新規受注時などに実行される自動処理において、以下のようなエラーメッセージが表示され、処理が失敗する事象が発生しています。
受注処理(新規入会):失敗
最終処理パーツ:請求先店舗に登録
'請求先店舗コード'に入力された値は、すでに別のレコードで設定されています。
この事象は、自動処理の「レコード登録」パーツが、既に他のレコードで使用されている「請求先店舗コード」を新しいレコードとして登録しようとした際に、「楽楽販売」のデータの正確性を保つための重複チェック機能によってブロックされることで発生します。
まずは、エラーが発生した「請求先店舗コード」が、登録先のデータベース(例:請求先マスタなど)に既に登録されていないかを確認してください。
【確認箇所】 [登録先のデータベース] > [レコード一覧画面]
【確認・対処手順】
1. 登録先となるデータベースの一覧画面を開きます。
2. 検索機能やフィルタを利用して、エラーに表示された「コードの値」で検索を行います。
3. 既にレコードが存在する場合、そのコードは「重複禁止」設定により二重登録ができません。既存のレコードをそのまま利用するか、不要なデータであれば削除をご検討ください。
※過去に似た名称の企業を削除したつもりでも、コード自体が別のレコード(枝番データや履歴データなど)で活きている場合、このエラーが発生します。
運用上、同じコードが複数のレコードに存在しても問題ない項目である場合は、重複禁止の設定自体を解除することでエラーを解消できます。
【確認箇所】 [データベース設定] > [基本設定] > [項目設定]
【確認・対処手順】
1. 対象データベースの「項目設定」一覧から、該当する項目(例:請求先コード)の「設定」ボタンをクリックします。
2. 「重複」の項目にある「値の重複を禁止する」のチェックを外します。
3. 「確定」ボタンをクリックして保存します。
※ただし、この項目が他のデータベースから「データベースリンク項目」の参照先(キー項目)として利用されている場合は、正確性を保つために重複禁止を解除できません。その場合は、手順3の自動処理の見直しを行ってください。
「既にデータがある場合は更新し、ない場合のみ新しく登録する」という動きに設定を変更することで、重複エラーを回避しつつ、常に最新の状態を維持できます。
【設定箇所】 [データベース設定] > [機能設定] > [自動処理設定]
【設定変更手順】
1. 該当の自動処理の「パーツ設定」を開きます。
2. 「レコード登録」パーツの直前に「レコード検索」パーツを追加します。
3. 「レコード検索」パーツの詳細設定にて、登録先データベースを対象とし、条件を「請求先コード = 【選択レコード】の請求先コード」と設定します。
4. 検索結果が「YES(既に存在する)」の分岐先には「レコード更新」パーツを配置し、既存レコードを上書きするように設定します。
5. 検索結果が「NO(存在しない)」の分岐先にのみ、元の「レコード登録」パーツを配置します。
該当の設定を確認し、データの有無によって処理を分ける「条件分岐」のロジックを取り入れてください。
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
項目設定における「値の重複を禁止する」機能の具体的な設定方法や、ヘッダ項目と明細項目での挙動の違いについて解説しています。
同じデータ(重複値)の登録を禁止することは可能か?(重複エラーの設定方法)
「レコード検索」パーツと「レコード更新」パーツを組み合わせて、二重登録防ぎながらデータを上書きする設定手順を詳しく説明しています。
自動処理で既存のレコードを更新したい(新規登録になってしまう場合の対処法)
他のデータベースを検索し、その結果(有無)によって処理を分岐させるための詳細な設定方法が記載されています。
自動処理設定:「レコード検索」パーツ
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