ユーザを削除する場合、ご利用環境の設定内容(アクセス権や自動処理など)によって、既存のデータやシステム上の処理に与える影響範囲が異なります。
ユーザ削除後にエラーが発生したり、データが閲覧できなくなったりするトラブルを防ぐため、事前に設定内容をご確認ください。
ユーザを削除した際、設定状況によっては業務に影響を及ぼすエラーや事象が発生します。それぞれの具体的な症状、確認方法、および対策(代替案)について解説します。
DB設定で「レコードアクセス権設定」を利用している場合、ユーザを削除すると、一部のレコードに誰もアクセスできなくなる(参照・編集・削除が不可能になる)危険性があります。
レコード参照>「ユーザを指定する」の設定において、
特定のレコードを登録したユーザや、レコード内のユーザ選択肢項目に登録されたユーザが全員削除されると、そのレコードのアクセス権を保有するユーザがシステム内に存在しなくなります。
その結果、管理者を含めたすべてのユーザが、該当レコードを参照・更新・削除できなくなります。
レコードアクセス権設定の詳細については下記のマニュアルをご確認ください。
アクセス権設定:レコードアクセス権を設定する
ユーザを削除する前に、対象レコードにおけるユーザ選択肢項目に登録されているユーザの情報を、現在運用中の別の有効なユーザに変更(更新)してください。
ユーザ選択肢項目の値を更新する方法は、対象レコードの件数に応じて以下の通りです。
自動処理設定において、削除対象のユーザが処理の条件や宛先に直接指定されている場合、自動処理を実行した際にエラーが発生したり、システムが想定外の挙動をしたりする可能性があります。
■対象箇所:DB設定>機能設定>自動処理設定
自動処理設定内の「レコード登録」パーツ、「レコード更新」パーツ、「メール送信」パーツなどを確認してください。
これらのパーツで、登録する値、更新する値、またはメールの送付先(宛先)に削除対象のユーザを直接指定している場合は、設定内容の見直しが必要です。
自動処理の設定画面を開き、削除対象のユーザが登録値や更新値、メール宛先等に指定されている箇所を、現在運用中の別のユーザに変更するか、指定を解除してください。
削除対象のユーザが「承認フロー設定」において承認者として設定されている場合、削除時エラーとなり、ユーザを削除することができません。
承認フローの承認者に指定されているユーザはそのまま削除できないため、以下の手順で承認者を変更の上、対象ユーザを削除してください。
■対象箇所:DB設定>承認設定>承認フロー設定
ユーザを削除すると、各DBの項目設定である「ユーザ選択肢(1件選択)」および「ユーザ選択肢(複数件選択)」の選択肢リストから、対象のユーザが自動的に削除されます。
このとき、すでに削除されたユーザが選択されている過去のレコードに対して操作を行うと、エラーが発生して処理を確定できません。
【表示されるエラーメッセージ】
「'○○(対象の項目名)'に選択された値は、選択肢として設定されていません。」
削除されたユーザが選択されたままになっている過去のレコードを、そのまま複製・確定することはできません。
これらの操作を行う場合は、事前に該当レコードのユーザ選択肢項目の値を、現在存在する有効なユーザに変更した上で、複製や確定の操作を行ってください。
管理者がユーザの削除処理を実行している最中の1秒~数秒間は、システム全体において、以下の操作が一時的に禁止(制限)されます。
業務への影響を最小限に抑えるため、ユーザの削除操作はシステムの利用者が少ない時間帯(夜間や休憩時間など)に実施することを推奨します。
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