異なるDB間の金額差分をチェックしたい
「レコード検索」パーツで別データベースの値を参照し、「条件分岐」と「処理キャンセル」パーツを組み合わせることで設定可能です。
「楽楽販売」の自動処理機能を活用することで、操作中のデータベースとは別のデータベースに登録されている金額(請求額など)をシステムが自動で見に行き、現在の申請額と一致するかをチェックできます。
差分がある場合にのみ処理を中断させ、ユーザーにエラーメッセージを表示することで、目視確認によるミスやデータの不整合を未然に防ぐことが可能です。
【設定箇所】 データベース設定 > 機能設定 > 自動処理設定
設定手順
例えば、「売上管理データベース」での申請時に、別データベースである「請求管理データベース」の金額と差分がないかチェックする場合の手順は以下の通りです。
1. 「レコード検索」パーツで比較対象のデータを特定する
まず、別データベースにある比較したい数値(請求額など)を取得します。
自動処理の先頭に「レコード検索」パーツを配置し、詳細設定で以下のように指定してください。
検索対象データベース:比較したい数値が入っているデータベース(例:請求管理データベース)
1件まで絞込み:チェックを入れる(※正確な比較のため、共通のキーで1件に特定する必要があります)
検索条件:「案件No」や「顧客ID」など、両方のデータベースで共通している項目が「等しい」という条件を設定します。
2. 「条件分岐」パーツで金額の合致を判定する
次に、現在のレコードの数値と、手順1で検索したレコードの数値を比較します。
「条件分岐」パーツを配置し、以下の条件を設定してください。
左辺:【選択レコード】の「売上金額」
比較演算子:「と等しい」
右辺:【検索レコード(手順1のパーツ名)】の「請求金額」
3. 「処理キャンセル」パーツで差分がある場合の挙動を設定する
手順2の条件分岐で「NO(一致しない)」に進んだ先に、「処理キャンセル」パーツを配置します。
詳細設定の「メッセージ」欄に、ユーザーの画面に表示させたい警告文を入力してください。
(例:請求額と売上額に差分があるため、申請できません。内容を確認してください。)
※処理キャンセルパーツのキャンセル設定にて「このパーツ以前の処理はすべてキャンセルする 」にチェックを入れると、それ以前に行われた「レコード更新」などの処理もすべて取り消され(ロールバック)、自動処理が中断されます。
設定上の注意点
入力画面で「入力した瞬間」にリアルタイムでチェックすることはできません。
「楽楽販売」の仕組み上、自動処理は「確定(保存)」ボタンが押された後、または「実行」ボタンがクリックされた後に動作します。そのため、数値を打ち込んだ瞬間にその場でエラーを出すのではなく、保存処理の過程でチェックが行われる点にご注意ください。
関連マニュアル
詳細な仕様や各パーツの具体的な設定方法については、下記記事をご確認ください。
自動処理で条件によって処理を分ける方法
条件分岐パーツの基本的な使い方や、YES/NOの分岐設定について詳しく解説しています。
自動処理設定:「条件分岐」パーツ
意図しない処理を防ぐための中断設定
処理キャンセルパーツを使用して、エラーメッセージを表示させたり処理をロールバックさせたりする手順を記載しています。
自動処理設定:「処理キャンセル」パーツ
別DBのレコードを特定して値を参照する手順
レコード検索パーツを用いて、他のデータベースから特定のデータを抽出するための設定方法です。
自動処理設定:「レコード検索」パーツ
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