異なるデータベースグループにあるマスターデータを参照・連携する方法
異なるデータベースグループのマスタデータを参照・利用するには、以下2つの方法があります
ユーザーの運用に合わせて、マスタデータを一元管理するか、独立したデータとして複製するか、最適な方法を選択してください。
最適な構築手法の選び方・判断基準
- マスタデータを一元管理し、常に最新の情報を参照したい場合
➔ 1. データベースリンク項目を活用する が適しています。既存のマスタをそのまま参照するため、データの二重登録を防ぎ、メンテナンスの手間を最小限に抑えることができます。
<メリット> データの正確性を保つための仕組み上、一つのマスタを複数のグループで共有できるため、情報の不整合が発生しません。
<デメリット> 参照側のユーザーが、リンク先(マスター側)のデータベースに対しても「参照」アクセス権を持っている必要があります。 - 既存のマスターを元に、特定のグループ専用の独立したデータとして運用したい場合
➔ 2. データベースをコピーしてグループを移動する が適しています。元のマスタデータに影響を与えず、グループ独自の項目追加や編集が可能です。
<メリット> グループごとに独立したマスタとして管理できるため、特定のグループ専用の項目を追加するなど、自由なカスタマイズが可能です。
<デメリット> データベースが分かれるため、元のマスターを更新してもコピー先のデータは自動で更新されません。データの鮮度を保つために個別のメンテナンスが必要になります。
各手段の詳細と設定手順
1. データベースリンク項目を活用する(既存のマスターをそのまま他グループのデータベースで活用する方法)
【設定箇所】 左パネル > 対象のデータベース > 設定(スパナアイコン) > 基本設定 > 項目設定
【設定手順】
1. 参照元となるデータベースの「項目設定」画面を開きます。
2. 「項目名」を入力し、「タイプ」で「DBリンク項目」を選択して「追加」ボタンをクリックします。
3. 「リンク先のDB」を選択する画面が表示されるので、プルダウンから別グループにある対象のマスタデータベースを選択します。
4. 追加された項目の「設定」ボタンをクリックし、「表示項目設定」にて入力画面で表示したい項目(顧客名など)を指定して確定します。
※リンク先の項目値を表示・保持したい場合は、あわせて「従属項目」の設定を行ってください。
2. データベースをコピーしてグループを移動する(既存のマスタを複製して活用する方法)
【設定箇所】 左パネル > データベース > [管理]
【設定手順】
1. コピー元となるマスタデータベースが所属するグループの「管理」ボタンをクリックします。
2. 対象のマスタデータベースの右側にある「コピー」ボタンをクリックし、設定を複製します。
3. コピーされたデータベース(背景が黄緑色のもの)の「設定(スパナアイコン)」をクリックします。
4. 「基本設定」タブ内の「DB全体設定」をクリックします。
5. 「所属するDBグループ」のプルダウンから、移動先となる新しいデータベースグループを選択し、「確定」ボタンをクリックします。
6. データベースのコピー後、手順1と同様の手順でコピーしたマスタデータベースを参照するデータベースリンク項目の設定を行ってください。
※データベースのコピー機能では、設定のみが複製され、登録されている「レコード(中身のデータ)」はコピーされません。データを移行したい場合は、別途CSV出力とインポートを行ってください。
関連マニュアル
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
データベース間の紐付け設定に関するマニュアル
データベースリンク項目の作成手順や、リンク先レコードの絞り込み方法について詳しく解説しています。
項目設定:項目タイプ「DBリンク項目」
データベースの所属グループを変更する手順
データベース名の変更や、所属するグループを後から変更する際の設定方法について記載されています。
DB全体設定
データベースのコピーとグループ管理について
データベースの複製手順や、左パネルでの表示順序の変更方法について解説しています。
DBグループ設定:DB新規追加/コピー
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