自動処理機能において、転記元のデータが「明細項目」であり、転記先のデータが「ヘッダ項目」である場合、自動処理を新規作成する際の「実行単位」の設定が解決の鍵となります。
実行単位を「明細単位」に設定すると、システムが明細行1行ごとに独立した処理として認識するため、明細内の特定の値を別データベースのヘッダ項目(1つのレコード)として正しく受け渡すことができるようになります。
これにより、明細行にある値から、別データベースのレコードを1件ずつ自動作成する運用が可能になります。
具体的な設定手順は以下の通りです。
【設定箇所】 DB設定>機能設定>自動処理設定
例:見積もりデータベースの明細行の項目を売上データベースのヘッダ項目に転記する場合
明細項目のあるデータベース(例:見積もりデータベース)の「自動処理設定」画面の「新規追加」より、新しい自動処理を作成します。
この際、「実行単位」で必ず「明細単位」を選択してください。
※実行単位は自動処理の作成後に変更できません。最初の手順で正しく選択する必要があります。
・自動処理パーツ設定にて「レコード登録」パーツを追加します。
・詳細設定の「対象DB」で転記先となるデータベース(例:売上データベース)を選択し、項目設定画面に進みます。
・対象データベース(例:売上データベース)の該当のヘッダ項目の割り当てにおいて、プルダウンから登録元のデータベース(例:見積もりデータベース)の明細項目の値を指定してください。
実行単位が「明細単位」であれば、明細項目の値をヘッダ項目へ転記する設定が選択肢として表示されます。
※明細単位の自動処理を「〜」ボタン実行した場合、対象レコードに含まれるすべての明細行の数だけ処理が繰り返され、登録先データベースにレコードが登録されます。
現在の「楽楽販売」の仕様では、実行単位が「レコード単位」の自動処理において、明細項目の値をヘッダ項目へ直接転記することは制限されています。
これは、1つのレコード(ヘッダ)に対して複数の明細行が存在する場合、システム側で「どの明細行の値をヘッダに反映すべきか」を特定できないため、データの正確性を保つための仕組みとしてこのような挙動となっています。
※すでに「レコード単位」で自動処理を作成している場合、後から実行単位を変更する機能はありません。
そのため、明細からヘッダへの転記を実現するには、お手数をおかけしますが、別途新規に作成していただく必要があります。
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
明細情報を含むレコードをどのように扱うか、選択による挙動の変化について詳しく解説しています。
自動処理設定:レコード単位/明細単位
別データベースに新しいレコードを追加する際の詳細な設定手順が記載されています。
自動処理設定:「レコード登録」パーツ
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