発注承認の担当者や案件の入力者など、「ユーザー選択肢」タイプの項目において、現在操作しているユーザー(ログインユーザー)の情報を初期値として自動セットできます。
この設定を行うことで、ユーザーが自分自身の名前をプルダウンから探して選択する手間を省き、入力漏れや誤選択を防止できます。
対象のDB全体で一貫した初期値を表示させる方法と、特定の入力画面(メニュー)ごとに個別の初期値を設定する方法の2通りがあります。
データベースの基本設定として初期値を登録する方法です。この設定を行うと、新規レコード登録画面を開いた際に、対象の項目に操作ユーザーの名前が自動的に入力された状態になります。
【設定箇所】 データベース設定(スパナアイコン) > 基本設定 > 項目設定
【設定手順】
1. 左パネルより、設定を変更したいデータベースの右横にあるスパナマークをクリックし、「項目設定」を開きます。
2. 初期値を自動表示させたい「ユーザー選択肢(1件選択)」項目の右端にある[設定]ボタンをクリックします。
3. 項目詳細設定画面の中ほどにある「初期値」のプルダウンメニューをクリックします。
4. 選択肢の中から「(ログインしているユーザー)」を選択します。
5. 画面下部の[確定]ボタンをクリックして保存します。
「項目設定」では初期値を空欄にしつつ、特定のメニューから入力する時だけ自分の名前を自動表示させたい場合に利用します。メニュー設定での初期値は、項目設定での初期値よりも優先して適用されるため、メニューごとに独自の入力ルールを設けることができます。
【設定箇所】 データベース設定(スパナアイコン) > 基本設定 > メニュー設定
【設定手順】
1. 対象データベースの「メニュー設定」画面を開きます。
2. 設定を変更したい「レコード入力タイプ」のメニュー行にある[設定]ボタンをクリックします。
3. 画面をスクロールし、「入力項目設定」の項目にある[設定]ボタンをクリックします。
4. 「項目」プルダウンから、ログインユーザーを紐づけたい項目を選択します。
5. 「初期値」のプルダウンにて「(ログインしているユーザー)」を選択します。
6. [追加]ボタンをクリックし、下の一覧に設定が追加されたことを確認します。
7. 最後に画面最下部の[確定]ボタンをクリックして保存します。
※レコード入力画面設定にて対象の項目を「編集不可(グレーアウト)」にしている場合、「強制登録」にチェックを入れないと、画面上では初期値が表示されず空欄になってしまい、確定時にも値なし(空欄)で登録されます。
編集不可にしている項目へ初期値を確実に反映させたい場合は、必ず手順4の画面で「強制登録」のチェックボックスにチェックを入れていることをご確認ください。
担当者情報を「ユーザー選択肢」項目ではなく、別データベース(社員マスタなど)と紐づける「データベースリンク項目」で管理している場合、項目設定画面には初期値の設定欄が表示されません。 この場合は必ず「メニュー設定」から設定を行う必要があります。
【設定箇所】 データベース設定 > 基本設定 > メニュー設定 > 入力項目設定
【設定手順】
1. 上記「2.」の手順と同様に、対象メニューの「入力項目設定」を開きます。
2. 「項目」で対象の「データベースリンク項目」を選択します。
3. 「初期値」の入力欄(または検索ボタン)にて、初期値としてセットしたい特定のユーザー情報を検索し、設定します。
4. [追加]ボタンをクリックし、[確定]ボタンをクリックして保存します。
※データベースリンク項目の場合、動的に「ログインしているユーザー」を特定してセットする機能はメニュー設定の初期値(固定値)にはありません。 ログインユーザーに応じた動的な紐づけが必要な場合は、自動処理の「レコード更新」パーツにて「(ログインしているユーザー)」を割り当てる運用をご検討ください。
「ユーザー選択肢」項目の項目設定にて、選択肢(プルダウンの候補)を「特定のユーザー」や「特定のユーザーグループ(例:営業部のみ)」に制限している場合にご注意ください。
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
「ユーザー選択肢」項目の作成方法や、ラジオボタン・プルダウンといった入力方式の切り替え、初期値の挙動について詳しく解説しています。
項目設定:項目タイプ「選択肢」「ユーザー選択肢」
部署や役割ごとにメニューを分け、それぞれに最適な初期値をセットするための「メニュー設定」の活用テクニックを紹介しています。
入力メニューごとに異なる初期値を設定する方法
項目設定画面に初期値欄がない「データベースリンク項目」において、メニュー設定を介してデフォルト値を表示させる手順を記載しています。
DBリンク項目に初期値(固定値)を設定する方法
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