一覧画面で絞込み条件に合致する明細行だけを表示したい

「楽楽販売」の一覧画面において、特定の条件に合致する明細行のみを絞り込んで表示することはできません。

特定の明細行のみを一覧画面に表示する機能は非対応(仕様)

現在の「楽楽販売」の仕様上、特定の絞り込み条件に合致する明細行のみを一覧画面に抽出して表示することはできません。
絞り込みを実行した場合は、条件に合致する明細行が含まれるレコード全体が表示される仕様です。

特定の明細行のみを区別したい場合や、特定の明細行のデータを集計したい場合は、下記に示す代替案をご検討ください。

【代替案1】強調設定を用いて特定の行を色づけて目立たせる方法

一覧画面で特定の明細行のみを抽出することはできませんが、強調設定機能を使用することで、条件に合致する特定の行に色をつけて視覚的に見分けやすくすることができます。

強調設定の登録・操作手順

特定の条件を満たす行を色づける際の設定手順は下記の通りです。

 設定個所:DB設定>表示設定>レコード一覧画面設定>設定 

  1. 強調表示させたい項目名の横「強調設定」ボタンをクリックします。
  2. 「強調設定追加」ボタンをクリックします。

  3. 色づけを行いたい条件(例:「納品日(明細)」が「値なし」と等しい、など)とを設定します。
  4. 適用するデザインとして、背景色や文字色などの色づけ設定を指定し、追加後に設定を確定します。

上記の設定を行うことで、一覧画面上で条件を満たす特定の行だけが色づけされ、レコード全体が表示されている状態でも目的の明細行を簡単に判別できます。

設定方法の詳細は下記の記事をご確認ください。
レコード一覧画面設定:コメント表示設定/強調設定

【代替案2】集計設定を用いて未納品の売上額などを確認する方法

特定の明細行に含まれる数値データを集計して確認することが目的である場合は、集計設定機能を用いることで目的のデータをご確認いただけます。

集計設定の登録・操作手順

 設定箇所:DB設定>機能設定>集計設定 

  1. 「+新規追加」ボタンをクリックします。
  2. 以下の内容に各項目を設定し、追加後に設定を確定します。
    • 集計単位:明細単位
    • 集計項目:小計の合計
  3. 作成した集計設定内の「絞り込み設定」において、集計したい条件を設定します。
    • 例)検索方法:AND検索
      「納品日(明細)」が「値なし」と等しい
      「数量(明細)」が「1以上(>=)」

設定方法の詳細は下記の記事をご確認ください。
集計設定

【代替案3】特定の明細行を「明細集計用DB」に1件ずつ登録・蓄積し一覧化する方法

どうしても特定明細行のみ一覧化して確認したい場合、「明細集計用DB」を新設し、自動処理を使って「1つの明細行 ➔ 1つの新規レコード」として個別に登録・蓄積していくことで、親レコードを跨いだ特定の明細行だけをフラットな1つのリスト(レコード一覧)として表示・管理することが可能になります。

この方法は、1レコードに登録可能な明細行数のプラン上限(100行〜500行)の制限を受けないため、大量の明細データを集約・分析したい場合に非常に有効な設計です。
ただし、データベースと自動処理の作成、実行やデータ削除運用などが必要になるため、上記代替案1と2で対応可能な場合はそちらでご対応いただくことをおすすめいたします。

ステップ1:集計用の「明細集計用DB」を新規作成する

【設定箇所】 管理者設定 > データベース設定 > データベースの新規作成

  1. 抽出したい明細項目と「全く同じ項目タイプ・項目構成」を持つ、ヘッダ項目のみの「明細集計用DB」を新規追加します。

ステップ2:実行単位「明細単位」の自動処理を作成する

【設定箇所】 抽出元となる大元DBの [スパナマーク] > 機能設定 > 自動処理設定

  1. 自動処理を新規作成する際、実行単位を必ず「明細単位」に指定して作成します。
    (※新規作成時のみ選択可能です。これにより、レコード内の全明細に対して処理が1行ずつ実行されます)

  2. 自動処理の内部に、以下の2つのパーツを順番に配置します。

順番 パーツ種別 詳細設定の内容
1 条件分岐 ・対象レコード: 【選択明細】 を指定します。
・条件: 抽出したい明細の条件(例:明細の「対応ステータス」が「未処理」と等しい、など)を設定します。
2 レコード登録 ※条件分岐の「YES(下方向)」ルートの先に配置します。
・対象(登録先)DB: 「明細集計用DB」を指定します。
・登録内容の割り当て: 明細集計用DBの各ヘッダ項目に対し、割り当てる値として大元の【選択明細】の各項目(商品名、数量、単価、レコードID等)を1対1でマッピングします。

ステップ3:実行ボタンをメニューに配置して運用する

抽出元DBの「メニュー設定」にて、作成した自動処理を「ボタン」または「一覧画面のプルダウン(一括実行用)」として配置します。
実行すると、条件に合致した明細行の数だけ、明細集計用DBに独立したヘッダレコードが1件ずつ自動登録されます。
登録されたレコードは、明細集計用DBの一覧画面から、通常の詳細検索やグラフ・クロス集計機能を使って自在に管理できます。


運用設計における注意点

 明細行が「0行」の親レコードは自動処理の起動対象外となります

自動処理の実行単位が「明細単位」の場合、大元の親レコードに明細行が1行も登録されていない(ヘッダのみの)状態のときは、システム仕様上、この自動処理自体が起動されません。必ず明細が1行以上含まれているレコードを対象に実行してください。

データの定期的な全削除運用の推奨

明細行をすべて個別レコードに変換するため、データ件数が非常に速いスピードで増加します。
「楽楽販売」の1データベースあたりの推奨登録件数は50,000件であるため、容量圧迫を防ぐために、集計や外部CSV出力が完了した過去の不要データは、「自動処理の一括削除機能(最大5,000件)」などを用いて定期的に一括削除する運用ルールを併せて設計することを強く推奨いたします。


関連マニュアル

明細データの挙動や、自動処理に関する詳細マニュアルは以下をご確認ください。

自動処理設定における実行単位「明細単位」の特性と制限事項

明細単位で自動処理をループ実行させる際の基本仕様や、登録・更新パーツで【選択明細】の値を割り当てる際の設定ルールについて詳しく解説しています。
自動処理設定:明細単位の自動処理(記事ID:1602)

レコード一覧画面における強調表示(文字色・背景色の変更)設定手順

コメント表示や、条件に合致した行・セルを目立たせるための強調設定(フォント・カラー変更)の具体的な登録方法について解説しています。
レコード一覧画面設定:コメント表示設定/強調設定(記事ID:1558)

レコード更新パーツにおける「4つの明細更新方法」の使い分けガイド

新しい明細の追加、特定条件での一括更新、明細の全削除からの置き換えなど、更新パーツにおける明細の制御挙動について詳しく解説しています。
自動処理設定:「レコード更新」パーツ(記事ID:1592)

「楽楽販売」のプラン別上限値・推奨値の一覧

明細行数の上限数(スタンダード100行/プロ500行)や、自動処理タイマー数、1環境あたりの推奨データ容量などの基本制限をまとめています。
「楽楽販売」の上限値・推奨値(記事ID:2002)

 

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(記事ID:2272)

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