メール解析パラメータで取得した値をDB項目へ正しく登録・引き渡す方法
メール解析設定のパターンを実際の受信メール本文と完全に一致させることで、データベース項目への正しい引き渡しが可能になります
「楽楽販売」のメールボックスオプションにおいて、解析パラメータで取得した値がデータベース項目に正しく登録されない(または「項目を入力してください」というエラーになる)主な原因は、メール解析設定で定義した「解析パターン」と、実際に受信したメールの本文構造がわずかに異なっていることにあります。
メール解析機能は、指定したキーワードの前後にある空白、改行、スペースの数、および全角・半角の違いを厳密に区別して判定します。パターンが1文字でも実態と合致しない場合、システムは値を抽出できず、解析パラメータは「空(値なし)」の状態です。
この空のパラメータを後続の自動処理(レコード登録・更新パーツ)に引き渡すと、データベース側の必須チェックなどでエラーが発生し、処理が失敗する仕組みです。
設定手順
解析パラメータを確実に取得し、データベース項目へ正しく引き渡すための具体的な手順は以下の通りです。
【設定箇所】 管理者設定 > データ設定 > メールボックス設定 > [対象メールボックスの「設定」] > 振分け設定 > [対象設定の「自動処理」] > [自動処理設定画面の「メール解析設定」]
1. 実際の受信メール本文を「テスト用本文」に貼り付ける
メールボックスの受信一覧から、解析に失敗した実際のメールを開き、本文をすべてコピーします。メール解析設定画面の「テスト用本文」欄にその内容を貼り付けてください。これにより、現場に届くメールの「生のデータ構造」を基準に設定を調整できます。
2. 解析パターンの「空白・改行・文字種」を完全一致させる
解析パターンを作成する際は、以下の点に注意して記述を修正してください。
冒頭のヘッダー情報:メール本文の冒頭に「From:」「To:」「Subject:」などの情報が含まれている場合は、それらも解析パターンに含める必要があります。
改行の数:項目と項目の間の空行が1行なのか2行なのかを正確に反映させてください。
スペースの全角半角:「:」の後のスペースが半角か全角か、あるいはスペース自体が存在しないかを、実際のメールと一字一句合わせてください。
末尾の空白:本文の最後にある改行や空白も、解析に影響を与える場合があるため、パターンに含めるように調整してください。
3. 解析テストを実行し「解析不可」を解消する
「解析テスト」ボタンをクリックし、結果を確認します。
取得したいパラメータの値が正しく表示されているか、ステータスが「解析不可」になっていないかを必ず確認してください。
すべての項目で意図した値が抽出できるまで、パターンの微調整を繰り返します。
4. 自動処理パーツで解析パラメータを割り当てる
メール解析設定で値が取れるようになったら、自動処理の「レコード登録」または「レコード更新」パーツを開きます。
対象のデータベース項目(例:顧客名)の「割り当てる値」プルダウンから、手順3で正常に値が取得できるようになった【解析パラメータ】を選択し、確定してください。
メール解析機能で「できないこと」と注意点
システムの正確性を保つための仕組み上、以下のケースでは解析が正常に行えません。代替案や運用ルールをご確認ください。
HTML形式のメールは解析できません
「楽楽販売」のメールボックスは、文字の装飾や画像の挿入が可能な「HTML形式」のメール解析には対応していません。送信側のシステムにて、メール本文の形式を必ず「テキスト形式」に設定して送信するよう運用を調整してください。
メールごとに本文の構造が変わる場合は解析が不安定になります
送信元システム側の仕様変更などで、項目の並び順や改行位置がメールごとに変動する場合、固定の解析パターンでは対応できません。
その場合は、特定のキーワードをスキップする「###SKIP:●●###」パラメータを活用するか、送信元でのフォーマット固定を検討してください。
関連マニュアル
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
メールボックスオプション:解析がうまくいかない・失敗する場合の原因と対策
解析パラメータが「解析不可」になる具体的な失敗例(改行のズレや全角半角の不一致など)と、その対処法について詳しく解説しています。
メールボックスオプション:解析がうまくいかない・失敗する場合の原因と対策
メールボックスオプション:設定方法
メールボックスの作成から、振分け設定、自動処理の紐付けまでの全体的な流れを説明しています。
メールボックスオプション:設定方法
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