よくある質問

アクセス権を付与していないのに操作できてしまう原因

作成者: 非表示執筆者|Nov 26, 2025, 7:39:33 AM

特定のユーザに対してアクセス権限を付与していないにも関わらず、
そのユーザがデータの閲覧や操作ができてしまう場合、「所属しているユーザグループ」に対して権限が付与されている可能性があります。

「楽楽販売」のアクセス権判定の仕様

「楽楽販売」のアクセス権は、「ユーザ単位(個人)」と「ユーザグループ単位(所属部署など)」の2種類で設定が可能です。
この際、どちらか一方でも「許可」されている場合、そのユーザはアクセスが可能となります。

そのため、ユーザ個人としての設定でアクセス権を「なし」にしていても、そのユーザが所属しているいずれかのユーザグループで「あり」に設定されていれば、操作が可能となります。

判定例

  • ユーザ個人の設定:アクセス権なし(×)
  • 所属するユーザグループの設定:アクセス権あり(〇)
  • 実際の挙動:操作可能(〇)

確認および対処方法

対象のユーザが所属している「ユーザグループ」の設定をご確認ください。
所属しているグループの中に、該当のデータに対してアクセス権限が付与されているグループが存在しないかを確認し、必要に応じて設定を変更してください。

設定方法の詳細

具体的な設定箇所や手順については、下記記事をご確認ください。

アクセス権設定:ユーザ/ユーザグループごとに設定

【補足】アクセス権設定が保存されない・反映されない場合のチェックリスト(2度確定・OR条件)

「楽楽販売」の管理者設定において、アクセス権を編集したにもかかわらず「設定が維持されず、チェックが元に戻ってしまう」「アクセスを制限したはずのユーザーが、引き続きメニューやデータを閲覧できてしまう」という場合は、以下の2つのシステム仕様(確定漏れ、または個人とグループのOR条件)が原因である可能性が非常に高いです。それぞれ確認と対処手順をお試しください。


原因1:「詳細」ポップアップ(子画面)と親画面での「2度目の確定」漏れ

データベース(DB)ごとにメニューや自動処理のアクセス権を細かく制御する画面では、設定をシステムに完全に保存・同期させるために、ポップアップ内(子画面)と大元の一覧(親画面)の両方で「確定」ボタンをクリックする「2段階の確定操作」が必要です。

【対象となる設定画面】
・管理者設定 > 権限設定 > アクセス権 (一括設定画面)
・管理者設定 > ユーザー設定 > ユーザー管理 ➔ 各ユーザーの「アクセス権」ボタン
・管理者設定 > ユーザー設定 > ユーザーグループ設定 ➔ 各グループの「アクセス権」ボタン

【重要】正しい保存のための設定手順

  1. アクセス権設定画面にて、対象のユーザー(またはユーザーグループ)と対象データを選択して「表示」ボタンをクリックします。
  2. 設定したいデータベース名のすぐ下、または右端に表示されている「詳細」ボタンをクリックします。
  3. 新しく開いた個別設定用のポップアップ(子画面)にて、メニューや項目、自動処理などのチェックボックスを適宜編集し、ポップアップ画面最下部の「確定」ボタンをクリックして閉じます。
  4. 【ここに注意!】 ポップアップが閉じた後、元のグリッド(グリッド表)が表示されている親画面の最下部にある「確定」ボタンを必ずもう一度クリックして保存してください。

※ポップアップ内の「確定」をクリックしただけでは、設定はブラウザ上に一時的に保持されているだけの「未保存状態」です。このままブラウザをリロード(再読み込み)したり、左メニューや別のタブへ移動したり、ブラウザを閉じたりすると、設定した内容はすべて破棄され、設定変更前の状態のままになってしまいますのでご注意ください。

原因2:個人と「所属ユーザーグループ」のアクセス権によるOR条件の競合

ユーザー個人のアクセス権設定画面で「メニュー参照」や「自動処理実行」のチェックをすべて外した(×にした)にもかかわらず、そのユーザーの操作画面からメニューが消えない、またはデータが見え続けている場合、そのユーザーが所属している「ユーザーグループ」側にアクセス権が許可されたままになっている可能性がございます。

「楽楽販売」のアクセス権判定の仕様(OR条件)

