現在の「楽楽販売」の仕様では、プログラミングのような「Whileループ(条件を満たすまで繰り返す)」機能は備わっていません。
しかし、自動処理において「条件分岐」パーツで数値を判定し、その先に「レコード更新」パーツを必要な数だけ並べて配置することで、擬似的に「入力された数値と同じ数の明細行を作成する」という挙動を実現できます。
この設定を行うことで、例えば「受注データベースで入力した数量分だけ、出荷指示データベースにシリアル管理用の明細行を自動生成する」といった運用が可能になり、手動で明細行を追加する手間とミスを大幅に削減できます。
本手順では、データベース1(受注データベース)の「数量」項目に入力された値に基づき、データベース2(出荷指示データベース)にその行数分の明細を作成する例を解説します。
※1つの自動処理フローで通過できるパーツ数の上限(20個)の都合上、1回の処理で作成できるのは最大19行までです。
【設定箇所】 データベース設定 > 機能設定 > 自動処理設定
データベース1(転記元)の自動処理設定にて、「新規追加」をクリックします。
この際、対象の「数量」項目が明細項目の場合は、実行単位は必ず「明細単位」を選択してください。
「条件分岐」パーツを配置し、作成したい行数の最大値から順に判定を行います。
例:[条件]:「数量」が「19」「と等しい」
※NOの方向には、さらに条件分岐パーツを右につなげていき、「18と等しいか?」「17と等しいか?」とカウントダウンするように設定します。
条件に合致した(YES)の先に、以下の順でパーツを配置します。
パーツA(レコード登録):データベース2に新しいレコードを1件登録します。
パーツB(レコード更新):更新対象を「パーツAの【登録レコード】」に指定し、明細更新方法を「新しい明細行を末尾に追加」に設定して、2行目の明細を作成します。
パーツC(レコード更新):更新対象を「パーツBの【更新レコード】」に指定し、同様に3行目の明細を作成します。
この「直前のパーツで更新されたレコードに対して、さらに明細を1行追加する」というレコード更新パーツを、判定した数値の数だけ(例:19なら登録1回+更新18回)数珠つなぎに配置します。
※自動処理の1フローあたりのパーツ通過数上限は20個です。19行を超える明細を一度に作成したい場合は、自動処理を複数に分けるか、「自動処理連続実行オプション」の併用をご検討ください。
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
明細行を1行ずつ処理対象とするための「実行単位」の仕様について詳しく解説しています。
自動処理設定:実行単位(レコード単位/明細単位)
「新しい明細行を末尾に追加」など、既存レコードに明細を書き込む際の設定方法について記載しています。
自動処理設定:「レコード更新」パーツ
1つの処理フローで利用可能なパーツ数の数え方や上限について解説しています。
自動処理のパーツ数上限
「楽楽販売」はお客様から頂戴したご意見・ご要望をもとに、
よりよく、寄り添う 販売管理クラウドを目指してまいります。
現在の仕様ではご希望の機能に対応しておりませんが、
お客様からの貴重なご意見として真摯に受け止め、今後の改善に役立ててまいります。
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