シングルサインオン(SSO)の設定場所
「楽楽販売」でシングルサインオンを利用するための設定は、システム管理画面内の「全体詳細設定」にあります。
設定手順
以下の手順で設定を行ってください。
- 画面右上の「管理者設定」>「システム設定」>「全体詳細設定」へと進みます。
- 設定画面を最下部までスクロールし、「シングルサインオンに関する設定」という項目を確認します。
- 「使用する」にチェックをつけ、表示された入力欄に必要事項を入力します。
- 画面下の「確定」ボタンを押し、設定を保存して完了です。
【補足】初回ログイン時の仕様と、動作に失敗する場合のトラブルシューティング
「楽楽販売」において、新しく作成したユーザーのパスワード設定が完了しただけでは、シングルサインオン(SSO)の設定は有効(認証済み)になりません。SSOを有効化するためには、ユーザー自身による「初回の紐付け操作」が必要です。
また、一度設定が完了した後でも、特定の操作によって紐付けが自動解除される仕様があるため、システム管理にあたっては以下のポイントを必ずご確認ください。
1. 初回ログイン(アカウント紐付け)の正しいステップ
「シングルサインオン」のチェック(レ点)は、そのユーザーが外部のIDプロバイダー(IdP)と「楽楽販売」の間で正常に認証の紐付け実績があるかどうかを示しています。初めてログインする際は、必ず以下の手順で行ってください。
- ステップ1: ユーザーは、「楽楽販売」の通常ログインURLにアクセスします。
- ステップ2: 自動的にIdP(Azure AD等)のサインイン画面にリダイレクトされるので、IdP側のアカウント情報(ID・パスワード)を入力して認証します。
- ステップ3: SAML認証を通過すると、再び楽楽販売のログイン画面に自動遷移します。ここで、事前に用意された「楽楽販売」側のログインID・パスワードを正確に入力し、ログインボタンをクリックします。
- ステップ4: 「楽楽販売」のトップページが表示された段階で、IdPアカウントと楽楽販売のアカウントが「1対1」で紐づけられ、ユーザー管理画面のシングルサインオン欄にチェック(レ点)が自動で付与されます。
※2回目以降のログイン時は、ステップ3の「楽楽販売」ログインID・パスワードの入力画面は自動で省略されます。
2. 管理者が手動で「認証済み(チェックオン)」にすることはできません
ユーザー管理画面の「シングルサインオン」のチェック(レ点)は、システムがIdPとの正常な認証連携を確認した際に自動で付与される実績記録です。そのため、管理者がユーザー編集画面からチェックボックスを直接クリックして、強制的に有効化(認証済み)にする機能はございません。必ずユーザー本人による初回の紐付けログイン操作を促してください。
【SSOの紐付け(認証済み)が自動で解除されるタイミング】
一度SSOが有効化(チェックあり)になったユーザーであっても、セキュリティ保護の仕様上、以下の操作や事象が発生するとIdPとの紐付けが自動的に解除され、未認証(チェックなし)の状態に戻ります。
解除された場合は、次回のログイン時に再度「初回ログイン時のステップ3(楽楽販売のID・PW入力)」が必要となりますので、社内周知や運用の際にご留意ください。
【紐付けが解除される主な原因】
・管理者が、ユーザー管理画面からそのユーザーの「ログインID」または「パスワード」を変更したとき
・管理者が、ユーザー管理画面から「パスワード設定メール」を再送信したとき
・「楽楽販売」のパスワード有効期限が切れ、パスワードの変更画面が表示されたとき
・管理者が、ユーザー一覧画面でシングルサインオンの「解除」をクリックし確定したとき
3. SSOログインが正常に行われない場合のチェックポイント
SSOでのログイン時にエラーが発生したり、通常のログイン画面から遷移しなかったりする場合は、以下の設定・操作に誤りがないかご確認ください。
- チェック1:「sso/off」URLによる通常ログインの併用
SSO設定がうまくいかない場合や、SSO設定を強制解除して楽楽販売独自のログインを試したい場合は、通常のログインURLの末尾に「/sso/off」を付けた専用URL(例:https://●●●.●●●.jp/●●●/sso/off)からアクセスすることで、IdPを介さずに楽楽販売のパスワードログインが可能です。トラブル時の切り分けにご活用ください。
- チェック2:IdPポータルからの直接アクセス(IdP-Initiated)によるエラー
楽楽販売のSSOは、仕様上「楽楽販売を起点とする接続(SP-Initiated)」のみに対応しています。Azure AD(Microsoft Entra ID)等のマイアプリポータル画面にある楽楽販売アイコンをクリックして直接ログイン(IdP起点)しようとすると、システムエラーが発生します。
ポータル画面からログインさせたい場合は、IdP側の設定(サインオンURL等)に「楽楽販売の通常のログインURL」を登録する回避策をご検討ください。
- チェック3:ブラウザのキャッシュが残っていることによるループエラー
パスワード変更直後などに、ログイン画面が何度もリフレッシュされて先に進まなくなる事象が発生した場合は、過去の認証トークンやブラウザのセッション情報が残っていることが原因です。ブラウザの「キャッシュクリア」と「ブラウザの再起動」を行ってから再度ログインをお試しください。
関連マニュアル
詳細な仕様やログイン制限については、下記記事をご確認ください。
シングルサインオン(SSO)の設定手順と仕様
シングルサインオンの利用設定や、IdPとの連携に必要なメタデータの取得方法、ログアウトURLの仕様について詳しく解説しています。
全体詳細設定(記事ID:1513)
ユーザー情報の編集やパスワード管理に関するマニュアル
ユーザーごとのシングルサインオン認証状態の確認方法や、ログインIDの変更手順について記載されています。
ユーザー管理:ユーザーの追加/編集(記事ID:1503)
シングルサインオン(SSO)とは
「シングルサインオン」とは、一度の認証処理で複数のサービスにログイン可能になる機能です。
認証システムである「IDプロバイダー(IdP)」にログインしている状態であれば、「楽楽販売」にIDやパスワードを入力することなく、スムーズにログインすることが可能になります。
(記事ID:2359)