明細用DBの数値を複数の条件に応じて集計したい
自動処理による別データベースへの転記は設定が非常に複雑になるため、標準機能の「集計設定」で合算値を手軽に確認する方法を推奨します。
明細用データベースに登録された数値を「カテゴリ」や「区分」といった複数の条件ごとに集計して別のデータベースへ転記する場合、自動処理の「条件分岐パーツ」を大量に使用することになり、設定の作成やメンテナンスが非常に困難になります。
データの正確性を保ちつつ、運用負荷を軽減するためには、自動処理での集計・転記という動作にこだわらず、標準機能の「集計設定」を活用して画面上でリアルタイムに合算値を確認する運用が最も効率的です。
この方法であれば、複雑な分岐設定を作成することなく、必要な条件(内訳項目)を指定するだけで自動的に集計結果が算出されます。
最適な構築手法の選び方・判断基準
複雑な設定を避け、手軽に合算値を確認したい場合
➔ 1. 「集計設定」機能を利用する。内訳項目(見積区分や大項目など)を指定するだけで、システムが自動で集計表を作成します。
<メリット> 複数の条件(最大3項目まで)を組み合わせた集計結果をひと目で確認できます。また、集計結果をグラフで表示することも可能です。
<デメリット> 別のデータベースに「値」として保存(転記)されるわけではないため、集計画面へアクセスして確認する手間が発生します。
特定の管理番号(案件No.など)に絞って集計結果を抽出したい場合
➔ 2. 集計設定内の「絞込み設定」を都度更新する。
集計画面には直接の検索窓がないため、設定側の絞り込み条件を書き換えることで、特定のデータのみを対象とした集計が可能です。
<メリット> 集計対象のレコードが大量にある場合でも、特定の案件やプロジェクトに絞った数値だけを素早く特定できます。
<デメリット> 集計を実行するたびに、管理者が絞り込み条件の設定値を書き換える必要があります。
各手段の詳細と設定手順
1. 「集計設定」機能で条件ごとの合算値を表示する手順
【設定箇所】 データベース設定>機能設定>集計設定
手順:
1. 集計設定の新規作成
・ 集計を行いたい明細用データベースの「集計設定」画面にて「+新規追加」をクリックします。
・ 「集計項目」にて、合計を出したい項目(例:金額、数量など)を選択し、集計方法を「合計」に設定して確定します。
2. 内訳項目(集計条件)の設定
・ 作成した集計設定の「内訳項目設定」にて、集計の軸にしたい項目(例:「見積区分」「大項目」など)を追加します。
・ 設定を確定し、メニューに割り当てることで、指定した項目ごとの合算値が一覧形式で表示されます。
2. 特定の管理番号(案件No.など)に絞り込んで集計結果を確認する工夫
【設定箇所】 データベース設定>機能設定>集計設定>該当設定の「設定」ボタン>絞込み設定
手順:
・ 作成済みの集計設定の編集画面を開き、「絞込み設定」の「設定」ボタンをクリックします。
・ 検索条件として、特定の管理番号を指定します。(例:「案件No.」が「AAA001」と等しい)
・ この状態で集計を実行すると、該当の案件No.に紐づく明細データのみが合算され、画面に表示されます。
※別の案件No.を確認したい場合は、再度この絞り込み条件の値を書き換えて更新してください。
集計設定に関する注意点とマニュアル
集計設定を利用する際は、内訳項目に使用できる項目の種類に制限があります。詳細な仕様については、下記記事をご確認ください。
集計設定の基本操作と仕様に関するマニュアル
集計項目の追加方法や、タイマー実行、結果の蓄積機能について詳しく解説しています。
集計設定
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