以前は送信できていたメールが急に送信エラーになる原因

「楽楽販売」のメール送信が急にエラーとなるのは、受信側メールサーバーのセキュリティ要件が厳格化されたことが主な原因です

以前は問題なく送信できていたメールが突然エラー(例:550 5.7.509 Access denied...)で送信できなくなる事象は、主にMicrosoft 365(Exchange Online)などの受信側メールサーバーにおいて、なりすましメールや迷惑メールを防ぐための「送信ドメイン認証(SPF、DKIM、DMARC等)」のチェック基準がアップデートされたことに起因します。

これは「楽楽販売」側の仕様変更ではなく、受信側のメールサーバーがセキュリティポリシーを強化した結果、認証情報が不十分なメールを「なりすまし」と判定して拒否している状態です。
そのため、これまで届いていたメールであっても、受信側のセキュリティアップデートのタイミングで急に送信拒否されるケースが多く報告されています。

エラーを解消するための確認・対処手順

1. 送信ドメイン認証(SPFレコード)の設定を確認・追記する

受信側サーバーが「楽楽販売」からのメールを正当なものと認識できるよう、貴社のDNSサーバー(TXTレコード)に「楽楽販売」のSPF情報を追記してください。

【確認箇所】 貴社が管理するドメインのDNSサーバー設定
【確認・対処手順】
1. 貴社のDNSサーバーのTXTレコードに、以下の記述が含まれているか確認します。
include:spf.rakurakuhanbai.jp ~all
2. 含まれていない場合は、既存のSPFレコードに上記を追記してください。
※「楽楽販売」の環境URLが「htdb.jp」で終わる場合は「include:spf.htdb.jp ~all」となります。

2. DKIM署名を設定してメールの信頼性を高める

SPFレコードの設定だけでは不十分な場合や、Gmail等の厳格なセキュリティチェックを回避するためには、DKIM署名の設定が非常に有効です。

【確認箇所】 管理者設定 > DKIM設定 > 署名管理
【確認・対処手順】
1. 「楽楽販売」の管理画面にてDKIM署名を新規作成し、公開鍵を発行します。
2. 発行された公開鍵を貴社のDNSサーバーに登録します。
3. 「ドメイン管理」画面にて、送信に使用するドメインとDKIM署名を紐付けます。

3. 外部メールサーバー(Exchange Online等)の利用を検討する

「楽楽販売」の標準サーバーではなく、貴社で契約しているMicrosoft 365(Exchange Online)等のメールサーバーを経由して送信することで、送信元ドメインの不一致問題を根本的に解消できます。

【確認箇所】 管理者設定 > システム設定 > 送信メールサーバ設定
【確認・対処手順】
1. 「外部サーバを使用する」にチェックを入れ、貴社のメールサーバー情報を設定します。
2. OAuth認証を利用する場合は、Microsoft Entra管理センター等で適切なAPI権限(SMTP.Send等)を付与した上で認証を完了させてください。


関連マニュアル

詳細な仕様の違いや設定手順については、下記記事をご確認ください。

「楽楽販売」から送信したメールが迷惑メールと判定される場合の回避策

SPFレコードの記述例や、なりすまし判定を回避するための具体的な設定手順について解説しています。
なりすましメール判定を回避するためのSPFレコード追加手順とExchange Online利用時のDKIM設定・推奨策

外部の送信メールサーバー(Exchange Online)利用の設定手順

OAuth認証を用いた外部サーバー連携の設定方法と、代理送信権限の付与手順について詳しく解説しています。
外部の送信メールサーバ(Exchange Online)利用の設定手順

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