入力画面で特定の条件に合致するリンク先のデータだけを選択肢リスト(プルダウンや検索画面)に絞り込んで表示する方法・設定手順
リンク先データの選択肢リストを絞り込んで表示させるには、以下3つの方法があります
ユーザーの運用や、絞り込みたい条件が「固定」か「入力内容に応じて変わる(動的)」かによって最適な方法を選択してください。
これらの設定を行うことで、大量のマスタデータから目的の商品を探す手間を省き、選択ミスを未然に防ぐことが可能です。
最適な構築手法の選び方・判断基準
- 常に特定の条件(例:「販売中」の商品のみ)で固定したい場合
➔ 1. データベースリンク項目の「リンク先レコードの絞り込み」設定が適しています。項目設定またはメニュー設定で、あらかじめ作成した絞り込み条件を適用します。 - 入力画面での他の選択内容(例:「カテゴリ」)に連動させたい場合
➔ 2. メニュー設定の「入力値に応じた動的絞り込み」設定が適しています。先に選んだ「カテゴリ」に紐づく商品だけがリストに表示されます。 - 業務フローや担当部署ごとに、選べる商品の範囲を完全に分けたい場合
➔ 3. 入力メニュー自体を分割し、それぞれに専用の絞り込みを適用する方法が適しています。複雑な条件判定を避け、シンプルに運用を切り分けることができます。
各手段の詳細と設定手順
1. データベースリンク項目の「リンク先レコードの絞り込み」設定(固定の絞り込み)
<メリット> 一度設定すれば、すべてのユーザーに対して一律で「無効な商品を表示させない」といった制御が可能です。
<デメリット> 入力画面上での操作によって、絞り込み条件をリアルタイムに変更することはできません。
【確認箇所】 データベース設定>基本設定>項目設定
手順:
1. リンク先データベース(例:商品マスタ)で「絞り込み設定」を作成します。
まず、表示させたい条件(例:ステータスが「販売中」と等しい)を定義した絞り込み設定を商品マスタ側に作成します。
2. リンク元データベース(例:見積もり管理)の項目設定で絞り込みを適用します。
見積もり管理データベースの「商品ID」などのデータベースリンク項目の設定画面を開き、「リンク先レコードの絞り込み」欄で手順1で作成した絞り込み設定を選択します。
※特定のメニューだけでこの制限をかけたい場合は、データベース設定の「メニュー設定」内にある「入力項目設定」から同様の設定を行ってください。
2. メニュー設定の「入力値に応じた動的絞り込み」設定(連動する絞り込み)
<メリット> 「大分類を選んだら、その分類に属する商品だけがプルダウンに出る」といった、階層指定のような操作感を実現できます。
<デメリット> メニュー単位の設定が必要なため、複数の入力メニューがある場合はそれぞれに設定を行う必要があります。
【設定箇所】 データベース設定>基本設定>メニュー設定>対象メニューの「設定」>入力項目設定
手順:
1. 対象メニューの「設定」画面から「入力項目設定」の「設定」ボタンをクリックします。
2. 絞り込みたいデータベースリンク項目(例:商品ID)を選択し、「設定」をクリックします。
3. 「入力値に応じて動的に絞り込み条件を変更させる」にチェックを入れます。
4. 条件設定にて、左辺に「商品マスタのカテゴリ項目」、右辺に「【選択レコード】の見積もり管理データベースのカテゴリ項目」を指定し、「等しい」で結びます。
※この設定により、見積もり入力画面で「カテゴリ」を選択した瞬間に、商品名の選択肢がそのカテゴリのものだけに限定されます。
3. 入力メニュー自体を分割し、それぞれに専用の絞り込みを適用する方法
<メリット> 標準の絞り込み機能では直接指定しにくい複雑な条件でも、メニューを分けることで確実に制御できます。
<デメリット> メニューの数が増えるため、トップページやお気に入りでの整理が必要になります。
【設定箇所】 データベース設定>基本設定>メニュー設定
手順:
1. 「通常見積もり用」と「特別見積もり用」のように、入力メニュー自体を2つ作成します。
2. それぞれのメニュー設定において、上記「1.」の手順で異なる絞り込み条件(例:通常用には一般商品を、特別用には限定商品を絞り込む設定)を固定で割り当てます。
3. ユーザーは自身の業務に合わせて適切なメニューを選択して入力を開始します。これにより、システム側で複雑な自動判定を組まずとも、現場の判断で適切なリストを表示させることが可能です。
関連マニュアル
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
データベースリンク項目の詳細設定と絞り込み方法
データベースリンク項目において、検索ウィンドウやプルダウンの表示内容を制限する「リンク先レコードの絞り込み」の基本仕様について解説しています。
項目設定:項目タイプ「DBリンク項目」
メニューごとの入力画面カスタマイズ
特定のメニューから入力する際だけ動的に選択肢を絞り込む「入力項目設定」の具体的な操作手順を記載しています。
メニュー設定:レコード一覧タイプ(レコード入力画面に関する設定)
選択肢項目をメニューごとに制限したい場合の代替案
「選択肢」タイプではできない制御を、データベースリンク項目を使って実現するための構築のヒントをまとめています。
項目タイプ「選択肢(1件選択)」の選択肢をメニューごとに制限することは可能か
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