CSV出力時に小数点が「0」と表示される・消えてしまう事象の原因と対処方法

データベースの「丸め処理」設定、または閲覧ソフト(Excel)の「自動書式変換」が原因で数値が正しく表示されないことがあります

主な事象

「楽楽販売」のデータベースからCSVエクスポートを行った際、画面上では小数点第2位(0.00)まで入力されているはずの数値が、出力されたファイル内では「0」と表示されたり、整数に切り捨てられたりする事象が発生します。
主に以下の原因が考えられますので、設定内容やデータの開き方をご確認ください。

 

エラーを解消するための確認・対処手順

1. 項目設定の「丸め処理」で小数点以下の桁数が保持される設定になっているか確認する

「楽楽販売」の数値項目には、画面上の見た目の桁数を決める「小数点表示桁数」と、実際の登録データを制御する「丸め処理(端数処理)」の2つの設定があります。
画面上では小数が表示されているのにCSV出力すると「0」や整数になってしまう場合、表示桁数は設定されていても、裏側の「丸め処理」によってデータ保存時に小数点以下が切り捨てられている可能性が高いです。

【確認箇所】 [データベース設定(スパナマーク)] > [基本設定] > [項目設定]

【確認・対処手順】
1. 対象データベースの「項目設定」一覧から、該当する項目(数量・単価・金額など)の「設定」ボタンをクリックします。
2. 「丸め処理」の設定を確認します。ここが「0.1の位」で「切捨て」や「四捨五入」になっていると、小数点以下の数値はデータとして保持されず、CSV出力時も整数(または0)となります。
3. 小数点第2位まで保持したい場合は、丸め桁数を「0.01の位」以下(例:0.001の位など)に変更し、「確定」ボタンをクリックしてください。
4. 重要:設定変更は既存のレコードには自動で反映されません。既存データの数値を正しく出力するには、項目タイプに応じて以下のいずれかの操作でレコードを更新し直す必要があります。
・「数値計算」項目の場合: レコード一覧画面から「一括再計算」を実行する
・「数値」項目の場合: インポート機能を利用して同じデータを上書き更新するか、自動処理の「レコード更新」パーツを利用して対象項目の値を上書きする

該当の設定を確認し、保持したい桁数に合わせた「丸め処理」への変更と、既存データへの反映操作を行ってください。

2. Excelの仕様による「0落ち」や「自動四捨五入」が発生していないか確認する

CSVファイル自体には正しい数値(例:0.50)が出力されていても、そのファイルをExcelで直接開くと、Excelの「標準」書式によって「0」や「1」に自動変換されて表示されることがあります。

【確認箇所】 ダウンロードしたCSVファイルを「メモ帳」などのテキストエディタで開く

【確認・対処手順】
1. ダウンロードしたCSVファイルを右クリックし、「プログラムから開く」>「メモ帳」を選択します。
2. メモ帳上で数値を確認し、小数点が正しく表示されている場合は、CSVデータ自体は正常です。Excelの表示上の問題であるため、以下の手順でExcelへ取り込んでください。
3. Excelを新規で開き、「データ」タブ > 「テキストまたはCSVから」をクリックします。
4. 対象のCSVファイルを選択し、取り込み時のプレビュー画面で「データ型検出」を「データ型を検出しない」に設定するか、該当の列を「テキスト」形式として指定して読み込みます。

関連マニュアル

詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。

数値項目の「丸め処理」と「表示桁数」の仕様に関するマニュアル

入力された値を一定のルールで変更する「丸め処理」と、画面上の見た目のみを制御する「表示桁数」の違いについて詳しく解説しています。
項目設定:項目タイプ「数値」

CSVエクスポートの基本的な操作手順と注意点

データベースのレコードをCSV形式で出力する際の手順や、文字コード(UTF-8/Shift-JIS)の選択による影響について記載されています。
操作方法:エクスポート

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