「楽楽販売」では、数値タイプや数値計算タイプの項目ごとに、端数が発生した際の処理ルール(丸め処理)を個別に設定する仕組みになっています。
1個単位では正しく計算されているのに、数量が増えた際に「切り上げ」のような挙動になる場合、消費税額を算出している項目、あるいは合計金額を算出している項目の「丸め方式」が「切捨て」以外(四捨五入や切上げなど)に設定されている可能性が高いです。
この設定を修正することで、システム全体の計算ロジックを「切捨て」に統一し、数量に関わらず一貫した計算結果を得ることができます。
【設定箇所】左パネル>[対象のデータベース]>設定(スパナアイコン)>基本設定>項目設定
消費税の計算にズレが生じている原因となっている項目を特定し、以下の手順で設定を変更してください。
◆1. 対象項目の設定画面を開く
「項目設定」の一覧から、消費税額を計算している項目(例:「消費税」「税額」など)の右側にある「設定」ボタンをクリックします。
◆2. 丸め処理の内容を修正する
項目詳細設定画面の下部にある「丸め処理(端数処理)」のセクションを確認し、以下の通り設定します。
・丸め方式:「切捨て」を選択します。
・丸め桁数:消費税を円単位で管理している場合は「1 の位」を指定します。
◆3. 設定を確定する
画面最下部の「確定」ボタンをクリックして保存します。
※消費税額を「単価×数量×0.1」のように計算している場合、この項目自体の丸め設定が「切捨て」になっていないと、数量を掛けた後の大きな数値に対して意図しない端数処理が行われてしまいます。
消費税を算出する計算式自体が複雑(例:税込金額 - (税込金額 / 1.1) のような逆算式)になっていることで、システムが端数を正確に判定できず、結果的に切り上げられたような値が表示されるケースが確認されています。
【現場での解決策】
計算の正確性を保つため、なるべく「税抜金額 × 0.1(または0.08)」といった、シンプルに税率を掛けるだけの数式に変更することを推奨します。数式をシンプルにすることで、項目設定で指定した「丸め処理(切捨て)」が確実に適用されるようになります。
項目設定で「丸め処理」を変更しても、すでに登録されている既存のレコード(データ)に対しては、自動的に新しい計算ルールが適用されることはありません。設定変更後に、過去のデータの計算結果も「切捨て」に修正したい場合は、以下の手順で再計算を行ってください。
【操作手順】
1. 対象データベースのレコード一覧画面を開きます。
2. 修正したいレコードのチェックボックスにチェックを入れます(全件対象の場合は左上の全体チェックを利用します)。
3. 画面左下のプルダウンメニューから「一括再計算」を選択し、「実行」ボタンをクリックします。
※「一括再計算」がメニューに表示されない場合は、メニュー設定の「処理設定」から「一括再計算」を追加してください。
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
切捨て、四捨五入、切上げといった各方式の定義や、丸め桁数の指定方法について詳しく解説しています。
項目設定:項目タイプ「数値」
計算式の作り方や、どのような操作を行った際に再計算が実行されるかの仕様が記載されています。
項目設定:項目タイプ「数値計算」
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