仕様上、同一のレコード一覧画面の中で「ステータスがAの行はボタンを表示し、Bの行は非表示にする」といった、レコード(行)ごとの動的なボタン表示制御はできません。
そのため、ユーザーの運用に合わせて「メニューを分ける」か「処理自体に制限をかける」かのいずれかを選択してください。
<メリット> 処理が必要なレコードだけが画面に並ぶため、ユーザーが迷わず操作でき、誤操作(二重実行)を物理的に防ぐことができます。
<デメリット> ステータスごとにメニュー(左パネルの項目)が増えるため、メニュー構成の整理が必要になります。
【設定箇所】
データベース設定 > 基本設定 > メニュー設定
【設定手順】
1. 絞込み設定の作成
「ステータス = 見積もり作成」など、「ボタン」を表示させたい状態のレコードだけを抽出する「絞込み設定」を事前に作成します。
2. 専用メニューの作成
「レコード一覧タイプ」のメニューを新規作成し、全体設定にて手順1で作成した絞込みを割り当てます。
3. 処理の割り当て
メニュー設定内の「処理設定」にて、実行したい自動処理ボタン(例:「受注確定」ボタン)を追加し、「ボタン」のチェックボックスにチェックを入れます。
4. 処理後メニューの作成
同様の手順で、処理完了後のステータス(例:受注確定)のみを表示するメニューを別途作成します。こちらのメニューでは、処理設定にて「ボタン」のチェックを外します。
※自動処理の中で「ステータスを更新」する設定にしておけば、「ボタン」押下と同時にレコードが「未処理メニュー」から消え、「処理済みメニュー」へ移動する運用が実現できます。
<メリット> 1つのメニュー内で運用を完結でき、「ボタン」が押されたとしてもシステム側で実行をブロックするため、データの正確性を保てます。
<デメリット> 「ボタン」自体は画面上に残るため、ユーザーが「なぜボタンを押しても動かないのか」と混乱しないよう、メッセージ表示などの工夫が必要です。
【設定箇所】
データベース設定 > 機能設定 > 自動処理設定
【設定手順】
1. 条件分岐パーツの追加
対象の自動処理の「パーツ設定」画面にて、一番先頭(No.1)に「条件分岐」パーツを登録します。
2. 実行可否の条件設定
詳細設定にて、処理を許可する条件を設定します。
(例)「ステータス」 が (直接指定)「見積もり作成」 と等しい
3. 処理の配置
「YES(条件合致)」の方向に、本来行いたい処理(レコード登録や更新など)を移動または作成します。
4. 中断時のメッセージ設定(推奨)
「NO(条件不一致)」の方向に「処理キャンセル」パーツを配置し、メッセージ欄に「このレコードは既に受注確定済みのため、処理できません」といった文言を設定します。これにより、ユーザーに理由を明示して処理を安全に終了させることができます。
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
「条件分岐」パーツを使用して、データの状態に応じた処理の実行制限やメッセージ表示を行う具体的な方法が記載されています。
自動処理設定:「条件分岐」パーツ
一覧画面や閲覧画面において、特定の自動処理ボタンを出し分けるためのメニュー単位の設定手順です。
メニュー設定:レコード一覧タイプ(処理設定)
(記事ID:2877)