マニュアル

自動処理設定:「メール送信」パーツ

作成者: 非表示執筆者|2024.12.04

メール送信を行うパーツです。
送信先は、本システムに登録されているユーザ・ユーザグループだけではなく、
DBの「Eメール」項目に格納されているメールアドレスや「ユーザ選択肢(1件選択)」や
「ユーザ選択肢(複数選択)」項目に格納されているユーザ宛にも送信することができます。

また、メールの件名・本文にDBのレコードのデータを流し込むことや、
自動処理で作成したExcelファイルを添付することもできます。

「メール送信」パーツで送信したメールの履歴は、ログ一覧で確認できます。


「楽楽販売」はメール配信サービスではないので、外部へのメール送信は1日100通までの
制限があります。
(本システムのユーザとして登録されているアドレスは例外です。
 詳細は下記記事をご覧ください。)
 「楽楽販売」からのメール送信数が1日100通を超えた場合の挙動

メールマガジンなどの大量配信用途をご検討のお客様には、
配配メール」という専用のサービスを提供しています。


送信先とFrom(詳細設定1/2)

「メール送信」パーツの詳細設定では、はじめに送信先と送信元アドレスを設定します。

TO / CC / BCC

宛先の指定方法は下記の3通りです。

指定方法

操作

備考

ユーザ・ユーザグループの選択ボタン

ユーザまたはユーザグループ
を選択

このパーツが実行されると、常にこのユーザへ送信されます。

DB項目の選択ボタン

DB項目を選択(「Eメール」項目
または「ユーザ選択肢(1件選択)」、「ユーザ選択肢(複数選択)」項目)

対象レコード(の選択項目の値)によって宛先が変わります。

メール送信先
登録ユーザ以外

メールアドレスを直接入力

このパーツが実行されると、常にこのアドレスへ送信されます。














CCとBCCの入力欄は初期状態では上図のように閉じていますが、「設定を表示」を
クリックすると設定欄が表示されます。設定方法はTOと同じです。

From / Reply

送信元アドレスの指定方法は下記の2通りです。

指定方法

操作

備考

ユーザ選択

ユーザを選択

(ログインしているユーザ)という選択肢を選ぶと、自動処理を実行したユーザの
アドレスが設定されます。

直接入力

メールアドレスを直接入力

ユーザ以外のメールアドレスも設定できます。







「REPLY_TOを設定する」のチェックを入れると、FROMと同一の設定欄がもう1セット
追加されます。

メールを受け取った側が返信の操作をすると、通常の返信先は送信元アドレス(FROMアドレス)となりますが、REPLY_TOを設定すると、返信先としてFROMとは別のアドレスが
初期設定されます。

FROMアドレスに返信してほしい場合は、REPLY_TOを設定する必要はありません。
宛先と送信元を設定したら、「次へ」ボタンをクリックします。

 

本文と添付ファイル(詳細設定2/2)

次に、メール本文と添付ファイルを設定します。
件名と本文には一般的なメール同様に文章を入力できる他、「ターゲット」機能が
あります。

ターゲット

例えば、氏名とメールアドレスが登録されているDBからそのアドレス宛にメールを送る
自動処理の場合、メールに記載されるべき宛名は処理対象のレコードによって異なります。

顧客名

メールアドレス

メールに表示させたい名前

働く太郎

rakusu.taro@example.com

>働く太郎 様

働く次郎

rakusu.jiro@example.com

>働く次郎 様



どのレコードを処理するかによって宛名が変わるため、事前に行う詳細設定には
太郎様とも次郎様とも書けません。

このようなケースで、対象レコードによって変化する文字列をメールに挿入するのが
「ターゲット」機能です。

ターゲットの設定手順は下記の通りです。

  1. 本文編集欄の下にある「ターゲット」のプルダウンボックスと「選択」ボタン
    文中に挿入したいデータを選択し、「件名に挿入」または「本文に挿入」
    をクリック
    します。




  2. 下図のように###で挟まれた英数字が件名または本文に挿入されます。
    自動処理を実行すると、この部分が先ほど選んだデータ(今回は顧客名)に
    変換されます。






    ###で挟まれた部分に手を加えないよう注意しながら、文章を編集します。
    もちろん、文章編集の後にターゲットを挿入しても構いません。






ターゲットを挿入すると、下図のように凡例が追加表示されていきます。





ターゲットには下記の種類があります。

選択肢

説明

【レコード】 [DB名] 項目

DB項目に登録されているデータ。
DBリンク項目がある場合はリンク先のデータも使用できます。

(ログインしているユーザ)

自動処理を実行したユーザーのユーザ名

(現在日時) 

