編集専用の「レコード入力画面」と「メニュー」を新規作成し、アクセス権を制限することで特定の1項目のみ編集可能になります。
「楽楽販売」では、ユーザーやユーザーグループごとに「どの項目の編集を許可するか」を細かく制御できるアクセス権限機能が備わっています。仕入先などの外部ユーザーにアカウントを発行する場合、標準の入力画面をそのまま使わせるのではなく、編集させたい項目(納期回答など)だけを「編集可」とし、その他の重要な項目(発注金額や原価など)を「編集不可」または「非表示」に設定した専用の画面を用意することで、誤操作や情報の漏洩を防ぎながら安全に運用できます。
【設定箇所】 管理者設定>ユーザー設定>ユーザーグループ設定 / 各データベース設定>表示設定>レコード入力画面設定 / 各データベース設定>基本設定>メニュー設定
設定手順
外部ユーザーが迷わず、かつ安全に特定の項目だけを更新できるようにするため、以下の◆1〜◆4のステップで設定を行います。
◆1. 仕入先専用の「ユーザーグループ」を作成する
個別のユーザーごとに権限を設定すると管理が煩雑になるため、まずは仕入先用のグループを作成します。
- 「管理者設定>ユーザー設定>ユーザーグループ設定」を開きます。
- 「新規追加」より、任意のグループ名(例:仕入先グループ)を作成し、対象のユーザーを所属させます。
◆2. 特定の項目だけを「編集可」にした専用の「レコード入力画面」を作成する
仕入先がアクセスした際に、許可した項目以外を触れないように画面を定義します。
- 対象データベースの「設定(スパナアイコン)>表示設定>レコード入力画面設定」を開き、「新規追加」をクリックします。
- 画面名(例:仕入先用入力画面)を入力し、確定します。
- 詳細設定画面の下部にある項目一覧にて、編集を許可する項目(例:納期回答)以外のすべての項目に対し、「編集可否切替」ボタンをクリックして「✓」を外した状態(編集不可)にします。
- 必要に応じて、仕入先に見せる必要のない項目は「非表示」ボタンで画面から除外します。
◆3. 専用の画面を紐付けた「レコード一覧タイプ」のメニューを作成する
手順2で作成した画面を、仕入先が実際に使うメニューに割り当てます。
- 対象データベースの「設定>基本設定>メニュー設定」を開き、「レコード一覧タイプ」を新規追加します。
- メニュー名(例:【仕入先用】納期回答一覧)を設定し、「設定」ボタンをクリックします。
- 「レコード入力画面に関する設定>レコード入力画面設定」の「設定」ボタンをクリックし、手順2で作成した「仕入先用入力画面」を初期選択に指定します。
- 「入力画面プルダウンを表示する」のチェックを外すことで、仕入先が勝手に他の画面(全項目編集できる画面など)に切り替えるのを防ぎます。
◆4. アクセス権を設定し、仕入先グループの操作範囲を限定する
最後に、仕入先グループが「専用メニュー」と「特定の項目」だけにアクセスできるように制限をかけます。
- 対象データベースの「設定>アクセス権>アクセス権設定」を開き、手順1の「仕入先グループ」を表示させます。
- 「メニュー参照」欄にて、手順3で作成した専用メニューのみにチェックを入れ、他のメニュー(管理者用など)のチェックを外します。
- 「項目編集」欄にて、編集を許可する項目(例:納期回答)のみにチェックを入れます。
- 「確定」ボタンをクリックして保存します。
※アカウントの使い回しは、誤操作時の特定が困難になるため非推奨です。必ず1担当者につき1アカウントを発行してください。
※「レコード一覧画面設定」においても、仕入先に見せたくない項目を非表示にした専用の画面を作成し、メニューに割り当てることで、より安全な運用が可能です。
「できないこと」と代替案
アカウントを発行せずに、仕入先が直接データベースの項目を編集することはできません
「楽楽販売」のセキュリティとデータの正確性を保つための仕組み上、データベースへの情報の書き込み(編集・登録)を行うには、必ず有効なユーザーアカウントでログインしている必要があります。ログインを介さない外部公開フォームのような形式で、特定のレコードを直接編集させる機能はありません。
代替案:メールボックスオプションを活用し、返信内容を自動で項目に反映させる
仕入先にアカウントを発行することが難しい場合は、「メールボックスオプション」を利用した運用をご検討ください。仕入先へ送った注文書メールに対して、仕入先が特定の形式で納期を返信することで、その内容をシステムが自動解析し、対象レコードの「納期」項目を自動更新する仕組みを構築できます。この方法であれば、仕入先側に「楽楽販売」の操作を強いることなく、情報の自動収集が実現できます。
関連マニュアル
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
アクセス権の設定方法に関するマニュアル
ユーザーやユーザーグループごとに、データの参照・編集範囲を制限するための基本的な設定手順を解説しています。
アクセス権設定:ユーザ/ユーザーグループごとに設定
入力画面のレイアウトや編集可否を制御するマニュアル
項目ごとに編集の許可・禁止を切り替えたり、特定の項目を非表示にしたりする設定方法について詳しく記載されています。
レコード入力画面設定
メニューごとに使用する画面を固定する設定マニュアル
特定のメニューから遷移した際に、必ず指定した入力画面が表示されるようにするための設定手順です。
メニュー設定:レコード一覧タイプ(レコード入力画面に関する設定)
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