マスタDBのレコードを削除した際、リンク元DBの登録済みデータは保持されるか
マスタデータベースのレコードを削除しても、リンク元データベースの値は原則として保持されます
「楽楽販売」の仕様上、データベースリンク項目や従属項目を通じて一度登録・確定されたレコードの値は、参照先のマスタレコードが削除されたとしても、自動的に連動して削除されたり空欄になったりすることはありません。
各レコードには「登録・利用した時点の情報」がそのまま文字列や数値として保存され続けるため、過去の案件データなどの正確性を保つことができる仕組みです。
例えば、案件データベースで顧客マスタデータベースを参照している場合、リンク先の顧客マスタを削除しても、案件データベース側にすでに登録されているデータ(会社名など)が自動的に消えることはありません。
項目タイプごとの挙動一覧
リンク元のデータベース(案件データベースなど)で設定している参照方法によって、マスタレコード削除後の挙動や画面表示が異なります。
| 参照方法 | マスタレコード削除後の挙動・画面表示 |
|---|---|
| DBリンク項目 | DBリンク項目には、マスタデータベースの「キー項目」の値が保存されています。 マスタ側のレコードを削除しても、案件データベース側のレコードに書き込まれたキー値(案件ID:0001など)はそのまま残り続けます。 ただし、マスタから実データが消えているため、リンクをクリックしてマスタの閲覧画面へ遷移することはできなくなります。 |
| 従属項目 | 従属項目は、マスタデータベースの値を「コピー」して自身のデータベース内に保存する項目です。 登録・更新した「時点」の値を保持しているため、後からマスタ側のレコードが削除されたり内容が変更されたりしても、案件データベース側のデータには一切影響しません。 |
| 参照専用項目 | 参照専用項目は、画面を表示するたびにマスタデータベースの最新情報をリアルタイムに参照して表示する仮想的な項目です。 そのため、マスタ側のレコードが削除されると、参照する対象がなくなるため、画面上には何も表示されなくなります(空欄の状態)。 |
参照専用項目と従属項目の使い分けについては下記記事をご確認ください。
もう迷わない!参照専用項目と従属項目の使い分けガイド
【注意】マスタ削除後に「同じキー値」でレコードを再登録した場合の挙動
DBリンクはあくまでもリンク先のキー項目の値によって紐づく仕様です。
そのため、以下のような意図せぬデータの紐づきにご注意ください
■具体例
1. 顧客マスタから 「顧客ID:1234(株式会社○○○)」 のレコードを削除する。
2. その後、新しい別の顧客 「株式会社×××」 を、同じ 「顧客ID:1234」 でマスタに登録する。
上記の場合、株式会社×××を登録するより前に作成された(旧:株式会社○○○と紐づいていた)案件データも、顧客IDが一致しているため、すべて新しい「株式会社×××」へリンクが切り替わります。
注意
意図しないデータの紐付き(データの先祖返りや混同)が発生する可能性があるため、マスタレコードを一度削除し、同じID等で再登録を行う際は十分に実務への影響をご確認ください。
レコード削除時のキー項目(自動採番)の仕様については、下記記事をご参照ください。
自動採番に設定されたキー項目について、登録済みのレコードを削除した場合、その削除された番号は欠番になるか
(記事ID:2436)
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