「楽楽販売」のアクセス権は、個人設定とグループ設定の優先順位ではなく、「ユーザー個人(アカウント単体)」または「所属しているユーザーグループ(部署や役職など)のどれか1つ以上」でアクセス権が【許可(チェックあり)】されていれば、そのデータへのアクセスが最終的に許可される(=OR条件)という厳格な仕様になっています。

ユーザー個人(Aさん)の設定 所属ユーザーグループ(営業部G)の設定 ユーザー(Aさん)の実際の操作挙動
制限する(チェックなし:×) 制限する(チェックなし:×) アクセス不可(非表示:×)
許可する(チェックあり:〇) 制限する(チェックなし:×) アクセス可能(表示:〇)
制限する(チェックなし:×) 許可する(チェックあり:〇) アクセス可能(表示:〇)

所属グループ側の設定を確認する具体的な調査手順

【操作箇所】 管理者設定 > ユーザー設定 > ユーザー管理

  1. 対象ユーザーの右横にある「アクセス権」ボタンをクリックします。
  2. 「表示」ボタンをクリックして下段に一覧表示されるリストを確認します。
    ※このとき、画面の下段には「そのユーザー個人に割り当たっている設定行」と「所属しているユーザーグループに割り当たっている設定行」がすべて縦並びで一覧化されます。
  3. ユーザー個人の行(名前が記載された行)のチェックが外れていても、同じDBグループ内にある「所属ユーザーグループ名」の行において、該当項目やメニューにチェックが入っていないかを網羅的に確認してください。
  4. もしグループ単位で許可されている場合は、以下のいずれかで制限を行ってください。
    ・対象ユーザーをユーザーグループの所属から除外する(ユーザー管理画面でグループ所属を編集)
    ・グループ設定(ユーザーグループ設定 > アクセス権)から、グループ全体の権限自体を見直す

所属グループ側の設定を確認する具体的な調査手順

【操作箇所】 [対象データベースのスパナマーク] > アクセス権 > アクセス権設定
(または、管理者設定 > 権限設定 > アクセス権)

  1. 画面右側の対象選択エリア(縦軸)にて、調査したい「ユーザー個人名」と、そのユーザーが所属している「所属ユーザーグループ名」の両方を選択し、「追加」ボタンをクリックして選択リストに加えます。
  2. 画面下部にある「表示」ボタンをクリックします。
  3. これにより、画面下段に「ユーザー個人の設定行」と「所属ユーザーグループの設定行」が縦並びで一覧化されて表示されます。
  4. ユーザー個人の行のチェックが外れていても、並んで表示されている「所属ユーザーグループ名」の行において、該当メニューや項目にチェックが入っていないかを網羅的に確認・比較してください。
  5. もしグループ単位で許可されていることが原因でメニューが見えている場合は、以下のいずれかで制限を行ってください。
    ・対象ユーザーをユーザーグループの所属から除外する(ユーザー管理画面でグループ所属を編集)
    ・グループ設定(ユーザーグループ設定 > アクセス権)から、グループ全体の権限自体を見直す

関連マニュアル

アクセス権の仕様や、グループごとの具体的な制御手順については以下をご確認ください。

複数のデータベースやフォルダに対して一括でアクセス権を設定する手順

一括設定画面における「詳細」ボタンの階層的な役割や、項目・メニュー・自動処理ごとの個別設定方法、2段階確定の全体フローについて解説しています。
アクセス権設定:複数の対象を一括設定(記事ID:1511)

ユーザーやユーザーグループごとにアクセス権を制御する基本仕様

個人設定とグループ設定のどちらが有効化されるかのOR条件判定や、DB・フォルダ・メールボックスそれぞれのアクセス権限種別の影響範囲について詳しく解説しています。
アクセス権設定:ユーザ/ユーザグループごとに設定(記事ID:1509)

部署ごとや特定のユーザー単位で、表示するメニューを変更・非表示にする方法

「営業部だけに表示したいメニューがある」「特定の管理者以外にはメニューを非表示にしたい」といった、アクセス権の強弱を用いた具体的なメニュー表示の制御パターンをまとめています。
部署ごとや特定のユーザー単位で、表示するメニューを変更・非表示にする方法(記事ID:2311)

(記事ID:2355)