「楽楽販売」のメジャーバージョンアップ(Ver11.0)では、より使いやすい画面デザインを提供するためのシステム基盤の刷新を行いました。この刷新に伴い、画面上のHTML構造、CSSクラス名、および項目の配置(中央寄せから左寄せへの変更など)が一律で変更されています。
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などの外部ツールを利用して画面要素を特定している場合、ツール側で保持している「要素の場所(セレクタ)」の情報と、変更後の画面構造に差異が生じるため、従来のシナリオでは動作が停止する事象が発生します。システムの正確性と最新のセキュリティ基準を維持するための基盤変更であるため、個別の環境のみを旧デザインに戻すことはできません。
ユーザーの画面やRPAの実行環境において、以下のような具体的な事象が発生していることが報告されています。これらは画面要素の特定に失敗する主な要因となります。
主に以下の原因が考えられますので、設定内容やご利用のネットワーク環境をご確認ください。
Ver11.0以降、画面上のアイコンやフォントデータを外部サイトからリアルタイムに取得する仕様に変更されました。ご利用のパソコンやネットワーク環境でセキュリティソフト(例:i-FILTER等)を使用している場合、この通信が遮断されるとアイコンが表示されず、RPAが「ボタン」を特定できなくなることがあります。
【確認・対処手順】
貴社のIT管理部門へ、以下のURLを許可リストに追加するよう依頼してください。
・https://fonts.gstatic.com
・https://fonts.googleapis.com
該当のURLを許可することで、アイコンが正しく表示され、RPAによる要素特定が安定する可能性があります。
システム基盤の刷新により、「ボタン」や入力フォームのID、クラス名、階層構造が変更されています。個別の変更箇所のリスト提供は、お客様ごとのカスタマイズ状況により異なるため、原則として行っておりません。
【確認・対処手順】
1. RPAの編集画面を開き、エラーが発生しているステップを確認します。
2. 変更後の「楽楽販売」の画面上で、対象となる「ボタン」や入力欄の要素を再度キャプチャ(再取得)してください。
3. 座標指定を利用している場合は、項目名が左寄せになったことによるズレを考慮し、要素そのものを指定する方式への変更を推奨します。
新UIではトップメニューのタブ幅が広がり、表示領域に収まりきらずスクロールが発生する場合があります。これにより、RPAが目的のメニューを見つけられないことがあります。
【確認・対処手順】
1. 管理者設定 > トップページ設定 を開きます。
2. 「トップメニュー設定」から割り当てるタブの数を減らすか、または「メニュータブ設定」からタブ名を短い名称に変更し、画面内にメニューが収まるよう調整してください。
3. また、新UIでは左パネルの境界線をドラッグすることで表示幅を自由に変更できるようになったため、RPAの操作前にパネルを適切な幅に調整する工程をシナリオに加えることも有効です。
詳細な仕様の違いや変更内容については、下記記事をご確認ください。
Ver11.0で変更されたデザインや、RPA利用時の注意点についてまとめています。
製品UI変更のお知らせ
アップデートによって追加された機能や、廃止された設定(テーマカラー設定など)について解説しています。
Ver11.0 新機能のご紹介
「楽楽販売」はお客様から頂戴したご意見・ご要望をもとに、
よりよく、寄り添う 販売管理クラウドを目指してまいります。
現在の仕様ではご希望の機能に対応しておりませんが、
お客様からの貴重なご意見として真摯に受け止め、今後の改善に役立ててまいります。
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