対象レコード(選択レコード/検索レコード/更新レコード)はどれを選ぶ?
自動処理で更新・参照したいデータが「自分自身」か「検索で見つけた別データ」か「前のパーツで変更した後の最新データ」かによって、選択するレコードを指定します。
「楽楽販売」の自動処理設定(レコード更新パーツやメール送信パーツなど)では、
「どのデータを対象にして処理を行うか」を指定する必要があります。
業務の目的やデータの状態に合わせて、正しく「対象レコード」を選択することが大切です。
一目でわかる!3つの対象レコードの決定基準
| 設定値 |
意味・指示内容 |
どんな時に使うか |
| 【選択レコード】 |
自動処理が起動したデータ (ボタンを押した/登録した画面のデータ) |
今選択しているレコード(自分自身)のステータスを変えたり、初期値を参照したい時 |
| 【検索レコード(パーツ名)】 |
直前の「レコード検索パーツ」で探してきたデータ |
自動処理内で別DB(マスタや親DBなど)のデータを書き換えたり、参照したい時 |
| 【更新レコード(パーツ名)】 |
前のパーツで値を書き換えた後の「最新データ」 |
自動処理内で計算・変更した結果の値を、後続のパーツ(メール送信や別更新)で使いたい時 |
具体例で学ぶ!よくある業務フローでの使い分け
【業務フロー例】
担当者が「売上明細DB」で売上データを登録した際、以下の3つの自動処理を連続で実行する場合を例に解説します。
シーン1:登録した売上データ自身のステータスを変更する(【選択レコード】)
売上データが登録された際、そのレコードの「処理ステータス」を「未請求」から「請求待ち」へ変更します。
- 設定方法: 「レコード更新パーツ」を追加し、対象レコードに【選択レコード】(自分自身)を指定します。
- 理由: 今登録された(操作した)売上データそのものを書き換えるためです。
シーン2:「得意先マスタ」を探して最終売上日を更新する(【検索レコード】)
売上データに入力された得意先コードをキーに「得意先マスタDB」を検索し、該当する得意先の「最終売上日」を今日の日付に書き換えます。
- 設定方法:
- 「レコード検索パーツ(パーツ名:得意先検索)」で得意先マスタを特定。
- 次の「レコード更新パーツ」の対象レコードに【検索レコード(得意先検索)】を指定します。
- 理由: 今登録された(操作した)売上データではなく、検索で見つけてきた別DB(得意先マスタ)のデータを書き換えるためです。
シーン3:自動計算した日付を使ってメールを送信する(【更新レコード】)
パーツ1で売上データの「売上日」を基準に「次回フォロー日」を自動計算して更新し、その計算された最新の次回フォロー日を本文に入れて担当者へメール通知します。
- 設定方法: 「メール送信パーツ」の挿入項目で、参照元として【更新レコード(パーツ1)】の次回フォロー日を指定します。
- 理由: 【選択レコード】を指定してしまうと、処理が始まる前の「空の値(または変更前の古い日付)」がメールに差し込まれてしまうため、直前のパーツで変更された「更新後の最新データ」を指定する必要があります。
つまずきやすい注意点(選び方を間違えるとどうなる?)
- 【選択レコード】と【更新レコード】の選び間違い:
自動処理の中で計算・変更した項目を、後続のメール本文や別パーツで使いたい時に【選択レコード】を選んでしまうと、変更前の古い値(または未入力状態の空文字)がセットされてしまいます。処理内で変化させた項目を使う場合は必ず【更新レコード(パーツ名)】を選んでください。
- 【検索レコード】の選び忘れ:
レコード検索を行った後にレコード更新パーツを配置した際、対象レコードを【選択レコード】のままにしておくと、検索した別DBではなく自分自身のレコードが誤って上書きされてしまう原因になります。
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