生年月日情報から年齢を自動算出し、年代別(10代・20代など)の人数や構成比を集計する方法・設定手順

データベース項目として「年齢」を算出・保持する設定を行い、集計機能の「範囲指定」を活用することで年代別の自動集計ができます。

集計機能で年代別の分布(10代、20代など)を出すには、まずデータベース内に「数値」として年齢を保持する項目が必要です。

表示上のみで年齢を算出する「参照専用」の手法では集計機能の対象に指定できないため、必ず「数値計算」項目として年齢を定義します。
その上で、集計設定の「範囲指定」機能を利用して、任意の年齢幅(10歳刻みなど)で区切ることで、年代ごとの所属人数や構成比をリアルタイムに可視化できます。

【設定箇所】 左パネル > 対象のデータベース > 設定(スパナアイコン)

手順1:年齢を算出・保持するためのデータベース項目を作成する

年齢を「集計可能なデータ」として扱うため、以下の3つの項目をデータベースに追加します。

  • 「生年月日」項目:項目タイプ「日時(年月日)」で作成します。
  • 「年齢算出基準日」項目:項目タイプ「日時(年月日)」で作成します。※後述の自動処理で毎日「当日」に更新します。
  • 「年齢」項目:項目タイプ「日時と日時の計算」で作成します。
    • 【設定内容】計算方法:「日時と日時の計算」の結果を数値化する、または直接「日時と日時の計算」タイプで「年齢算出基準日 - 生年月日」を計算し、単位を「年」に設定します。

手順2:毎日「年齢」を最新の状態に更新するための自動処理(タイマー起動)を設定する

年齢は毎日変化するため、システムが自動で「年齢算出基準日」を当日の日付に書き換える仕組みを構築します。これにより「年齢」項目の再計算が毎日行われ、集計結果が常に最新に保たれます。

【設定箇所】 データベース設定 > 機能設定 > 自動処理設定

  1. 「新規追加」より、実行単位「レコード単位」の自動処理を作成します。
  2. 「レコード更新」パーツを配置し、対象レコードを【選択レコード】に指定します。
  3. 「年齢算出基準日」項目に対し、割り当てる値を「(現在日時)」に設定します。
  4. 「自動処理一括実行設定」にて「タイマースイッチ」をONにし、起動スケジュールを「毎日 午前1時」に設定します。

※全レコードを対象にするため、絞込み条件は「ID が(値なし)と等しくない」などの全件ヒットする条件を指定してください。
※対象のレコード総数が5,000件を超える場合は、5,000件以内に収まるよう絞込み条件を設定のうえ、同じ自動処理を複製、絞込み条件を変更のうえタイマー実行を行ってください。

手順3:集計設定にて「範囲で指定」を使い、10代・20代などの年代区分を作成する

算出した「年齢」項目を、集計画面で年代ごとにグループ化する設定を行います。

【設定箇所】 データベース設定 > 機能設定 > 集計設定

  1. 「新規追加」より、集計項目に「レコード数」および「レコード数の構成比」を設定します。
  2. 「内訳項目設定」の「設定」ボタンをクリックします。
  3. 「内訳項目」に手順1で作成した「年齢」項目を選択します。
  4. 「集計区分」にて「範囲で指定」にチェックを入れます。
  5. 「範囲指定」の入力欄にて、年代の区切りを設定します。
    • 【設定例】10歳刻みの場合:10, 20, 30, 40, 50, 60... と入力します。
  6. 「確定」ボタンをクリックして保存します。

※集計結果から「年齢が未入力(0歳や値なし)」のデータを除外したい場合は、集計設定内の「絞り込み設定」にて「年齢 が 1 以上」という条件を追加してください。

関連マニュアル

詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。

年齢計算の仕組みとテンプレートに関するマニュアル

生年月日から年齢を算出する際の「参照専用」と「データベース項目」の違いや、具体的な計算式の作り方について解説しています。
年齢計算方法

集計設定の「範囲指定」に関するマニュアル

数値や日時のデータを任意の幅で区切って集計する「範囲集計」の具体的な設定手順を記載しています。
集計設定

自動処理をスケジュール実行するためのマニュアル

毎日決まった時間にデータを更新するためのタイマー起動の設定方法や、一括実行の制限事項について解説しています。
自動処理設定:一括実行(タイマー起動)

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