DBリンク項目の検索ウィンドウやプルダウンで検索を行う際、検索演算子の初期状態は「〜を含む(部分一致)」に固定されています。 そのため、例えば「H1」という特定のコードで検索しても、その文字列が含まれる「H11」や「H100」といった他の候補も同時に表示されてしまいます。
検索の正確性を保つためのシステム標準の挙動として、広範囲からデータを抽出する「部分一致」が優先される仕組みとなっており、これをユーザーごとに「完全一致」へ初期設定を変更する機能はございません。
ユーザーが手動でプルダウンから「〜と等しい」を選択する手間を省き、最初から目的のレコードだけを最小限のクリック数で表示させるには、以下の3つの方法による「候補の絞り込み」が有効です。
<メリット> 検索ウィンドウを介さず、入力画面上のプルダウン操作だけで完結します。段階的に絞り込むため、「似た名称の別データ」が混ざるリスクを物理的に排除できます。
<デメリット> リンク先のマスタデータベース側に、あらかじめ「大分類」「中分類」などの項目とデータ登録が必要です。
【設定箇所】 データベース設定>基本設定>項目設定
手順:
1. リンク先となるマスタデータベースに、絞り込みの基準となる「選択肢(1件選択)」項目(例:商品カテゴリ)を作成し、各レコードに値を登録します。
2. データを入力する側のデータベースにて、対象の「DBリンク項目」の「設定」ボタンをクリックします。
3. 「登録方法」で「検索プルダウンを使用する」を選択します。
4. 「表示項目設定」の「分類」欄にて、手順1で作成したマスタ側の項目を指定します(最大5つまで)。
※これにより、入力画面で「カテゴリ」を選ぶと、そのカテゴリに属する「商品名」だけが次のプルダウンに表示されます。
※楽楽販売の仕様上、1つのプルダウンに表示できる最大データ数は「100件」までとなります。カテゴリ(分類)で段階的に絞り込んだ後でも、最終的な選択候補が100件を超えていると、101件目以降のレコードは選択肢に表示されなくなります。その場合は「検索ウィンドウを使用する」形式に切り替えてください。
<メリット> 「今選んでいる顧客の案件だけを表示する」といった、業務の流れに沿った動的な制御が可能です。ユーザーが検索ワードを入力する手間自体を減らせます。
<デメリット> メニュー単位での設定が必要になります。
【設定箇所】 データベース設定>基本設定>メニュー設定>該当メニューの「設定」ボタン>入力項目設定
手順:
1. 対象メニューの「入力項目設定」にて、対象の「DBリンク項目」の「設定」ボタンをクリックします。
2. 「リンク先レコードの絞り込み」セクションにて、「入力値に応じて動的に絞り込み条件を変更させる」の設定を行います。
3. [マスタ側の項目] = [現在の入力画面の項目] となるように条件を設定します。
例:[マスタ側の顧客ID] が [入力画面で選択した顧客ID] と等しい
<メリット> 検索対象となる母集団そのものを減らすため、部分一致検索であってもノイズ(不要な候補)が表示されにくくなります。
<デメリット> 絞り込み条件が複雑すぎると、必要なデータが表示されない原因になります。
【設定箇所】 データベース設定>基本設定>項目設定>DBリンク項目の「設定」ボタン
手順:
1. リンク先のマスタデータベース側で、あらかじめ「有効なデータのみ」といった絞り込み設定を作成しておきます。
2. リンク元データベースの「DBリンク項目」の詳細設定画面を開きます。
3. 「リンク先レコードの絞り込み」項目にて、手順1で作成した設定を選択し、確定します。
※これにより、検索ウィンドウやプルダウンには、その条件に合致するレコードしか出現しなくなります。
検索ウィンドウとプルダウンの使い分けや、表示項目の並び順を変更する方法について詳しく解説しています。
項目設定:項目タイプ「DBリンク項目」
入力画面での値に応じて、DBリンクの選択肢をリアルタイムに切り替える設定手順が記載されています。
メニュー設定:レコード一覧タイプ(レコード入力画面に関する設定)
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