案件を「親子関係」で管理する2つの方法(1つのDB内管理/DB分割によるDBリンク・被リンク一覧設定の使い分け)

1つの「親案件(プロジェクト)」に対して複数の「関連するタスク(子案件・作業内容)」を紐付け、親子関係を持たせて進捗や期限を一元管理することは可能です。

運用要件やデータ構造に合わせて、「1つのDB内でヘッダ・明細項目を活用する方法」と「親DB・子DBを分割してDBリンクおよび被リンク一覧を設定する方法」の2つのアプローチがあります。

案件を「親子関係」で管理する2つの方法

方法1:1つのDB内で管理(ヘッダ・明細項目の活用)

1つのデータベース内で、親案件情報(プロジェクト名、顧客名など)をヘッダ領域に、子タスク(作業内容、担当者、期限、進捗ステータスなど)を明細領域に配置して管理する方法です。

  1. データベースを新規作成して任意のDB名(例:案件管理DB)を作成(または既存DBを使用)します。
  2. 項目設定にて、親案件に関する共通情報(例:プロジェクト名、顧客名、全体納期)を「ヘッダ項目」として設定します。
  3. 関連するタスクごとの繰り返し情報(例:作業内容、タスク担当者、タスク期限、進捗状況)を「明細項目」として追加します。

メリット: 1つの画面で親案件と子タスクが一括入力・閲覧でき、画面遷移なしで全体の進捗状況を把握しやすくなります。

方法2:親DBと子DBを分割して管理(DBリンク+被リンク一覧の活用)

「親案件DB」と「子タスクDB」をそれぞれ独立したデータベースとして作成し、DBリンク項目と被リンク一覧設定で相互に関連付ける方法です。

  1. 「親案件DB(プロジェクトDB)」と「子タスクDB」の2つのデータベースを作成します。
  2. 「子タスクDB」の項目設定にて、親案件を参照するためのDBリンク項目(例:「プロジェクト名」)を追加し、「親案件DB」と関連付けます。
  3. 「親案件DB」のレコード一覧画面設定にて、「被リンク一覧」項目を追加し「子タスクDB」の任意のメニューを選択して追加します。
  4. 「被リンク一覧」の設定により、親案件の閲覧画面上に、紐づく「子タスクDB」のレコード一覧を自動で一覧表示させます。

メリット: 子タスク単位での柔軟な検索・絞り込みや集計、ステータス変更が容易となり、タスク数が非常に多い場合でも視認性と拡張性を維持できます。

設定時の注意点および仕様制限

  • アクセス権限の統一: 親案件と子タスクで参照できるユーザ範囲を揃えたい場合は、それぞれのDBに対してレコードアクセス権の設定を正しく適用してください。
  • データの整合性: 子タスクDB側で親案件を指定(DBリンク)する際、必須項目に設定しておくことで親のない孤立したタスクレコードの発生を防ぐことができます。

関連ヘルプ・関連記事案内

データベースの設計手順やDBリンク・被リンク一覧の設定手順については、下記記事をご確認ください。

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