集計結果の金額が正しくない・大幅に少なく表示される場合の原因と対処方法

集計対象とする項目の選択誤りや、項目の「丸め処理」設定が原因で、意図しない計算結果になっている可能性があります

主な事象

集計機能を利用した際、画面に表示される「原価の合計」や「売上額の合計」が、実際のデータよりも大幅に少なく表示されたり、1個あたりの単価が不自然に低くなったりする事象が発生します。
主に以下の原因が考えられますので、設定内容やデータをご確認ください。


エラーを解消するための確認・対処手順

1. 集計設定の「集計項目設定」にて計算対象とする項目が正しく選択されているか確認する

集計結果が少ない場合、本来合計すべき項目(例:合計金額)ではなく、別の項目(例:単価や税率、あるいは別の計算用項目など)を誤って集計対象に指定している可能性があります。
特に明細項目を持つデータベースの場合、ヘッダ側の項目と明細側の項目のどちらを集計しているかによって、結果が大きく異なります。

【確認箇所】 対象のデータベース>設定(スパナアイコン)>機能設定>集計設定

【確認・対処手順】
1. 該当する集計設定の右側にある「設定」ボタンをクリックします。
2. 「全体設定」の横にある「設定」ボタンをクリックします。
3. 「設定済み集計項目」の一覧から、数値が合わない項目(例:原価の合計)の「編集」ボタンをクリックします。
4. 「集計項目設定」画面の「集計項目」プルダウンを確認します。ここで、意図した項目(例:明細の「原価」など)が正しく選択されているか確認してください。
5. 誤った項目が選ばれている場合は、正しい項目を選択し直し、「確定」ボタンをクリックして保存します。

該当の設定を確認し、計算対象の項目を修正してください。

2. データベースの項目設定で「丸め処理」の桁数が適切か確認する

集計対象としている項目自体の「丸め処理(端数処理)」設定により、計算過程で数値が切り捨てられている可能性があります。
例えば、税率「0.1」を自動処理で転記する際に、転記先の項目が「0.1の位で切り捨て」設定になっていると、値が「0」として登録されてしまい、その後の集計結果が「0」や大幅に少ない数値になる事象が確認されています。

【確認箇所】 対象のデータベース>設定(スパナアイコン)>基本設定>項目設定

【確認・対処手順】
1. 集計対象となっている項目(数値タイプや数値計算タイプ)の右側にある「設定」ボタンをクリックします。
2. 「丸め処理」の設定を確認します。
3. 「丸め桁数」が意図した精度(例:0.001の位など)になっているか、また「丸め方式」が「切捨て」などで過剰に数値を削っていないかを確認します。
4. 必要に応じて桁数や方式を変更し、「確定」ボタンをクリックして保存します。

※設定変更後は、既存レコードに反映させるために一覧画面から「一括再計算」を実行してください。


関連マニュアル

詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。

集計機能の基本的な設定方法に関するマニュアル

集計項目の追加手順や、合計・平均などの計算方法の選択について詳しく解説しています。
集計設定

数値項目の丸め処理(端数処理)に関するマニュアル

切捨て・四捨五入などの丸め方式や、指定できる桁数の仕様について解説しています。
項目設定:項目タイプ「数値」

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