「楽楽販売」から送信するメールの信頼性を高め、なりすましや改ざんと判断されるのを防ぐ「DKIM署名」を利用するためには、システム内で生成した「公開鍵」の情報を、お客様がドメインを管理しているDNSサーバー側に公開する必要があります。この設定を行うことで、受信側のメールサーバーが「楽楽販売」から届いたメールの正当性を検証できるようになり、迷惑メール判定を受けるリスクを低減できます。
まずはDNSサーバーに登録するための「公開鍵」を「楽楽販売」の画面から取得します。
◆1. 「楽楽販売」に管理者権限を持つユーザーでログインし、画面右上の「管理者設定」をクリックします。
◆2. 「DKIM設定」タブ内にある「署名管理」をクリックします。
◆3. すでに作成済みのDKIM署名設定の一覧が表示されるので、対象となる設定の右側にある「参照」ボタンをクリックします。
◆4. 署名設定の詳細情報が表示されます。画面内にある「公開鍵」の文字列をすべてコピーして、メモ帳などに控えておきます。
DNSの設定はドメイン所有者様が管理されている外部サービス(DNS管理画面)での操作となるため、管理会社へ依頼するか、ご自身で管理画面を操作して登録を行います。一般的に、依頼書や設定画面には以下の項目がございますので、それぞれ対応する値を指定してください。
ホスト名(またはドメイン名): 「楽楽販売」の署名管理画面で設定した「セレクタ名._domainkey」を入力します。
タイプ(またはレコード種別): 「TXT」を選択します。
データ(または値): 手順4でコピーした「公開鍵」の文字列をそのまま貼り付けます。
※DNSを管理している会社や管理画面の仕様によって、入力欄の名称や入力方法が異なる場合がございます。もし判断に迷われる場合は、管理会社へ「「楽楽販売」から指定されたDKIMレコード(公開鍵)をDNS設定に追加したい」とお伝えいただくことで、スムーズな対応が可能です。
DNSサーバーへの登録が完了(または管理会社での設定が完了)したら、楽楽販売側でその署名を使用する設定を行います。
◆1. 「管理者設定 > DKIM設定」タブ > 「ドメイン管理」をクリックします。
◆2. 「新規追加」をクリックし、メール送信に使用する「ドメイン」と、先ほど作成した「DKIM署名(作成者署名)」を選択して「確定」します。
以上で設定は完了です。以降、指定したドメインからメールを送信する際にDKIM署名が付与されます。
「楽楽販売」で推奨されている「2048bit」の鍵長でDKIM署名を発行すると、生成される公開鍵の文字列が非常に長くなります。
一方で、多くのDNS管理サービスでは、TXTレコードの1文字列あたりの上限を「255文字」と制限しているため、そのまま貼り付けるとエラーが発生し登録できない事象が起こります。この問題を解決し、メールの信頼性を確保するための設定方法は以下の2つがございます。
セキュリティ強度を維持したい場合
➔ 1. 公開鍵の文字列を分割して登録する が適しています。2048bitの高い安全性を保ったまま、DNS側の制限を回避できます。
分割登録が不可な環境の場合
➔ 2. 鍵長を1024bitに下げて再発行する が適しています。文字列が短くなるため制限内に収まりますが、2048bitに比べるとセキュリティ強度が下がる点に注意が必要です。
<メリット>
2048bitの鍵長を維持できるため、高いセキュリティレベルで「楽楽販売」からのメール送信が可能です。
<デメリット>
ご利用のDNS管理会社によって、分割時の記述ルール(ダブルクォーテーションの有無など)が異なるため、事前の確認が必要です。
DNSの標準的な仕様では、長い文字列を複数のブロックに分割して登録することが可能です。認証時にはDNS側で自動的に1つの鍵として結合されるため、分割してもDKIM署名の機能に影響はありません。
※具体的な分割方法や設定画面の操作手順は、ご利用のDNS管理会社(ドメイン管理元)の仕様に依存します。「255文字を超えるTXTレコードを分割して登録したい」旨を、管理会社様のサポート窓口へご確認ください。
<メリット>
公開鍵の文字列自体が短くなるため、分割の手間なくそのままDNSに登録できる可能性が高まります。
<デメリット>
2048bitと比較して暗号の強度が下がるため、セキュリティポリシー上問題ないか社内で検討が必要です。
【設定箇所】 管理者設定 > DKIM設定 > 署名管理
手順:
1. 管理者設定の「DKIM設定」タブ内にある「署名管理」をクリックします。
2. 該当する署名設定の「削除」ボタンをクリックし、一度設定を削除します。(※ドメイン管理で利用中の場合は先にドメイン側の紐付けを解除してください)
3. 「新規追加」ボタンをクリックします。
4. 「鍵長」の項目で「1024bit」を選択し、再度「確定」ボタンをクリックして公開鍵を生成します。
5. 新しく発行された短い公開鍵をコピーし、DNS側のTXTレコードに登録してください。
DNSサーバーへの登録手順や反映タイミングについては、ご利用のDNSサービス提供元(ドメイン管理会社など)の仕様に依存します。詳細な仕様の違いや「楽楽販売」側の作成手順については、下記記事をご確認ください。
「楽楽販売」内でのDKIM署名の新規追加手順や、公開鍵のコピー方法、署名の削除制限について詳しく解説しています。
DKIM設定:署名管理
作成した署名をどのドメインで使用するかを紐付ける「ドメイン管理」の設定手順について解説しています。
DKIM設定:ドメイン管理
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