「楽楽販売」からCSV形式でエクスポートしたデータをExcelで直接開くと、先頭の「0」が消えてしまったり(例:0930が930になる)、ハイフンを含む番号が意図しない数値や日付に変換されたり(例:5117-1が117881になる)する事象が発生することがあります。
これは「楽楽販売」から出力されたCSVデータ自体の不備ではなく、Excelがファイルを開く際に「これは数値である」「これは日付である」と気を利かせて自動的にデータ型を変換してしまうというExcel側の仕様によるものです。
この現象を回避し、画面上の表示通りにデータを取り扱うためには、Excelでの読み込み方法を工夫するか、システム側の設定で数値と誤認されない工夫を行う必要があります。
ユーザーの画面や出力されたファイルで以下のような具体的な症状が起きている場合、Excelの自動変換が影響しています。
主に以下の原因が考えられますので、Excelの操作手順や「楽楽販売」の項目設定をご確認ください。
CSVファイルをダブルクリックしてExcelで直接開くと、Excelの自動変換機能が強制的に働いてしまいます。以下の手順で、列ごとにデータ形式を明示的に指定して取り込んでください。
【確認・対処手順】
Excelを新規で立ち上げ、「データ」タブを選択します。
「データの取得と変換」グループにある「テキストまたはCSVから」をクリックします。
「楽楽販売」からエクスポートしたCSVファイルを選択し、「インポート」をクリックします。
プレビュー画面が表示されたら、右下の「データの変換」をクリックします(Power Queryエディターが開きます)。
0落ちや変換が発生している列を選択し、右クリックして「型の変更」>「テキスト」を選択します。
「現在のものを置換」を選択し、値が「0930」などの正しい表記に戻ったことを確認します。
左上の「閉じて読み込む」をクリックすると、Excelシートに正しい形式でデータが展開されます。
該当の操作を行うことで、Excelの自動変換を回避し、画面上の表示通りのデータを保持したまま編集が可能です。
運用上、毎回Excelの取り込み操作を行うのが手間な場合は、データそのものがExcelに「数値」と判定されないように「楽楽販売」側の設定を変更する恒久的な対策が有効です。
【確認箇所】 データベース設定>基本設定>項目設定
【確認・対処手順】
対象のデータベースの「項目設定」を開き、該当する「キー項目」の「設定」ボタンをクリックします。
「先頭につける文字」の欄に、アルファベット(例:A、ID、NOなど)を入力します。
「確定」ボタンをクリックして保存します。
データが「A0930」のように先頭に文字が含まれる形式になれば、Excelはこれを「文字列」として認識するため、直接ファイルを開いても0が消えたり数値変換されたりすることがなくなります。
※注意:すでにレコードが登録されているデータベースでキー項目のフォーマットを変更する場合、既存のレコードを一度すべて削除してインポートし直す必要があるケースがあります。詳細は下記記事をご確認ください。
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
キー項目のフォーマット(形式)変更時に、レコードの全削除が必要となる条件や、その具体的な操作手順について解説しています。
キー項目のフォーマットを変更する方法
レコード一覧画面からデータをCSV出力する際の手順や、出力される項目の制限事項などについて記載されています。
操作方法:エクスポート
日時データがExcelで別の形式に変換されてしまう場合などに、項目設定から出力フォーマット(YYYY/MM/DDなど)を直接指定して出力する手順を解説しています。
日時項目を任意の形式でCSV出力する方法
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