インポートで明細が1つのレコードにまとまらない場合の対処方法・設定手順
解決方法と判定基準の概要
インポートデータの「並び順(ソート)」を整え、同じレコードに紐づく明細行を「連続した行」として配置することで解決できます。
CSVインポート機能において、1つのレコード(ヘッダ)に対して複数の明細行を紐づけて登録・更新する場合、「楽楽販売」は「データの並び順」を基準に同一レコードかどうかを判定します。
CSVファイル内で同じレコードに属する明細行が離れた場所に存在すると、「楽楽販売」はそれらを「別のレコード」として認識したり、取り込みエラーを発生させたりします。
この仕様を正しく理解し、CSVファイルを事前にソート(並び替え)しておくことで、意図した単位で正確にデータをまとめることができます。
【設定箇所】 DB設定 > 機能設定 > インポート一覧
明細が1つにまとまるための2つの判定基準
インポートの「登録方法」の設定によって、システムが同一レコードとみなすルールが異なります。
運用に合わせて以下のいずれかの条件を満たすようにCSVデータを作成してください。
1. キー項目を利用してまとめる場合
「登録のみ(キー項目はインポートデータを使用)」または「更新と登録」を選択している場合、システムは「キー項目の値が一致している連続した行」を同一レコードの明細として判定します。
【条件】
・CSVファイル内に「顧客コード」や「受注番号」などのキー項目が含まれていること。
・同じキー項目を持つ行が、CSVファイル内で必ず連続して並んでいること。
2. すべてのヘッダ項目の一致でまとめる場合
「登録のみ(キー項目は自動発行)」を選択している場合など、キー項目がCSV内にないときは、「すべてのヘッダ項目の値が完全に一致している連続した行」を同一レコードの明細として判定します。
【条件】
・「日付」「顧客名」「備考」など、明細以外のすべての列の値が1文字の狂いもなく一致していること。
・それらの行が、CSVファイル内で必ず連続して並んでいること。
設定・操作手順
1. CSVファイルを「キー項目」で昇順ソートする
インポートを実行する前に、Excel等の表計算ソフトでCSVファイルを開き、キー項目(またはヘッダ項目)を基準に並び替えを行ってください。
同じレコードに紐づく明細行がバラバラの行に分散していると、たとえ値が一致していても別レコードとして登録されます。
必ず「同じレコードのデータが上下に隣り合う状態」にしてください。
※CSVファイル内に同じキー項目が何度も登場する場合、システムは「最初の連続した固まり」だけをインポートし、離れた場所にある同じキーの行はエラーとして処理する仕様です。
2. インポート全体設定で「登録方法」と「明細更新キー」を指定する
既存のレコードに対して明細を追加・更新したい場合は、以下の設定が必要です。
1. 「インポート全体設定」の「登録方法」にて「更新と登録(インポートデータのキー項目が既に存在する場合はデータ上書き。それ以外は登録)」を選択します。
2. 画面下部に表示される「明細の更新」設定にて、更新の基準となる項目(例:明細キー、または重複禁止設定をした明細項目)を選択します。
3. 「確定」ボタンをクリックして保存します。
※「明細の更新」で「指定しない」を選択したままインポートを行うと、既存の明細が上書きされず、CSVの内容がすべて「新規明細」として末尾に追加され、データが重複する原因となりますのでご注意ください。
関連マニュアル
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
明細インポート時のデータ作成ルールに関するマニュアル
同一レコードと判定されるためのヘッダ項目の条件や、ソート順に関する詳細な仕様が記載されています。
インポート一覧:インポートデータの用意
インポートの登録方法と明細更新の設定に関するマニュアル
「登録のみ」「更新と登録」の違いや、明細を上書きするための更新キーの設定手順について解説しています。
インポート一覧:インポート全体設定
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