現在の「楽楽販売」の仕様では、項目タイプ「数値計算」を用いて明細項目のデータから「最小値」や「最大値」を自動で抽出する機能はありません。「数値計算」項目で明細項目を対象にできる計算種類は、データの正確性を保つための仕組み上、「合計」「平均」「レコード数(行数)」の3種類に限定されています。
そのため、例えば「複数の明細行に入力された単価の中から、最も安い価格を見出し(ヘッダ)項目に表示させたい」といった課題を解決するには、お手数をおかけしますが、自動処理機能の「レコード検索」パーツを活用して、最小値を持つ特定の行を特定し、値を転記する仕組みを別途新規に作成してください。
標準の計算機能では対応できませんが、自動処理の中で「明細行を値の小さい順に並べ替えて、先頭の1件だけを抜き出す」という操作を行うことで、実質的に最小値を抽出して見出し項目へ反映させることができます。
以下の手順で、明細行の中から最小値を特定し、見出し(ヘッダ)項目へ自動で書き込む設定を構築してください。
【設定箇所】 データベース設定>基本設定>項目設定
まず、抽出した最小値を保存するための項目を「数値」タイプ(または「テキスト(1行)」タイプ)で作成します。
※「数値計算」タイプでは自動処理による値の書き込みができないため、必ず手入力可能なタイプを選択してください。
【設定箇所】 データベース設定>機能設定>自動処理設定
「新規追加」ボタンをクリックし、任意の名称(例:最小値抽出処理)で自動処理を作成します。実行単位は「レコード単位」を選択してください。
自動処理の最初のパーツとして「レコード検索」パーツを登録し、詳細設定にて以下の通り設定します。
手順3の「YES(検索結果あり)」の先に「レコード更新」パーツを配置し、詳細設定にて以下の通り設定します。
【設定箇所】 データベース設定>基本設定>メニュー設定
作成した自動処理を、入力画面の「確定時」に動くように設定するか、一覧画面に「ボタン」として配置することで、ユーザーが意識することなく最小値が反映されます。
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
検索結果を明細単位で取得する方法や、並び順の指定、1件絞込みの仕様について詳しく解説しています。
自動処理設定:「レコード検索」パーツ
検索した結果の値を他の項目へ転記する際の設定手順や、更新対象の指定方法について記載されています。
自動処理設定:「レコード更新」パーツ
数値計算タイプで明細項目を対象にできる「合計」「平均」「レコード数」の仕様について解説しています。
項目設定:項目タイプ「数値計算」
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