数値計算項目(四則計算)を利用することで、税込金額の合計から消費税額を逆算し、自動表示させることができます。
この設定を行うことで、明細ごとの計算ではなく、ヘッダー側でまとめて端数処理を行うことが可能となり、インボイス制度の端数処理ルール(税率ごとに1回の端数処理)に対応した正確な消費税額の算出が実現できます。
以下の手順で、消費税額を算出する数値計算項目を設定してください。
【設定箇所】 [DB設定] > [基本設定] > 項目設定
「項目設定」にて、タイプを「数値計算」に設定した項目(例:内、消費税額)を新規作成します。
作成した項目の詳細設定画面にて、計算方法に「四則計算(式入力)」を選択し、計算式を入力します。
税込金額合計 / 1.1 * 0.1(または 税込金額合計 * 0.1 / 1.1)8%と10%の税率が混在するデータを取り扱う場合は、「条件を指定する」にチェックを入れ、税区分(税率)ごとに計算式を分岐させます。
税込金額合計 / 1.08 * 0.08税込金額合計 / 1.1 * 0.1■計算式設定時の重要注意点(整数の割り算について)
計算式内で 8 / 108 のように整数同士の割り算を直接入力すると、自動処理等の実行時に小数点以下が切り捨てられて計算結果が「0」になる仕様があります。
数値を直接入力して除算を行う場合は、8.0 / 108.0 のように小数表記にするか、税率を保持したDB項目(例:0.08)を参照する形式で記述してください。
複数税率の計算設定やインボイス制度対応の考え方については、下記マニュアル・FAQをご確認ください。
税率マスタを活用した複数税率の計算設定や、数値計算項目での税区分自動判定について解説しています。
内税と外税が混在する受注データで正確に消費税を計算・自動表示する方法
数値計算項目の四則計算(式入力)における条件指定や丸め処理の設定仕様について解説しています。
項目設定:項目タイプ「数値計算」
(記事ID:3073)