同じログインアカウントを使用して、異なるPCから同時にログイン・入力作業を行うことは可能か
「楽楽販売」では同一アカウントでの同時ログイン自体はできますが、同時操作は一切推奨されません
「楽楽販売」のシステム仕様上、1つのログインアカウント(ログインID)を使用して、異なるパソコンや複数のブラウザから同時にログインすること自体は技術的には可能です(システム側でログインを拒否・遮断する機能はありません)。
しかし、複数人で同じアカウントを共有し、同時にデータの入力・更新などの操作を行うことは、データの不整合や入力内容の破棄が発生する致命的なリスクがあるため、システム上の「動作保証外(サポート対象外)」としています。大切な業務データを守り、安定した運用を行うためにも、必ず利用者ごとに個別のアカウント(1人1アカウント)を発行してご利用ください。
同一アカウントで同時操作(共有運用)を行うことによる具体的な4つのリスク
同じログインアカウントを使用して複数人が同時に作業を行うと、仕様上、以下のような深刻なトラブルが発生し、業務に重大な支障をきたす恐れがあります。
1. 他の端末の操作に巻き込まれ、作業中に「突然ログアウト(切断)」される(仕様上のセッション不整合)
「楽楽販売」はログイン時にブラウザへ「セッション情報(ログイン状態)」を保持させます。同じアカウントでログインしている複数人のうち、誰か1人がログアウトしたり、別の画面から再ログインを行ってセッション情報が更新されると、他メンバーのパソコンでもセッションの不整合が発生し、作業の途中で突然ログイン画面に強制的に引き戻されてしまいます。この際、入力中だったデータはすべて消去されてしまいます。
2. セキュリティトークンの不整合により、「確定」ボタンを押しても登録・更新がエラーになる
「楽楽販売」の入力画面には、二重登録や不正アクセスを防ぐための「セキュリティトークン」チェック機能が備わっています。同じアカウントで同時に複数の入力画面を開いて操作をすると、このトークン情報の整合性が崩れ、「確定」(保存)ボタンを押した際に「他の操作が実施されたため、変更が反映されませんでした」というエラーが表示されて登録処理が失敗します。
3. 「レコード更新の排他制御」が機能せず、他人の入力内容を上書き・破棄してしまう
「楽楽販売」には、同じレコードを同時に編集しようとした際に警告を出す「排他制御」機能を設定できますが、この機能は「異なるユーザー(別々のアカウント)」同士が操作している場合にのみ作動します。同一のアカウントでログインしている場合、システムは「同一人物が操作している」と認識するため、排他制御の警告が出ません。
その結果、Aさんが入力している最中に、Bさんが同じレコードを開いて保存を完了させると、Aさんの入力内容が警告なしでそのまま上書き・破棄されてしまうトラブルが発生します。
4. 操作ログ(監査ログ)がすべて同一ユーザー名になり、誤操作の原因特定ができなくなる
システム内の操作ログには「どのユーザーがいつ何のデータを登録・変更・削除したか」が記録されますが、同一アカウントを共有していると、ログの実行者がすべて同じになってしまいます。万が一、重要なデータが誤って書き換えられたり、削除されたりした場合でも、「実際に操作したのが誰なのか」をシステム上で追跡・特定することはできません。
安全に同時入力作業を行うための解決策
複数人で並行して入力作業をスムーズに行うためには、以下の手順でユーザーごとに専用のアカウントを準備してください。
ユーザー管理画面から利用人数分のアカウントを新規登録する
「楽楽販売」の基本ルールである「1人1アカウント」を徹底してください。これにより、操作ログに「誰がいつ登録・更新したか」が正確に記録されるようになり、万が一の誤操作時も原因調査ができます。
【設定箇所】 管理者設定>ユーザー設定>ユーザー管理
手順:
1. 「新規登録」ボタンをクリックします。
2. 利用者ごとに固有のログインID、氏名、メールアドレスを設定します。
3. 適切な権限テンプレートを選択し、「確定」ボタンをクリックして保存します。
ライセンス上限に達している場合の確認と追加申し込み方法
新しいユーザーを追加しようとした際に「追加」ボタンが押せない、あるいはエラーが出る場合は、ご契約いただいているライセンス数(ユーザー数)の上限に達している可能性があります。現在の利用状況を確認し、必要に応じてライセンスの追加をご検討ください。
【確認箇所】 管理者設定>ユーザー設定>ユーザー設定一覧
「ユーザー枠」の項目で、現在の登録数と最大数を確認してください。枠が足りない場合は、下記ページよりライセンスの追加お申し込みをお願いいたします。
関連マニュアル
ユーザーアカウントの管理仕様や、同時操作時の注意点については、下記記事をご確認ください。
ユーザー情報の追加・編集に関する基本操作
新しいユーザーを登録する際の手順や、パスワード設定に関する詳細な仕様について解説しています。
ユーザー管理:ユーザーの追加/編集
操作上の注意点(複数タブ・ブラウザ操作の制限)
システムを安定して利用するために避けるべき操作(ブラウザの戻るボタンの使用や、複数タブ・複数ブラウザでの操作制限など)についてまとめています。
注意事項:操作上/機能実行時/メール関連
レコードの同時編集を防ぐ「排他制御」の仕組み
異なるユーザー間でのデータ競合を防ぐための設定方法と、その制御方式の違いについて詳しく解説しています。
レコードの編集中に他のユーザーが入力できないようにしたい(排他制御・ロック機能)
(記事ID:2737)
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