集計設定で内訳項目を「アイウエオ順(読み順)」に並べ替える方法・並び順の基準

集計設定における並び順は、五十音順ではなく「UTF-8の文字コード順」に基づきます

集計機能において、内訳項目(仕入先名や商品名など)を「昇順」または「降順」に設定した際、日本語の「アイウエオ順(読み順)」通りに並ばない事象が発生します。
これは、システムの仕様上、テキスト(1行)タイプの項目は「UTF-8」という文字コードの割り当て番号順に並べ替えが行われるためです。

特に漢字の場合、読み方ではなく「部首の画数順」に近いルールで判定されるため、ユーザーが意図する五十音順の並びにはなりません。
この仕様を理解した上で、業務上「アイウエオ順」や「特定の管理番号順」で集計結果を表示させたい場合は、以下の代替案を構築に組み込むことで解決できます。

文字種ごとの標準的な並び順(昇順の場合)

文字種が混在している場合、システムは以下の優先順位でレコードを並べ替えます。この基準により、漢字で始まる名称はリストの中盤に配置されます。

  1. 半角数字
  2. 半角英字
  3. 丸文字(①②など)
  4. 全角ひらがな
  5. 全角カタカナ
  6. 漢字(部首画数順など)
  7. 全角数字
  8. 全角英字
  9. 全角記号
  10. 半角カタカナ

集計結果を「アイウエオ順」や「任意の順番」で表示する2つの方法

ユーザーの運用に合わせて、マスタの項目構成を変更するか、既存のIDを利用するか、最適な方法を選択してください。

最適な構築手法の選び方・判断基準

  • 「純粋な五十音順」で並べたい場合1. フリガナ項目を内訳に設定する が適しています。漢字の読みをシステムに明示的に認識させるための最も標準的な方法です。

    <メリット> 漢字の名称であっても、確実に「アイウエオ順」での並べ替えが可能です。
    <デメリット> マスタ登録時に「フリガナ」を入力する手間が発生します。

  • 「コード順」で並べつつ名称も表示したい場合2. ID項目を内訳にし、表示項目として名称を追加する が適しています。仕入先コードや商品IDなどの一意の番号順に並べたい場合に有効です。

    <メリット> 管理番号順に並ぶため、マスタの並びと整合性が取りやすくなります。また、名称も同時に表示できるため視認性を損ないません。
    <デメリット> IDの番号体系がバラバラな場合、意図した順序にならないことがあります。


各手段の詳細と設定手順

1. 仕入先マスタに「フリガナ」項目を追加し、集計の内訳項目として設定する

【設定箇所】 データベース設定 > 基本設定 > 項目設定

手順:
1. 参照元のマスタデータベース(例:仕入先マスタ)に、項目タイプ「テキスト(1行)」で「フリガナ」項目を新規追加します。
2. 既存のレコードに対して、全角カタカナでフリガナを登録します。
3. 集計設定画面(データベース設定 > 機能設定 > 集計設定)を開き、対象の設定の「内訳項目設定」にて「フリガナ」項目を追加します。
4. 「内訳並び」を「昇順」に設定して確定します。

2. ID項目を内訳にし、表示項目設定で名称を横に並べて表示する

【設定箇所】 データベース設定 > 機能設定 > 集計設定 > 内訳項目設定

手順:
1. 集計設定の「内訳項目設定」にて、内訳項目として仕入れ先IDなどの任意のデータベースリンク項目を選択し「追加」ボタンをクリックします。
2. 追加された「仕入先ID」の行にある「表示項目」ボタンをクリックします。
3. ポップアップ画面にて、リンク先データベースの項目一覧から画面上に表示したい項目(仕入先名など)を選択して追加し、確定します。
4. 「内訳並び」を「昇順」に設定します。これにより、集計表の軸は「仕入先ID」の番号順で並び、画面上には「ID」と「名称」がセットで表示されます。


関連マニュアル

詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。

集計機能の基本的な設定方法と内訳項目の管理

集計項目の追加方法や、内訳項目の配置(行・列)の変更手順について詳しく解説しています。
集計設定

一覧画面での並び替えルールとUTF-8文字コードの仕様

集計画面だけでなく、通常の一覧画面における並び替えの優先順位についても同様の仕様が適用されます。
項目設定:項目タイプ「テキスト(1行/複数行)」

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