よくあるご質問

Exchange Online OAuth認証設定後に認証ユーザ以外の自動処理でメール送信エラーが発生する場合の原因と対処方法

作成者: 非表示執筆者|Jul 30, 2026, 6:34:48 AM

自動処理の「差出人(From)」に設定されたアドレスに対して、OAuth認証を行ったユーザーが「代理送信権限」を持っていないことが原因です

「楽楽販売」でExchange Online OAuth認証を利用してメールを送信する場合、システムは「認証を開始」ボタンをクリックして認証を完了させた「認証ユーザー」の権限を利用してメールを送信します。

この際、自動処理の「メール送信」パーツで設定されている「差出人(From)」のアドレスが、認証ユーザー自身のアドレスと異なる場合(共有メールアドレスや、自動処理を実行した各ユーザーのアドレスなど)、Microsoft 365側の仕様により、認証ユーザーがそのアドレスとしてメールを送るための「代理送信権限(Send As / Send on Behalf)」を持っていないと、セキュリティ制限により送信エラーとなります。

主な事象

外部送信メールサーバ(Exchange Online)の設定完了後、以下のような事象が発生する場合があります。

OAuth認証作業を行った管理者自身が自動処理を実行するとメールは正常に届くが、他の一般ユーザーが同じ自動処理を実行するとメール送信エラーになる。

「認証ユーザーとは別のユーザーからメールを送信する方法」の設定(Microsoft 365側でのアクセス許可)を完了しているはずなのに、特定のユーザーが実行した時だけエラーが発生する。

主に以下の原因が考えられますので、Microsoft 365(Exchange Online)側の設定および「楽楽販売」の自動処理設定をご確認ください。

エラーを解消するための確認・対処手順

1. Microsoft 365 管理センターで認証ユーザーに「代理送信権限」を付与する

自動処理の「From」に設定されているメールアドレス(共有アドレスや各ユーザーのアドレス)を、認証ユーザーが「身代わり」となって送信できるように、Microsoft 365側で許可を与える必要があります。

【確認箇所】 Microsoft 365 管理センター>ユーザー>アクティブなユーザー

【確認・対処手順】
1. Microsoft 365 管理センターにログインし、「差出人(From)」として利用したいユーザー(または共有メールボックス)を選択します。
2. 「メール」タブをクリックし、「メールボックスのアクセス許可」にある「代理送信」または「メールを送信する(Send As)」の管理をクリックします。
3. 「アクセス許可を追加する」をクリックし、「楽楽販売」でOAuth認証操作を行ったユーザーを追加して保存します。

※自動処理の「From」に「(ログインしているユーザー)」を指定している場合は、実行する可能性がある全ユーザーのメールボックスに対して、認証ユーザーへの「代理送信権限」を付与する必要があります。
対象ユーザーが多い場合は、特定の共有メールアドレスを「From」に固定し、そのアドレスに対する権限のみを認証ユーザーに付与する運用への変更を推奨します。

2. 自動処理の「From」設定と認証ユーザーの整合性を確認する

自動処理のパーツ設定において、意図しないアドレスが「From」に指定されていないか確認します。

【確認箇所】 データベース設定>機能設定>自動処理設定>該当の自動処理>メール送信パーツ

【確認・対処手順】
1. 該当する自動処理の「メール送信」パーツの「詳細設定」を開きます。
2. 「From(差出人)」の設定を確認します。
3. 「From」に直接入力されているアドレス、または「データベース項目の選択」で指定されている項目の値が、手順1で「代理送信権限」を正しく設定したアドレスと一致しているか確認してください。

関連マニュアル

詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。

外部の送信メールサーバ(Exchange Online)利用の設定手順

OAuth認証の具体的な手順や、Microsoft 365側で必要となるAPI権限(Mail.Send / Mail.Send.Shared)の設定方法について詳しく解説しています。
外部の送信メールサーバ(Exchange Online)利用の設定手順

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