自動処理は1件ごとに確定(コミット)される仕組みのため、実行中にバックアップが重なると「処理途中の状態」が保存されます
「楽楽販売」の自動処理(一括実行・タイマー起動)は、すべての処理をまとめて一度に確定するのではなく、1件ごとに処理を確定しながら順次実行していく仕組みです。
そのため、大量のレコードを削除した直後に新しいレコードを追加するような自動処理の実行中にバックアップ処理が開始されると、バックアップ環境には「削除は終わったが追加が一部しか済んでいない」といった、データの整合性が保たれていない処理途中の状態がそのまま保存されることがあります。
主な事象
夜間にタイマー起動で「特定のデータベースのレコードを一度すべて削除し、その後に別のデータベースから最新データを追加する」といった自動処理を運用している場合、翌朝にバックアップ環境を確認すると、操作ログに記録された処理件数(例:1,200件)よりも、バックアップ環境内のレコード件数が著しく少なくなっている(例:600件しかない)という事象が発生することがあります。
主に以下の原因が考えられますので、自動処理のスケジュール設定やバックアップの仕様をご確認ください。
不整合を解消するための確認・対処手順
1. 自動処理の実行時間をバックアップ実行時間(午前0時〜8時)と重ならないように調整する
【確認箇所】 データベース設定 > 機能設定 > 自動処理設定 > 該当の自動処理の「設定」 > 自動処理一括実行設定
【確認・対処手順】
「楽楽販売」のバックアップオプションによるデータ取得は、毎日午前0時頃から午前8時頃の間に順次実行され、バックアップ環境が更新されます。
このバックアップ処理の実行タイミングは、環境内で自動処理や集計のタイマー処理が実行中であるかどうかを考慮しない仕組みです。
そのため、処理件数が多く完了までに時間がかかる自動処理を深夜帯に設定していると、処理の途中でバックアップが取得されるリスクが高まります。
対策として、自動処理のタイマー起動を停止し日中帯に手動で実行するか、プロプランをご利用の場合はタイマー起動スケジュールを、バックアップ時間帯を避けた時間(例:バックアップ完了後の午前8時以降など)にずらして設定してください。
2. バックアップ環境の仕様に基づいたデータの確認を行う
バックアップ環境は、あくまで「バックアップが取得されたその瞬間の環境の状態」をそのまま復元するものです。
削除処理と追加処理をセットで行う自動処理において、削除が完了し追加が始まって間もないタイミングでバックアップが走った場合、レコード件数が少なく表示されるのはシステムの正常な挙動です。
もしバックアップ環境でデータを確認する必要がある場合は、処理が確実に完了している前日分や翌日分のバックアップURLを参照する、あるいは自動処理の構成を「削除・追加」ではなく「既存レコードの上書き更新」に変更できないかご検討ください。
関連マニュアル
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
バックアップオプションの仕様に関するマニュアル
バックアップが取得される目安の時間帯や、バックアップ環境でのログイン情報、制限事項について詳しく解説しています。
バックアップオプション
自動処理のタイマー設定に関するマニュアル
一括実行の予約方法や、タイマー起動のスケジュール設定(毎日・毎週・毎月)の手順について記載されています。
自動処理設定:一括実行(タイマー起動)
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