「楽楽販売」の一覧画面において、特定の条件に合致する明細行のみを絞り込んで表示することはできません。
現在の「楽楽販売」の仕様上、特定の絞り込み条件に合致する明細行のみを一覧画面に抽出して表示することはできません。
絞り込みを実行した場合は、条件に合致する明細行が含まれるレコード全体が表示される仕様です。
特定の明細行のみを区別したい場合や、特定の明細行のデータを集計したい場合は、下記に示す代替案をご検討ください。
一覧画面で特定の明細行のみを抽出することはできませんが、強調設定機能を使用することで、条件に合致する特定の行に色をつけて視覚的に見分けやすくすることができます。
特定の条件を満たす行を色づける際の設定手順は下記の通りです。
設定個所:DB設定>表示設定>レコード一覧画面設定>設定
上記の設定を行うことで、一覧画面上で条件を満たす特定の行だけが色づけされ、レコード全体が表示されている状態でも目的の明細行を簡単に判別できます。
設定方法の詳細は下記の記事をご確認ください。
レコード一覧画面設定:コメント表示設定/強調設定
特定の明細行に含まれる数値データを集計して確認することが目的である場合は、集計設定機能を用いることで目的のデータをご確認いただけます。
設定箇所:DB設定>機能設定>集計設定
設定方法の詳細は下記の記事をご確認ください。
集計設定
どうしても特定明細行のみ一覧化して確認したい場合、「明細集計用DB」を新設し、自動処理を使って「1つの明細行 ➔ 1つの新規レコード」として個別に登録・蓄積していくことで、親レコードを跨いだ特定の明細行だけをフラットな1つのリスト(レコード一覧)として表示・管理することが可能になります。
この方法は、1レコードに登録可能な明細行数のプラン上限(100行〜500行)の制限を受けないため、大量の明細データを集約・分析したい場合に非常に有効な設計です。
ただし、データベースと自動処理の作成、実行やデータ削除運用などが必要になるため、上記代替案1と2で対応可能な場合はそちらでご対応いただくことをおすすめいたします。
【設定箇所】 管理者設定 > データベース設定 > データベースの新規作成
【設定箇所】 抽出元となる大元DBの [スパナマーク] > 機能設定 > 自動処理設定
自動処理を新規作成する際、実行単位を必ず「明細単位」に指定して作成します。
(※新規作成時のみ選択可能です。これにより、レコード内の全明細に対して処理が1行ずつ実行されます)
自動処理の内部に、以下の2つのパーツを順番に配置します。
| 順番 | パーツ種別 | 詳細設定の内容 |
|---|---|---|
| 1 | 条件分岐 | ・対象レコード: 【選択明細】 を指定します。 ・条件: 抽出したい明細の条件(例:明細の「対応ステータス」が「未処理」と等しい、など)を設定します。 |
| 2 | レコード登録 | ※条件分岐の「YES(下方向)」ルートの先に配置します。 ・対象(登録先)DB: 「明細集計用DB」を指定します。 ・登録内容の割り当て: 明細集計用DBの各ヘッダ項目に対し、割り当てる値として大元の【選択明細】の各項目(商品名、数量、単価、レコードID等)を1対1でマッピングします。 |
抽出元DBの「メニュー設定」にて、作成した自動処理を「ボタン」または「一覧画面のプルダウン(一括実行用)」として配置します。
実行すると、条件に合致した明細行の数だけ、明細集計用DBに独立したヘッダレコードが1件ずつ自動登録されます。
登録されたレコードは、明細集計用DBの一覧画面から、通常の詳細検索やグラフ・クロス集計機能を使って自在に管理できます。
自動処理の実行単位が「明細単位」の場合、大元の親レコードに明細行が1行も登録されていない(ヘッダのみの)状態のときは、システム仕様上、この自動処理自体が起動されません。必ず明細が1行以上含まれているレコードを対象に実行してください。
明細行をすべて個別レコードに変換するため、データ件数が非常に速いスピードで増加します。
「楽楽販売」の1データベースあたりの推奨登録件数は50,000件であるため、容量圧迫を防ぐために、集計や外部CSV出力が完了した過去の不要データは、「自動処理の一括削除機能(最大5,000件)」などを用いて定期的に一括削除する運用ルールを併せて設計することを強く推奨いたします。
明細データの挙動や、自動処理に関する詳細マニュアルは以下をご確認ください。
明細単位で自動処理をループ実行させる際の基本仕様や、登録・更新パーツで【選択明細】の値を割り当てる際の設定ルールについて詳しく解説しています。
自動処理設定:明細単位の自動処理(記事ID:1602)
コメント表示や、条件に合致した行・セルを目立たせるための強調設定(フォント・カラー変更)の具体的な登録方法について解説しています。
レコード一覧画面設定:コメント表示設定/強調設定(記事ID:1558)
新しい明細の追加、特定条件での一括更新、明細の全削除からの置き換えなど、更新パーツにおける明細の制御挙動について詳しく解説しています。
自動処理設定:「レコード更新」パーツ(記事ID:1592)
明細行数の上限数(スタンダード100行/プロ500行)や、自動処理タイマー数、1環境あたりの推奨データ容量などの基本制限をまとめています。
「楽楽販売」の上限値・推奨値(記事ID:2002)
「楽楽販売」はお客様から頂戴したご意見・ご要望をもとに、
よりよく、寄り添う 販売管理クラウドを目指してまいります。
現在の仕様ではご希望の機能に対応しておりませんが、
お客様からの貴重なご意見を真摯に受け止め、今後の改善に役立ててまいります。
(記事ID:2272)