「数値計算」項目の結果に「+」や「-」の符号を自動で表示する方法・設定手順
「楽楽販売」の数値計算項目において、プラスの符号「+」を標準機能で自動表示させることはできません
現在の「楽楽販売」の仕様では、数値計算項目の計算結果がプラス(正の数)の場合に、数値の先頭へ自動的に「+」を表示させるフォーマット設定はございません。
マイナスの数値については、項目設定の「マイナス値表現」にて「-」を表示させることが可能ですが、プラスの記号については、標準の表示形式には含まれておりません。
そのため、計算結果に応じて「+100」や「-100」のように符号を明示して表示させたい場合には、お手数をおかけしますが、自動処理機能の「連結」設定を活用して、表示用のテキスト項目へ値を書き出す代替案にてご対応いただく必要がございます。
数値の先頭に「+」や「-」を付けて表示させる代替案
標準の数値項目ではプラス記号を表示できませんが、自動処理の「条件分岐」パーツと「連結」機能を組み合わせることで、計算結果がプラスの時だけ「+」という文字を付与した「表示専用のテキスト」を作成することが可能です。
自動処理の「連結」機能と「条件分岐」パーツを組み合わせて、プラスの数値の時だけ先頭に「+」を付与したテキストを作成する
以下の手順で、計算結果を判定し、符号付きの文字列として別の項目へ保存する仕組みを構築してください。
1. 表示用のテキスト項目を新規作成する
【設定箇所】 データベース設定 > 基本設定 > 項目設定
数値ではなく、符号を含めた文字列を保持するための項目を作成します。
- 項目名:任意の名称(例:【表示用】計算結果)
- タイプ:テキスト(1行)
※今回追加する項目はあくまでも表示を整えることを目的とした「テキスト」項目です。
数値計算などで利用する場合は、元の項目である「数値」タイプの項目を利用します。
2. 符号を判定・付与するための自動処理を作成する
【設定箇所】 データベース設定 > 機能設定 > 自動処理設定
「新規追加」より自動処理を作成し、以下の通りパーツを配置します。
◆パーツ1:「条件分岐」パーツ
数値計算項目の値がプラスかどうかを判定します。
- 条件:[対象の数値計算項目] が (直接指定)「0」 「より大きい」
◆パーツ2:「レコード更新」パーツ(YES:0より大きい場合)
数値の先頭に「+」を連結してテキスト項目を更新します。
- 更新対象レコード:【選択レコード】
- 更新項目:手順1で作成した「テキスト(1行)」項目
- 割り当てる値:「連結」にチェックを入れ、以下の順で指定します。
1. (直接指定) : +
2. 【選択レコード】 : [対象の数値計算項目]
◆パーツ3:「レコード更新」パーツ(NO:0以下の場合)
数値をそのままテキスト項目へ転記します。マイナスの場合は、後述する標準設定により自動で「-」が付与された状態で転記されます。
- 更新対象レコード:【選択レコード】
- 更新項目:手順1で作成した「テキスト(1行)」項目
- 割り当てる値:【選択レコード】 : [対象の数値計算項目]
3. 実行タイミング(入力画面自動処理)を設定する
【設定箇所】 データベース設定 > 基本設定 > メニュー設定
レコードの保存と同時に表示を更新するため、対象メニューの「入力画面自動処理設定」にて、作成した自動処理を「登録」および「編集」のタイミングで実行されるよう設定してください。
マイナス符号「-」のみを表示させる標準設定の手順
計算結果がマイナスの際に「-」を表示させるだけであれば、項目設定の変更のみで対応可能です。
項目詳細設定の「マイナス値表現」にて、負の数の表示形式を「-100」に指定する
【設定箇所】 データベース設定 > 基本設定 > 項目設定
対象の「数値計算」項目(または「数値」項目)の「設定」ボタンをクリックし、詳細設定画面にて以下の通り設定してください。
- マイナス値表現:プルダウンより「-100」を選択します。
※この設定により、数値が0未満になった際、自動的に先頭に「-」が表示されるようになります。なお、この設定は「表示用」の設定であるため、自動処理で他の項目へ値を引き渡す際やCSVエクスポート時にも、この形式が維持されます。
関連マニュアル
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
数値計算項目の詳細な設定方法に関するマニュアル
数値計算タイプで利用可能な計算方法や、マイナス値表現、カンマ区切りなどの表示設定について詳しく解説しています。
項目設定:項目タイプ「数値計算」
自動処理での値の連結方法に関するマニュアル
「レコード更新」パーツを使用して、固定の文字列(+など)と項目の値を組み合わせて更新する手順について解説しています。
自動処理設定:パーツ一覧と仕様
お問い合わせフォームよりご要望をお寄せください。
「楽楽販売」はお客様から頂戴したご意見・ご要望をもとに、
よりよく、寄り添う 販売管理クラウドを目指してまいります。
現在の仕様ではご希望の機能に対応しておりませんが、
お客様からの貴重なご意見として真摯に受け止め、今後の改善に役立ててまいります。
(記事ID:2964)
「項目設定」の関連記事一覧
こちらの記事もあわせてご確認ください。
- 顧客マスタの顧客IDを自動採番に変更する方法・設定手順
- DBリンク項目の検索で「完全一致」に近い候補のみを表示したい
- データベースのプルダウンに登録・表示できる選択肢の上限数
- DBリンク項目の検索画面で表示項目(検索対象)の上限数を拡張、または以前の仕様に戻すことは可能か
- DBリンク項目において独自の「ID(例:得意先コード)」を入力して情報を自動表示させる方法・設定手順
- 明細行でDBリンク項目の「明細キー」を選択した際に親の「キー項目」を自動取得し、入力画面では非表示状態でデータを登録する方法
- 必須設定にしている日時項目に対して、特定の条件に合致する場合は入力必須とせずに登録する方法・設定手順
- レコード入力画面で「編集不可・非表示の場合も取得する」にチェックしているのに従属項目が自動取得されない原因と対処方法
- DBリンク項目の検索ウィンドウで特定の項目(顧客名やコードなど)が検索にヒットしない場合の対処方法