現在の「楽楽販売」の仕様では、項目タイプの「日時と時間量の計算」において、計算の基準となる「時間量」に他の「数値」項目の値を動的に参照して加算する機能はありません。
「日時と時間量の計算」項目で設定できる計算は、あらかじめ項目設定画面で「1年後」「6ヶ月後」といった「固定の値」を指定するか、2025年10月に追加された「期日計算」機能(基準日から〇ヶ月後の〇日を算出する機能)を利用する形式に限られます。
そのため、契約ごとに「2年」「3年」と異なる数値を入力し、その値に基づいて「契約満了日」を自動で計算して表示させるためには、お手数をおかけしますが、自動処理機能の「レコード更新」パーツを活用して、保存時に計算結果を書き込む仕組みを別途作成していただく必要があります。
項目設定のみで完結させることはできませんが、自動処理の「入力画面自動処理設定」を組み合わせることで、ユーザーが「確定」ボタンを押した直後に、システムが「契約開始日 + 契約期間(数値)」を計算し、その結果を「契約満了日」項目へ自動的に登録する運用が可能です。
以下の手順で、数値項目の値を日付の計算に利用する自動処理を構築してください。
◆1. データの受け皿となる項目を準備する
【設定箇所】 データベース設定 > 基本設定 > 項目設定
1. 「契約開始日」項目(タイプ:日時)を作成します。
2. 「契約期間」項目(タイプ:数値)を作成します。
3. 「契約満了日」項目(タイプ:日時)を作成します。
※自動計算結果を書き込むため、手入力ではなくシステムで更新する専用の項目として用意します。
◆2. 加算計算を行う自動処理を作成する
【設定箇所】 データベース設定 > 機能設定 > 自動処理設定
1. 「新規追加」より自動処理を作成し、「レコード更新」パーツを登録します。
2. パーツの「詳細設定」を開き、対象レコードに「【選択レコード】」を指定します。
3. 更新対象の項目一覧から「契約満了日」を探し、右側の「計算」にチェックを入れます。
4. 計算式を以下のように設定します。
・左辺:【選択レコード】の「契約開始日」
・演算子:「+」
・右辺:【選択レコード】の「契約期間」
・計算する単位:「年」または「月」を選択(運用に合わせて指定してください)
5. 「確定」ボタンをクリックして保存します。
◆3. メニュー設定で実行タイミングを紐付ける
【設定箇所】 データベース設定 > 基本設定 > メニュー設定
1. 普段入力に使用しているメニューの「設定」を開きます。
2. 「入力画面自動処理設定」の「設定」ボタンをクリックします。
3. 「登録」および「編集」の「実行する自動処理」プルダウンにて、手順2で作成した自動処理を選択し、「確定」します。
※これにより、ユーザーが入力画面で「確定」ボタンを押した瞬間に計算が走り、満了日が自動入力されます。
自動処理を用いた計算では、ユーザーが入力画面で値を打ち込んだ瞬間にリアルタイムで日付が表示されるわけではなく、一度「確定(保存)」の動作を挟んでから値が反映される点にご留意ください。詳細な仕様については、下記記事をご確認ください。
自動処理のパーツ内で、数値項目を「日」「月」「年」といった単位として扱い、日付に加減算する際の設定ルールについて解説しています。
自動処理設定:パーツ一覧と仕様
「入力画面自動処理設定」を利用して、ボタン操作なしで計算処理を完結させるための手順が記載されています。
自動処理設定:レコード操作の直後に自動実行
「楽楽販売」はお客様から頂戴したご意見・ご要望をもとに、
よりよく、寄り添う 販売管理クラウドを目指してまいります。
現在の仕様ではご希望の機能に対応しておりませんが、
お客様からの貴重なご意見として真摯に受け止め、今後の改善に役立ててまいります。
(記事ID:2706)