自動処理を実行した時間

送信先ユーザ名 

このメール送信パーツの宛先になるユーザ名

URLを記載

レコードの閲覧画面のURL
※プルダウンでメニューを選ぶことで、閲覧画面の
 表示に関する設定を決められます。



明細情報を記載する方法

明細項目もヘッダ項目と同様にターゲットとして挿入できますが、下表のようにそのまま
記載するとカンマ区切りとなり、やや読みにくい結果になります。

記述

出力結果

品名:###100000###
単価:###100001###

品名:ノートパソコン,プリンター,電源タップ
単価:245000,12800,1500



改行区切りの読みやすい文面を出力するには、LOOPという特殊な記法をお使いください。
記述

出力結果

###LOOP:BEGIN###
品名:
###1000000###
単価:
###1000001###

###LOOP:END###

品名:ノートパソコン
単価:245000
品名:プリンター
単価:12800
品名:電源タップ
単価:1500


LOOPは、BEGINの次の行からENDの前の行までの内容をデータの数(上の例では
明細行の数)だけ繰り返し出力します。


【例】LOOP機能の応用

記述

出力結果

■1万円以上の明細
###LOOP:BEGIN###
品名:
###1000002###
単価:
###1000003###

###LOOP:END###

■複数選択肢項目
###LOOP:BEGIN###
・###1000004###
###LOOP:END###

■1万円以上の明細
品名:プリンター
単価:12800

品名:ノートパソコン
単価:245000

■複数選択肢項目
・価格…満足
・品揃え…不満

 

  • LOOP行はBEGINもENDも実際には出力されないため、設定画面での記述より
    上に詰まって出力されます。

  • 明細項目をターゲットに指定すると、すべての行が行番号順に出力されますが、
    「メール送信」パーツの前に「レコード検索」パーツを置き、ターゲット挿入時の
    プルダウンボックスで【検索レコード~】を選ぶと上記【例】のようなこともできます。

    この例は検索条件を「単価が1万円以上」と設定し、検索結果の順序を単価の
    昇順とした場合の結果です。
    詳しい設定方法はレコード検索パーツの記事をご覧ください。

  • LOOPは何セットでも使用できます。
    ただし、入れ子のような組み合わせはできません。
    ENDの上に空行をおかない場合、この例のように間を空けず連続して出力されます。

 

データの表示形式の指定

ターゲットで追加した項目が「数値」項目や「数値計算」項目、「日時と日時の計算」項目
のとき、メール内は項目設定に従った形式で記載できます。




ファイル添付

「メール送信」パーツではファイルを添付することもできます。
ファイルは4つまで添付でき、1ファイルあたり1MBが上限です。
メール本文設定画面の最下部にて指定します。

添付できるファイルは下記の3通りです。

  • ファイルタイプおよびイメージタイプの項目に格納されたファイル
  • メール送信パーツの詳細設定でアップロードしたファイル(※1)
  • 自動処理で生成したExcelファイル (※2)

※1 このパーツが送信するメールには常に同じファイルが添付されます
※2 同じ自動処理内で生成したものか、自動生成ファイル項目にリンクがある
  ファイルを添付できます

添付ファイルは通常zip形式で圧縮して送信されますが、圧縮せずに送ることもできます。

【設定画面】










①「そのままのファイル形式で送信する」を選ぶと添付ファイルを圧縮しません。
②レコードに登録されたファイルや生成ファイルを添付します。
③お使いのパソコン内のファイルをアップロードできます。

画面最下部の「確定」ボタンをクリックすれば詳細設定は完了です。



100通制限の詳細とカウント基準

「メール送信」パーツによるメール送信には 「1日100通」 という上限が定められています。この制限の詳細についてご説明します。

  • 本システムのユーザとして登録されているメールアドレス(登録アドレス)は
    カウントしません。

  • 本システムのユーザとして登録されていないメールアドレス(登録外アドレス)宛の
    メールをカウントしますが、正確には通数カウントと併せてアドレスでもカウントしています。

  • 宛先の指定方法とカウント数は無関係です。
    「登録ユーザ以外」の直接入力欄で指定されたアドレスであっても、ユーザとして
    登録されていればカウントしません。

  • システム設定 > 送信メールサーバ設定を行い、お客様がご用意した
    サーバからメールを送信する状態であれば、この制限はかかりません。
    宛先に関係なく、何通でも送れるようになります。

【例】カウント結果

1通のメールの送信先が
(TO/CC/BCCは無関係)

カウント

備考

登録アドレスA
登録アドレスB

0

登録アドレスはいくつあってもカウントしません。

登録外アドレスa
登録外アドレスb

2

1通のメールでも宛先の分だけカウントされます。

(↑のメールと同じ日に)
登録外アドレスa

1

同じ宛先でも違うメールなら別途カウントされます。
日が改まれば別カウントです。



下記2つの条件両方に該当する時、そのメール送信は行われず処理自体もエラーとなります。

  • メール送信パーツ実行時点で、その日の外部送信カウントが100を超えている。
    処理開始時点のカウントが100以下の状況で、自動処理を実行しその日の外部送信カウントが100を超える場合、該当の自動処理は成功しメールが送信されます。

  • 実行されるメール送信パーツの宛先内に、登録外アドレスを含んでいる。
    宛先の内1つでも登録外なら、登録アドレス宛にも送られません。

上記に該当する場合はメールを送る前にエラーになるため、メール送信ログ一覧
には載りません。