CSV出力したデータのみ文字数を制限して出力する方法

「楽楽販売」の標準機能(CSV出力)で、出力データのみを特定の文字数に自動で切り捨てることはできません

現在の「楽楽販売」の仕様では、CSV出力(エクスポート)を行う際、データベースに登録されている実データをそのまま書き出す仕組みとなっています。
レコード一覧画面設定の「表示幅(省略表示)」設定は、ブラウザ上での見た目を整えるための機能であり、CSVファイルの中身には反映されません。

データの正確性を保つための仕組み上、CSV出力機能は登録されている値をそのまま出力するように設計されています。そのため、入力画面では文字数制限を設けず、出力データのみを特定の文字数(例:80文字)に制限したい場合は、以下の代替案による運用をご検討ください。

CSV出力の代わりに「ファイル生成」パーツを利用して文字数を制限したデータを出力する代替案

既存のCSV出力機能では直接制限できませんが、自動処理の「ファイル生成」機能を利用し、Excelの「LEFT関数」を雛形に設定しておくことで、指定した文字数のみを抽出したファイルを自動作成することが可能です。

Excel雛形に「LEFT関数」を設定し、自動処理で特定の文字数(例:80文字)のみを抽出したExcel帳票を作成する手順

この方法では、データベースには全文を保持したまま、出力するファイル上でのみ文字数を制限できます。現場での作業負担を軽減し、一貫したフォーマットでのデータ抽出が可能になります。
※【重要】雛形Excelファイルに設定した関数(LEFT関数など)の動作は「楽楽販売」の動作保証対象外となります。設定後は必ずお客様の環境でテスト実行を行い、意図した通りに出力・計算されるかご確認ください。

◆1. Excel雛形ファイルの準備

  1. 新規のExcelファイルを作成し、帳票のレイアウトを整えます。
  2. 印刷範囲外のセル(例:Z1セル)に、項目を流し込むためのキーワード「###対象項目###」を記入します。
  3. 実際にデータを表示させたいセルに、以下の関数を入力します。
    =LEFT(Z1, 80)
    ※これにより、Z1セルに流し込まれたデータの先頭から80文字のみが表示されます。

◆2. 自動処理の設定
【設定箇所】 データベース設定>機能設定>自動処理設定

  1. 「新規追加」より自動処理を作成し、「ファイル生成」パーツを登録します。
  2. 詳細設定にて、作成したExcel雛形ファイルをアップロードし、「読込」ボタンをクリックします。
  3. 読み込まれたキーワード「###対象項目###」に対して、文字数を制限したいデータベース項目を割り当て、設定を確定させます。

◆3. 実行方法の設定と運用
【設定箇所】 データベース設定>基本設定>メニュー設定

  1. 対象の「レコード一覧タイプ」メニューの「設定」を開き、「処理設定」にて作成した自動処理を割り当てます。
  2. 実行方法として「ボタン」や「プルダウン」にチェックを入れます。
  3. 実際の運用では、一覧画面から対象レコードを選択してボタンを実行することで、80文字に制限されたExcelファイルが生成されます。
    ※CSV形式でのデータが必要な場合は、出力されたExcelファイルをExcel上で「名前を付けて保存」からCSV形式に変換してご活用ください。

CSV出力後にExcelの機能を使用して一括で文字数を制限する代替案

システム側の設定変更を行わず、出力されたファイルに対して手動で加工を行う方法です。頻度が少ない場合や、一時的な対応が必要な場合に適しています。

出力したCSVファイルをExcelで開き、「LEFT関数」を用いて一括で文字数を切り捨てる

  1. 通常通り、レコード一覧画面の右上のサブメニューから「CSV出力」を実行し、データをエクスポートします。
  2. ダウンロードしたCSVファイルをExcelで開きます。
  3. 文字数を制限したい列の隣に新しい列を挿入し、先頭の行に「=LEFT(対象のセル, 80)」と入力します。
  4. 入力した数式を全行にコピー(オートフィル)することで、一括で80文字に切り捨てられたデータが作成されます。
  5. 必要に応じて、関数で作成した列を「コピー」し、元の列へ「値として貼り付け」を行うことで、文字数制限済みのデータとして保存できます。

関連マニュアル

詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。

CSV出力(エクスポート)の基本的な操作方法と仕様

データベースに登録されているレコードをCSV形式でダウンロードする手順や、出力されるデータの範囲について解説しています。
操作方法:エクスポート

自動処理「ファイル生成」パーツの設定手順

Excel雛形を使用して帳票を自動作成するための具体的な設定方法や、キーワードの割り当て手順について詳しく解説しています。
自動処理設定:Excelファイルの生成(具体的な手順)

テキスト項目の文字数制限と仕様に関するFAQ

テキスト項目におけるシステム上の文字数上限や、入力制限機能の仕様について記載されています。
テキスト項目で最大文字長を超えた分を自動で削除・切り捨てて登録することは可能か

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