現在の「楽楽販売」の仕様では、特定の項目(ステータスなど)の値が「完了」になったことをトリガーとして、そのレコードに対する「編集」や「削除」のアクセス権を自動的に剥奪したり、操作ボタンを非表示にしたりする機能はありません。
「楽楽販売」のアクセス権は、ユーザーやユーザーグループ、あるいはメニュー単位で一律に適用される仕組みとなっており、レコード1件ごとのデータ状態に合わせてリアルタイムに権限を切り替えることはできない仕様です。
そのため、特定のステータスになったデータの改ざんや誤削除を防止するためには、お手数をおかけしますが、絞込み設定を活用して「操作可能なメニュー」と「閲覧専用(更新・削除不可)のメニュー」を分けて運用していただく必要があります。
既存のアクセス権を動的に変えることはできませんが、ユーザーがアクセスするメニューを出し分けることで、実質的に「完了したデータは編集・削除させない」運用を実現するための具体的な設定手順をご案内します。
【設定箇所】 左パネル > [対象のデータベース] > 設定(スパナアイコン) > 表示設定 > 絞込み設定
まず、操作を許可するデータ(進行中)と制限するデータ(完了)を分けるための条件をあらかじめ作成します。
【設定箇所】 左パネル > [対象のデータベース] > 設定(スパナアイコン) > 基本設定 > メニュー設定
ユーザーが業務を行う際の入り口を、データの状態に合わせて2つ用意します。
【設定箇所】 メニュー設定 > メニューB(閲覧用)の「設定」 > 表示設定
完了したデータを表示するメニューBにおいて、ユーザーがデータを変更できないように制限をかけます。
「レコード操作のボタン」欄にある「編集」および「削除」のチェックを外して確定します。この設定により、このメニューからレコードを開いた際には「編集」ボタンや「削除」ボタンが表示されなくなるため、全ユーザーに対して一律で更新・削除を制限できます。
【設定箇所】 メニュー設定 > 各メニューの「設定」 > 全体設定
メニューをクリックした瞬間に、適切なデータだけが表示されるように紐付けを行います。
以上の設定により、ユーザーは「メニューA」で進行中のデータのみを編集し、完了したデータは「メニューB」へ自動的に移動して閲覧のみ(編集・削除不可)となるため、システム全体の正確性を保った運用が実現できます。
<メリット>
承認フローの段階(承認ポイント)に合わせて、自動的に項目をロックできます。最終承認が終わった後のレコードを編集不可に設定することで、決裁後のデータ改ざんをシステム的に防止できます。
<デメリット>
レコードの「削除」ボタン自体をステータスに応じて動的に消すことはできません(削除制限はメニュー設定またはアクセス権に依存します)。
【設定手順】
【設定箇所】 左パネル > [対象DB] > 設定(スパナアイコン) > 承認設定 > 承認フロー設定
1. 運用中の承認フローの「設定」ボタンをクリックします。
2. 「承認ポイント設定」の「設定」ボタンをクリックします。
3. 最終的な「決裁完了」となる直前の承認ポイント、または保護を開始したいポイントの「設定」ボタンをクリックします。
4. 「項目の編集」セクションにて、「すべて編集不可」を選択するか、個別に保護したい項目にチェックを入れます。
5. 「確定」ボタンをクリックして保存します。
※この設定により、その承認ポイントに到達した時点(または承認された時点)から、ユーザーはレコードの編集ができなくなります。
メニューを分ける運用を行う際は、ユーザーが「デフォルトの一覧画面(左パネルのデータベース名をクリックした際の画面)」からアクセスすると、上記のメニュー制限が効かない場合があります。そのため、データベース全体設定にて「デフォルトのメニュー」を制限付きのメニューに指定するか、アクセス権設定で「一覧参照」の権限を外し、作成したメニュー経由でのアクセスのみを許可する設定を併せてご検討ください。
メニューの新規作成方法や、一覧画面・閲覧画面でのボタンの出し分け設定の詳細について解説しています。
メニュー設定:メニューの追加手順
特定のステータスや条件でレコードを抽出するための、基本的な条件設定の手順を記載しています。
絞込み設定
作成した「操作用メニュー」と「閲覧用メニュー」を、部署や役割に応じて出し分けるためのアクセス権設定について解説しています。
ユーザごとに一覧画面の表示項目を出し分ける(見える項目を変更する)方法
「楽楽販売」はお客様から頂戴したご意見・ご要望をもとに、
よりよく、寄り添う 販売管理クラウドを目指してまいります。
現在の仕様ではご希望の機能に対応しておりませんが、
お客様からの貴重なご意見として真摯に受け止め、今後の改善に役立ててまいります。
(記事ID:2729)
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
一覧画面や閲覧画面で、特定のユーザーやメニューに対して「編集」や「削除」ボタンを出さないようにする具体的な設定手順を解説しています。
メニュー設定:レコード一覧タイプ(表示設定)(記事ID:1565)
承認のステップに合わせて、特定の項目を編集できないようにロックする「項目の編集」機能の詳細な仕様について記載されています。
承認フロー設定:画面ごとの詳細(記事ID:1578)
メニュー設定からボタンを制御する際の基本的な考え方と、反映範囲(一覧画面と閲覧画面の両方に適用される点など)について解説しています。
一覧画面の各ボタン(編集/削除など)を非表示にする方法(記事ID:2226)