
確実に操作中のレコードを処理するためには、検索条件に「レコードID」や「注文番号」などの、そのデータのみが持つ固有の値を指定し、「【選択レコード】のIDと等しい」といった条件で対象を1件に絞り込むように設定してください。
一つの自動処理の中で「住所の表記を整える(変換する)パーツ」の後に「住所を結合するパーツ」を置いている場合、結合パーツ側で参照する値を【選択レコード】(処理開始時のデータ)のままにしていると、変換前の古いデータ(または空欄)が結合されてしまいます。
直前のパーツで加工した後の値を使いたい場合は、割り当てる値のプルダウンから【更新レコード(パーツ名)】を選択してください。これにより、システム全体で最新の状態に更新された値を引き継いで結合することができます。
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
自動処理を使った連結方法と、画面表示上のみで連結させる「仮想項目」としての設定方法の違いについて解説しています。
2つ以上の項目を連結する方法
自動処理の各ステップで「どの時点のデータ」を参照しているのか、それぞれの定義と使い分けについて詳しく説明しています。
選択レコード/更新レコード/検索レコードの違い
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