2段階先の「参照専用項目」に詳細画面へのリンク(DBリンク)を付与することは可能か

DBリンク項目の2段階先を参照する「参照専用項目」に詳細画面へのリンクを付与することはできません

レコード一覧画面設定にて追加した「2段階先のデータベース(DB)を参照する参照専用項目」に対して、クリックして対象レコードの詳細画面へ遷移するためのハイパーリンク(DBリンク機能)を付与する機能はありません。

「参照専用項目」は、DBリンク項目を介して接続された別データベースの値をリアルタイムに画面へ表示するための機能ですが、2段階先(例:営業情報データベース > ユーザーデータベース > 機関データベース)の情報を参照している場合、その項目はシステム上で「リンクのない文字列(テキスト)」として扱われる仕様です。

そのため、レコード一覧画面から直接「2段階先のデータベースを参照する参照専用項目」をクリックして機関データベースの詳細画面を確認するには、お手数をおかけしますが、直接該当のデータベースへのリンク用項目を作成・保持する設計が必要です。

2段階先のデータベース詳細画面へ直接遷移するための代替設計案

「参照専用項目」ではリンク化できませんが、対象のデータベースに直接リンク項目を作成し、自動処理を活用して値を同期させることで、一覧画面から1クリックで2段階先の詳細画面へ遷移する運用が可能です。

対象の一覧画面のあるデータベースにリンクを作成したいデータベースへのDBリンク項目を直接作成し、レコード保存時に自動処理で値を転記する

「参照専用項目」として表示させている情報を、実体のある「DBリンク項目」として値を持たせることで、一覧画面上でのリンク(青文字のクリック可能な状態)を実現します。
手動で入力する手間を省くため、以下の3ステップで設定を構築してください。

1. リンク用項目の作成
【設定箇所】 対象データベース > データベース設定 > 基本設定 > 項目設定
・項目タイプ「DBリンク項目」を新規追加します。
・リンク先のデータベースとしてリンクを作成したいデータベースを選択します。
・項目名を管理しやすい名称で登録します。

2. 値を自動で同期する自動処理の作成
【設定箇所】 営業情報データベース > データベース設定 > 機能設定 > 自動処理設定
・「レコード更新」パーツを含む自動処理を新規作成します。
・パーツの詳細設定にて、更新対象を「【選択レコード】」に指定します。
・手順1で作成したDBリンク項目に対し、値を割り当てます。
・割り当てる値のプルダウンにて、中間データベースのリンク項目を辿り、最終的なリンク先データベースの「キー項目」を指定します。

3. 実行タイミングの割り当て
【設定箇所】 対象データベース > データベース設定 > 基本設定 > メニュー設定
・利用している一覧メニューの「設定」を開き、「入力画面自動処理設定」をクリックします。
・「登録」および「編集」の確定時に実行する自動処理として、手順2で作成した処理を割り当てます。

※これにより、ユーザーがレコードを保存した瞬間に、2段階先のリンク情報が自動的にデータベース内の項目へ書き込まれ、一覧画面上でクリック可能なリンクとして表示されます。

関連マニュアル

参照専用項目は、データの最新性を保つための仕組み上、表示やエクスポートには適していますが、リンク機能や計算・絞り込みには一部制限があります。
詳細な仕様の違いについては、下記記事をご確認ください。

レコード一覧画面での特殊な項目の表示に関するマニュアル

参照専用項目や文字連結項目など、データベース項目以外の情報を一覧画面に表示させる際の設定手順と、それぞれの機能制限について詳しく解説されています。
レコード一覧画面設定:項目設定(特殊な項目の表示)

DBリンク項目の基本設定と詳細画面への遷移仕様

データベース同士を関連付け、詳細画面へのリンクを有効にするための「DBリンク項目」の作成手順や、検索ウィンドウの表示設定について記載されています。
項目設定:項目タイプ「DBリンク項目」

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