DBリンク項目の「取得」ボタンが特定の入力画面で表示されない原因と対処方法
DBリンク項目に紐づく「従属項目」が画面内に1つも配置されていない場合、情報をコピーしてくる対象がないため「取得」ボタンは表示されません
DBリンク項目の横に表示される「取得」ボタンは、リンク先データベースから情報をコピーしてくる「従属項目」が画面内に存在する場合にのみ表示される仕組みです。
そのため、同じデータベースの同じ項目(例:申請社員コード)を使用していたとしても、特定の入力画面設定において「従属項目(氏名や部署など)」が1つも配置されていない、あるいはすべて非表示になっている場合、システムは「取得すべき情報がない」と判断し、ボタンを表示させません。
この挙動は、不要なボタンを表示させず操作の混乱を防ぐための仕組みです。
主な事象:特定の入力画面でのみ「取得」ボタンが消え、虫眼鏡アイコンのみが表示される
ユーザーの画面で以下のような事象が起きている場合、画面設定における項目の配置状況を確認する必要があります。
- 入力画面Aでは「取得」ボタンが出るが、画面Bではボタンが出ず、データの選択(虫眼鏡)しかできない。
- データベースには「従属項目」を作成しているはずなのに、特定のメニューから入力画面を開いた時だけ「取得」ボタンが表示されない。
「取得」ボタンを表示させるための確認・設定手順
1. リンク先の情報をコピーして保持するための「従属項目」がデータベースに正しく作成されているか確認する
【設定箇所】 左パネル > 対象データベースの設定(スパナマーク) > 基本設定 > 項目設定
【確認・対処手順】
1. データベースの項目一覧を確認し、対象のDBリンク項目(例:申請社員コード)に紐づく「(従属項目)」タイプの項目(例:社員名、所属部署など)が作成されているか確認してください。
2. もし従属項目が1つも作成されていない場合は、「項目名」を入力し、タイプで「(従属項目)」を選択して追加してください。
3. 従属項目の詳細設定にて、対象リンク項目が正しいDBリンク項目を指しているか確認します。
2. ボタンが表示されない特定の「レコード入力画面設定」に、必要な「従属項目」を追加して配置する
データベースに従属項目が存在していても、その「入力画面」に項目が配置されていなければボタンは表示されません。
【設定箇所】 左パネル > 対象データベースの設定(スパナマーク) > 表示設定 > レコード入力画面設定
【確認・対処手順】
1. 事象が発生している(ボタンが表示されない)「レコード入力画面設定」の「設定」ボタンをクリックします。
2. 画面下部の配置済み項目リストの中に、手順1で確認した「従属項目」が含まれているか確認してください。
3. リストに含まれていない場合は、画面中ほどの「追加する項目」プルダウンから該当の従属項目を選択し、「追加」ボタンをクリックして画面内に配置します。
4. 項目を配置した後、画面最下部の「確定」ボタンをクリックして設定を保存してください。
この操作により、入力画面上に従属項目が表示されるようになり、連動してDBリンク項目の横に「取得」ボタンが出現します。
上記を試しても「取得」ボタンが出ない場合のチェックリスト
従属項目は配置されているのに、なぜか「取得」ボタンが出ない(消えてしまう)場合は、以下の仕様に該当していないか追加でご確認ください。
- チェック1:従属項目が「編集不可」になっていませんか?
該当画面において従属項目が「編集不可(グレーアウト)」に設定されており、かつ画面の上部にある「全体設定」の「従属取得設定」で『編集不可・非表示の項目に対して取得を行う』のチェックが外れている場合、上書き防止のために「取得」ボタンが表示されなくなります。
【対処】:レコード入力画面の「全体設定」をクリックし、「編集不可・非表示の項目に対して取得を行う」の該当行にチェックを入れて確定してください。
- チェック2:リンク先データベースへの「参照(アクセス権)」がユーザーに付与されていますか?
操作しているユーザー自身に、DBリンクが指し示す先のデータベース(マスタデータベースなど)に対する「参照」アクセス権が付与されていない場合、情報を参照できないため「取得」ボタンは出現しません。
【対処】:リンク先データベースのアクセス権設定にて、該当ユーザーまたはグループに「参照」権限を付与してください。
- チェック3:メニュー設定で「強制登録」と「編集不可」が重複していませんか?
メニュー設定の「入力項目設定」にて対象項目を「強制登録(初期値を引き継ぐ)」に指定し、かつ入力画面設定でその項目を「編集不可」にしている場合、システム制限により「取得」ボタンが出なくなります。
【対処】:不要な「強制登録」を解除するか、該当項目を「編集可能」に変更してください。
関連マニュアル
詳細な仕様の違いや作成手順については、サクセスナビの下記記事をご確認ください。
従属項目の基本的な仕組みと設定方法
DBリンク先のレコードから情報をコピーしてくる「従属項目」の特性や、手動・自動での取得タイミングについて詳しく解説しています。
項目設定:項目タイプ「従属項目」
入力画面での項目の配置や表示・非表示の設定手順
レコード入力画面において、項目を新しく追加したり、並び順を変更したりするための具体的な操作方法を記載しています。
レコード入力画面設定
お問い合わせフォームよりご要望をお寄せください。
「楽楽販売」はお客様から頂戴したご意見・ご要望をもとに、
よりよく、寄り添う 販売管理クラウドを目指してまいります。
現在の仕様ではご希望の機能に対応しておりませんが、
お客様からの貴重なご意見として真摯に受け止め、今後の改善に役立ててまいります。
(記事ID:2891)
「レコード入力画面設定」の関連記事一覧
こちらの記事もあわせてご確認ください。
- 「リンク元DBからの新規登録」画面で入力画面選択プルダウンを非表示にできるか
- レコード入力画面で「明細コピー」を行った際、自動で先頭項目にフォーカスをあてることは可能か
- 入力画面の数値項目でTabキー移動した際に文字列が全選択(反転)されない
- レコード入力画面に誤って配置した項目を、データベースから削除せずにレイアウトからのみ取り除く方法・操作手順
- 明細内の特定項目を「全員が閲覧可能」かつ「特定のユーザーのみ編集可能」に制限する方法・設定手順
- DBリンク項目を「検索プルダウン」にしている際、編集不可の従属項目に値が自動反映されない原因と対処方法
- レコード入力画面で1行に複数の項目を並べる方法と入力フォームの横幅が決定されるルール
- リンク先DBの画面上からリンク元DBへの新規登録画面を開く方法・設定手順