集計用のデータベース・処理を作成することで実現できる可能性があります。
ユーザーが実現したい表の形式や、集計対象となるデータの所在に合わせて最適な方法を選択してください。
<メリット>
設定が比較的容易で、システムが自動で合計や平均を算出します。ドリルダウン機能により、数値の根拠となるレコード一覧へ即座に遷移できます。
<デメリット>
集計の内訳(軸)に指定できる項目は最大3つまでです。また、DBリンクで繋がっていない全く別のデータベース同士の値を1つの表に合算して表示することはできません。
【設定箇所】 DB設定 > 機能設定 > 集計設定
手順:
1. 「新規追加」をクリックし、集計単位(レコード単位または明細単位)を選択します。
2. 「集計項目設定」にて、合計したい金額やレコード数などの項目を指定します。
3. 「内訳項目設定」にて、表の縦軸・横軸に表示したい項目(例:案件コード、担当者、支払年月など)を最大3つまで指定します。
4. 支払年月などの日時項目を軸にする場合は、「集計区分」で「範囲で指定」にチェックを入れ、月単位や週単位での集計を有効にします。
下記記事もご参考ください。
集計結果を週ごと/月ごとに分けて表示する方法
下記記事には、数値の合計・平均・最大最小の算出方法や、結果をグラフで表示するための基本的な設定手順が記載されています。
集計設定(記事ID:1572)
具体的なイメージは下記の記事をご参照ください。
集計:自動処理を活用し、業務データを集計する
<メリット>
複数のデータベース(例:受注DBと出荷DB)から必要な数値だけを抜き出し、1つのレコードに「受注金額」と「出荷金額」を並べて表示させるといった、標準機能では不可能なレイアウトが実現できます。Excelへの出力も容易になります。
<デメリット>
集計用のデータベースを別途作成する必要があり、自動処理の設定(検索・登録・更新)の構築に工数がかかります。
【設定箇所】 管理者設定 > データベース設定 > 機能設定 > 自動処理設定
手順:
◆1 集計専用のデータベースを新規作成する
「集計用DB」を作成し、キーとなる項目(例:案件コード)と、各DBから集約したい数値項目(例:受注金額、出荷金額、月別項目など)を用意します。
月別の推移を見たい場合は、「1月」「2月」...と12ヶ月分の数値項目を横に並べて作成する工夫も有効です。
◆2 元となる各DBに転記用の自動処理を作成する
「受注DB」と「出荷DB」のそれぞれに、以下のパーツ構成で自動処理を作成します。
1. 「レコード検索」パーツ: 集計用DBを検索し、同じキー(案件コード等)のレコードが既に存在するか確認します。
2. 「条件分岐」パーツ(YES/NO): 検索結果の有無で処理を分けます。
3. 「レコード更新」パーツ(YESの場合): 既存の集計用レコードに対し、「(元の値)+ 今回の発生金額」という計算式を用いて数値を加算更新します。
4. 「レコード登録」パーツ(NOの場合): 集計用DBに新しくレコードを作成し、今回の金額を登録します。
◆3 実行タイミングを設定する
メニュー設定の「入力画面自動処理設定」にて、データの登録・編集確定時にこの自動処理が動くよう設定します。
これにより、現場でデータが更新されるたびに、集計用DBの数値がリアルタイムで最新の状態に保たれます。
(記事ID:2228)