「楽楽販売」の標準機能である「値の重複を禁止する」設定を使用すると、重複時にシステムエラーとなり登録自体がブロックされます。
一方で、「登録自体は許可したいが、ユーザーに重複していることを知らせたい(警告を出したい)」という場合には、自動処理の中で「重複があるかどうかの確認」と「メッセージの表示」を制御する設定を行うことで、業務ルールに合わせた柔軟な運用が可能になります。
【設定箇所】
左パネル > データベース > 任意のデータベース > 設定(スパナアイコン) > 機能設定 > 自動処理設定
他データベース(例:請求管理データベース)へレコードを転記する自動処理において、以下のパーツ構成で設定を行います。◆1、◆2の手順で「重複の判定」を行い、◆3で「警告の表示」を制御します。
自動処理の先頭(または登録パーツの直前)に「レコード検索」パーツを配置し、転記先のデータベースに同じ番号が既に存在するかを検索します。
検索対象: 転記先のデータベース(例:請求管理データベース)を選択します。
検索条件: 「転記先の番号項目(例:見積もり番号)」が「【選択レコード】の番号項目」と「等しい」に設定します。
検索の結果、レコードが見つかった(=重複している)場合の「YES」ルートに、通常の「レコード登録」パーツを配置します。これにより、重複していてもデータは作成されます。
手順2の「レコード登録」パーツの直後に「処理キャンセル」パーツを配置し、詳細設定にて以下の通り設定します。ここでのポイントは「キャンセル設定」をオフにすることです。
キャンセル設定: 「このパーツ以前の処理はすべてキャンセルする」のチェックを外します。これにより、手順2での登録内容は取り消されず、データベースに保存されます。
結果判定: 「正常終了」を選択します。
メッセージ: 「※警告:この見積もり番号は既に登録されています。」など、ユーザーの画面に表示させたい任意の文章を入力します。
※重複がなかった場合(NOルート)には、手順3の警告パーツを含まない通常の「レコード登録」パーツのみを配置してください。
※この設定により、自動処理の完了画面において、重複がある時だけ指定した警告メッセージが黒文字で表示されます。
警告ではなく、データの正確性を保つために重複した値の登録を一切許可したくない場合は、項目設定の標準機能を利用してください。
【設定箇所】 データベース設定 > 基本設定 > 項目設定
対象項目(テキスト1行またはデータベースリンク項目)の「設定」ボタンをクリックし、「重複」欄にある「値の重複を禁止する」にチェックを入れて確定します。この設定を行うと、重複時にシステム標準のエラーメッセージが表示され、保存がブロックされます。
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
「処理キャンセル」パーツを使って、完了画面に独自のメッセージを表示させるための詳細な仕様が記載されています。
自動処理設定:「処理キャンセル」パーツ
「レコード検索」パーツを用いて、他のデータベースから特定のデータを抽出・判定するための設定方法です。
自動処理設定:「レコード検索」パーツ
データベース全体で一意の値を保持するための「重複禁止」機能の仕様について解説しています。
同じデータ(重複値)の登録を禁止することは可能か?
「楽楽販売」はお客様から頂戴したご意見・ご要望をもとに、
よりよく、寄り添う 販売管理クラウドを目指してまいります。
現在の仕様ではご希望の機能に対応しておりませんが、
お客様からの貴重なご意見として真摯に受け止め、今後の改善に役立ててまいります。
(記事ID:2666)