SSLクライアント証明書のインストール作業を各PCごとに個別に行わず、効率的に一括配布・設定したい

「楽楽販売」のSSLクライアント証明書のインストール作業を、1台のパソコン操作だけで全端末へ一括反映させることはできません

現在の「楽楽販売」の仕様では、SSLクライアント認証による接続制限を行う際、利用するすべてのクライアントパソコン(端末)に対して、個別に証明書のインストール作業を行う必要があります。
1台のパソコンで設定を完了すれば他のパソコンへのインストールが不要になる、といった一括設定機能は備わっておりません。

これは、クライアント認証が「アクセスを試みているその端末自体に正当な証明書が入っているか」を1台ずつ判別する仕組みであるためです。
そのため、利用するユーザーの数だけ、それぞれのパソコン上でOS(Windows等)へのインポート操作を完了させる必要があります。

ただし、管理者がすべてのパソコンを直接操作したり、各パソコンで管理者ログインを繰り返したりする手間を省き、作業を効率化するために以下の方法をご参考ください。

SSLクライアント証明書のインストール作業を効率化する方法

各端末へのインストール自体は省略できませんが、証明書ファイルの配布方法を工夫することで、管理者の作業負担を大幅に軽減することが可能です。

管理者設定画面からダウンロードした1つの証明書ファイルを社内共有フォルダやメールで各ユーザーに配布して各自で設定してもらう

「楽楽販売」のSSLクライアント証明書は「ご契約環境(1顧客)につき1つの共通ファイル」が発行される仕様となっています。
この証明書ファイルは複製や移動が可能な一般的なファイルであるため、以下の手順で進めることで、管理者が1台ずつパソコンを回る必要がなくなります。

1. 管理者が自身のパソコンで「楽楽販売」の管理者設定画面(管理者設定>セキュリティ設定>SSLクライアント認証に関する設定)へアクセスし、証明書ファイルを1度だけダウンロードします。
2. 同じ画面にある「パスワードをコピーする」をクリックし、インストール時に必要となるパスワードを控えておきます。
3. ダウンロードした1つの証明書ファイルと、コピーしたパスワードを、社内の共有フォルダへの格納や、安全なメール・チャットツール等を利用して、利用対象となる各ユーザーへ一斉に配布します。
4. 各ユーザーは、手元に届いた証明書ファイルを使用して、自身のパソコン上でインストール操作(インポートウィザードの実行)を実施します。

※この方法であれば、各ユーザーのパソコンごとに管理者がログインしてダウンロード操作を行ったり、全員に一時的に管理者権限を付与したりする必要はありません。ユーザー自身で数クリックの操作を行うだけで設定が完了します。

パソコンの更新(入れ替え)や新入社員への追加導入時も、保管してある同じ証明書ファイルを再利用して設定する

パソコンを新しく買い替えた際や、利用ユーザーが増えた場合も、手順は同様です。管理者が最初に出力して保管しておいた証明書ファイルとパスワードを新しいパソコンへ配布し、インストールを実行してください。
再度「楽楽販売」の管理画面からダウンロードし直す必要はありません。

※なお、パソコンの初期化やOSの再インストールを行った場合は、端末内の証明書も消去されるため、その都度再インストールが必要となる点にご留意ください。

SSLクライアント認証の設定に関する注意点とマニュアル

証明書のインストールとは別に、セキュリティを有効化するための「URLアクセス制限」の設定については、挙動が異なります。詳細については下記記事をご確認ください。

「通常URLへのアクセス制限」設定は1台のパソコンで変更すれば全ユーザーに即時反映されます

証明書のインストールは各パソコンごとに必要ですが、管理者設定画面にある「SSL認証URLからのアクセスのみ可能にする」というチェックボックスの操作は、システム全体の設定です。
管理者が1台のパソコンからこの設定を確定すれば、すべてのユーザーに対して即座に制限が適用されます。全パソコンで設定を切り替える必要はありません。
SSLクライアント認証サービスオプション:設定方法

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