自動処理において、メール送信パーツの宛先に「データベース項目の値」を指定している場合、システムは実行時にその項目からメールアドレスを読み取ろうとします。
このとき、対象のレコード内で該当項目が空欄であったり、参照先のユーザー情報にメールアドレスが登録されていなかったりすると、送信先を特定できず「メール送信先が設定されていません」というエラーが発生します。
この挙動は、意図しない宛先への誤送信を防ぎ、データの正確性を保つための仕組みによるものです。
自動処理(メール送信)を実行した際、画面に「メール送信先が設定されていません」というエラーメッセージが表示され、メールが送信されない。
特に、顧客マスタや担当者マスタからメールアドレスを引用して送信する設定で、特定のレコードのみ失敗する場合に多く見られます。
主に以下の原因が考えられますので、設定内容やデータをご確認ください。
【確認箇所】 対象データベース>レコード一覧画面 または 閲覧画面
【確認・対処手順】
1. エラーが発生したレコードを特定し、詳細画面(閲覧画面)を開きます。
2. 自動処理のメール送信パーツで「宛先(TO/CC/BCC)」に指定している項目(例:「メールアドレス」や「担当者」など)に値が入っているか確認してください。
3. 項目が空欄である場合は、正しいメールアドレスを入力して保存した後に、再度自動処理を実行してください。
該当の項目が空欄のまま自動処理が実行されるのを防ぎたい場合は、項目設定にて「入力を必須にする」設定を行うか、自動処理の冒頭に「条件分岐パーツ」を追加して、項目が空欄(値なし)の場合は処理をキャンセルする設定を追加してください。
【確認箇所】 管理者設定>ユーザー設定>ユーザー管理
【確認・対処手順】
1. 宛先に指定している「ユーザー選択肢」項目で選択されているユーザー名を特定します。
2. 「ユーザー管理」画面にて、そのユーザーの登録情報を確認します。
3. 「メールアドレス」欄が空欄になっている、あるいはユーザー自体が削除されている場合は、メールを送信できません。有効なメールアドレスを登録するか、宛先を適切なユーザーに変更してください。
【確認箇所】 データベース設定>機能設定>自動処理設定>該当の自動処理>テスト実行
【確認・対処手順】
1. 自動処理の構成を確認し、メール送信パーツの直前で「レコード検索」パーツを使用していないか確認します。
2. 検索パーツの条件(例:顧客IDが一致するなど)によっては対象レコードが見つからず、後続のメール送信パーツに渡すアドレス情報が「空」になります。
3. 自動処理の設定画面から「テスト実行」を行い、検索パーツが「YES(1件以上)」のルートに進んでいるか、検索結果に意図したレコードが含まれているかを確認してください。
もし検索に失敗している場合は、検索条件に使用している項目の値が正しいか、マスタ側に該当のデータが存在するかを再確認してください。
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
メール送信パーツの基本的な設定方法や、宛先の指定ルールについて詳しく解説しています。
自動処理設定:「メール送信」パーツ
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