大量の明細(50件以上)を登録する際のフリーズを回避し、入力を効率化する方法
「楽楽販売」で大量の明細をスムーズに登録・管理するには、以下3つの方法があります
一度の入力画面で大量の明細(50件以上)を扱おうとすると、ブラウザ側で画面を描画するための処理負荷が非常に高くなり、フリーズや動作遅延が発生しやすくなります。
ユーザーの運用に合わせて、画面設定の最適化や登録方法の変更、またはデータベース構成の見直しを検討してください。
最適な構築手法の選び方・判断基準
画面の表示速度を優先したい場合
➔ 1. 画面設定の負荷軽減が適しています。現在の設定を一部変更するだけで、ブラウザの処理負担を抑えることができます。
入力作業そのものを短縮したい場合
➔ 2. CSVインポート機能の活用が適しています。画面上での1行ずつの操作を介さず、大量のデータを一括で取り込めます。
今後も明細行がさらに増え続ける場合
➔ 3. データベース構成の分割が適しています。1レコードに情報を詰め込まず、ヘッダと明細を別々のデータベースに分けることで、根本的なパフォーマンス改善が図れます。
各手段の詳細と設定手順
1. 画面表示の負荷を軽減するために「項目行の固定表示」設定を解除し、ブラウザの処理速度を向上させる
<メリット>
データベースの構成を変えずに、設定変更だけで動作を軽くできる可能性があります。
<デメリット>
スクロール時に項目名(ヘッダ)が隠れてしまうため、視認性が低下する場合があります。
過去の問合せ事例において、大量の明細を表示する際に「項目行の固定表示」が有効になっていると、通常の表示よりもシステムおよびブラウザへの処理負荷が著しく高まり、フリーズの原因となることが確認されています。以下の手順で設定を解除してください。
【設定箇所】 データベース設定 > 表示設定 > レコード一覧画面設定 > 全体設定
手順:
1. 対象のデータベースの「レコード一覧画面設定」から、該当する画面の「設定」ボタンをクリックします。
2. 画面上部の「全体設定」にある「設定」ボタンをクリックします。
3. 「項目行の固定表示」の項目を確認し、「固定表示する」のチェックを外します。
4. 「確定」ボタンをクリックして保存します。
※あわせて、一覧画面での「1ページあたりの表示件数」を少なく設定(例:20件など)することも、負荷軽減に効果的です。
2. 入力画面での手動登録を避け、「CSVインポート」機能で大量の明細を一括登録する
<メリット>
50件以上の明細であっても、画面が固まるストレスなく数秒で登録予約が完了します。
<デメリット>
CSVファイルを作成する手間が発生します。
「楽楽販売」の入力画面は、データの正確性を保つために1行ずつ追加・確定する仕組みとなっており、大量登録には不向きです。50件を超える場合は、Excel等で作成したデータをCSV形式で一括取り込みする運用を推奨します。
【設定箇所】 データベース設定 > 機能設定 > インポート一覧
手順:
1. 「インポート一覧」にて「新規追加」をクリックし、登録方法を「更新と登録」に設定します。
2. 「明細の更新キー」に「明細キー」を指定します。
3. 現場のユーザーが迷わず実行できるよう、「メニュー設定」から「インポートタイプ」のメニューを左パネルに作成してください。
これにより、ユーザーは入力画面を開くことなく、Excelのコピー&ペーストやファイルのアップロードだけで大量の明細を登録できるようになります。
3. 1レコードあたりの明細行数を減らすため、データベース構成を「ヘッダデータベース」と「明細データベース」に分割する
<メリット> 1画面あたりのデータ量が劇的に減るため、フリーズが根本的に解消されます。明細行数の上限(100行〜)を気にする必要もなくなります。
<デメリット> データベースの再設計と、既存データの移行作業が必要です。
1つのレコードに大量の明細を紐付けるのではなく、「請求ヘッダデータベース」と「請求明細データベース」のように、親と子のデータベースを分けて管理する手法です。
【設定箇所】 管理者設定 > データ設定 > データベースグループ設定
手順:
1. 親となる「ヘッダデータベース」と、子となる「明細データベース」を個別に作成します。
2. 「明細データベース」から「ヘッダデータベース」に対して「データベースリンク項目」を作成し、レコード同士を紐付けます。
3. 登録の際は、まずヘッダを登録し、その閲覧画面から「被リンク一覧」や「リンク元データベースへのレコード登録」ボタンを使って明細を1行ずつ(またはインポートで)登録します。
※この構成にすることで、1つの画面で処理するデータ量が分散され、システム全体のパフォーマンスが安定します。
関連マニュアル
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
明細行数が多い場合の設定テンプレート
1レコードの明細行数が多く、パフォーマンスや上限値にお悩みの方に向けた、データベース分割構成のサンプルテンプレートです。
明細行数が多い場合の設定テンプレート
インポート一覧:インポートの実行
CSVファイルの読み込みや、Excelからのコピー&ペーストによる一括登録の具体的な操作手順を解説しています。
インポート一覧:インポートの実行
レコード一覧画面で項目行や列を固定表示する方法
負荷の原因となりやすい「固定表示」機能の概要と、設定・解除の手順について記載されています。
レコード一覧画面でExcelのように任意の行や列(ウィンドウ枠)を固定表示する方法
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