複数の明細行(商品A、商品Bなど)を自動的に1つのヘッダー項目へ集約する専用ボタンはありませんが、自動処理のロジックを工夫することで実現できます。
具体的には、自動処理を「明細単位」で実行させ、1行目の場合は値をそのまま代入し、2行目以降は「元の値」に対して区切り文字と新しい明細の値を「連結」して上書きしていくというステップを踏みます。
これにより、最終的にヘッダーの1項目内に全明細の情報が結合された文字列を作成できます。
明細項目をヘッダー項目へ連結して登録するための具体的な設定手順は以下の通りです。
ここでは「商品名(明細)」をヘッダーの「全商品名(テキスト1行または複数行)」に連結する例で説明します。
【設定箇所】 DB設定>機能設定>自動処理設定
「新規追加」ボタンをクリックし、以下の通り設定します。
・自動処理名:任意の名称(例:明細項目のヘッダー連結処理)
・実行単位:「明細単位」を選択
※実行単位は後から変更できないため、必ず作成時に「明細単位」を指定してください。
最初の明細行と、2行目以降で処理を分けるために配置します。
・パーツタイプ:「条件分岐」
・条件:【選択明細】「行番号」 が (直接指定)「1」 と等しい
1行目の場合は、ヘッダー項目をクリアして最初の値を入れます。
・パーツタイプ:「レコード更新」
・対象レコード:【選択レコード】(操作しているレコード自身)
・更新項目:連結先のヘッダー項目(例:全商品名)
・割り当てる値:【選択明細】「商品名」
既にヘッダーに入っている値の後ろに、区切り文字と次の明細の値を付け足します。
・パーツタイプ:「レコード更新」
・対象レコード:【選択レコード】
・更新項目:連結先のヘッダー項目(例:全商品名)
・設定内容:「連結」にチェックを入れる
・割り当てる値:「(元の値)」 + 「(直接指定)、」 + 「【選択明細】商品名」
※「、」の部分は「 / 」や改行など、任意の区切り文字を指定してください。
「メールボックス」オプションによる自動処理は、仕様上「1メールにつき1回起動」する「ヘッダー単位」の動きとなります。
そのため、メール解析で取得した明細データをその場で連結してヘッダーに格納することはできません。
代替案として、一度メールの内容をデータベースに登録(インポート)した後に、上記の「明細単位」の自動処理を「手動」または「タイマー実行」で起動させる運用をご検討ください。
※テキスト(複数行)項目の文字数上限は5,000文字です。連結する明細の数や文字数が多い場合、この上限を超えるとエラーになるためご注意ください。
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
レコード単位と明細単位の違いや、それぞれの処理回数の数え方について詳しく解説しています。
自動処理設定:実行単位(レコード単位/明細単位)
「連結」チェックボックスを利用して、既存の値に新しい文字列を付け足す設定手順について記載されています。
同じレコード内で、ある項目の値を別の項目に転記(コピー)する方法・設定手順
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