バージョンアップを実施するかどうかを選択することはできません。
「楽楽販売」はクラウドサービスのため、バージョンアップはすべてのお客様に一律で適用されます。
そのため以下の対応はできかねますので、あらかじめご了承ください。
- お客様ごとにバージョンアップする/しないを選択すること
- お客様ごとにバージョンアップ前の状態に戻すこと
- お客様ごとにバージョンアップの適用タイミングを指定すること
【補足】バージョンアップ適用に関する事前告知・仕様制限と、万が一に備えた復旧手段について
「楽楽販売」では、常に最新のセキュリティ状態を保ち、新しい便利な機能をすべてのお客様にリアルタイムで提供するため、定期的にシステム全体のバージョンアップを実施しております。
バージョンアップの適用に関するスケジュールや、準備が間に合わなかった場合のリスク、外部自動化ツール(RPAなど)をご利用の際の注意点、万が一に備えた復旧手段について詳しく解説します。
1. バージョンアップの個別調整・切り戻し(ロールバック)について
「楽楽販売」はクラウドサービス(SaaS)としての特性上、最新の機能と高度なセキュリティをすべてのお客様に等しく提供するため、バージョンアップは全環境に対して一律のタイミングで適用されます。そのため、以下の個別対応を行うことはできません。
- 適用時期の個別変更:
お客様の希望する特定の日時にバージョンアップの適用をずらす(延期する)こと。
- 旧バージョンへの切り戻し:
バージョンアップ実施後に、使い勝手の懸念や設定の未改修などを理由として、以前のバージョン(旧仕様)に環境を戻すこと。
システムの正確性と安定性を保つための仕様となりますので、事前に公開される仕様変更内容をご確認いただき、新仕様に合わせた運用をご検討ください。
2. 事前告知
バージョンアップの適用時期を個別にずらすことはできませんが、事前の準備や改修が必要となるケースを考慮し、変更の影響度合いに応じて以下のように情報を提供しております。
- メールでの事前告知:
画面デザイン(UI)の変更など、お客様の運用や外部RPAツール等の動作に大きな影響を及ぼす可能性がある際は、まず登録されている「設定・運用担当者」様などのメールアドレス宛に、概要の第一報をメールにて通知いたします。
- サクセスナビでの詳細公開:
サポートサイト「サクセスナビ」にて、変更箇所の詳細や具体的な変更前・変更後の画面イメージを含む解説記事を公開いたします。
3. 事前準備が間に合わなかった場合に想定される具体的なリスク
万が一、バージョンアップの適用日までに設定変更や外部連携の改修が間に合わなかった場合、適用後から改修が完了するまでの間、以下のような事象が現場で発生するリスクがございます。
- RPA等の外部自動化ツールのエラー停止:
画面レイアウトやボタンのデザイン、内部的な識別情報(HTML構造)が変更された場合、外部RPA等で「画面上の特定の場所をクリックする」といった画像認識やタグ指定による自動化を行っていると、ツールが対象を特定できなくなりエラーで停止します。
- 既存の自動処理や画面操作におけるエラー:
新しく追加された入力制限や仕様上の制約が、現在構築されているデータベースや自動処理の設定内容と不整合を起こし、エラー画面が表示される場合がございます。システム側で一括して自動処理を自動改修する機能はないため、エラー箇所はお客様自身で個別に見直して修正いただく必要がございます。
4. 業務への影響を最小限に抑えるための対策・代替案
適用時期の変更ができない中での最も確実なリスク軽減策として、あらかじめ以下の備えを行っておくことを強く推奨いたします。
- サクセスナビ記事による事前特定:
事前に公開されるサクセスナビの詳細記事を確認し、影響を受ける画面や設定箇所、RPAの改修が必要なポイントをあらかじめ特定しておき、適用直後の動作確認・修正作業のスケジュールを組んでおきます。
- 手動操作による代替運用手順(リカバリー策)の準備:
RPAや複雑な自動処理の改修が適用日に間に合わなかった場合に備え、一時的に「楽楽販売」の標準的な画面操作(手動でのデータ入力や更新)だけで業務を継続できるよう、リカバリー用の手順を整理し、現場のユーザーへ事前に周知しておいてください。
5. 外部自動化ツール(RPAなど)をご利用中の場合の重要な注意点
外部の自動化ツールをご利用の際は、以下の点に必ずご留意ください。
- RPAは公式サポート・動作保証対象外です:
ラクスではRPAを用いた運用はサポート対象外とさせていただいており、画面構造変更に伴う「個別のXPathの調査や提供」「変更箇所の事前洗い出し」などの技術サポートは一切対応いたしかねます。恐れ入りますがサクセスナビ等で公開される情報をもとに、お客様ご自身で改修と検証環境でのテストをお願いいたします。
- 実行速度(リクエストレート)へのご配慮:
RPAによる人間の操作速度を大幅に上回る超高速での連続操作(短時間での大量リクエスト)は、サーバーに過度な負荷をかけるだけでなく、画面の描画や自動計算が完了する前に登録処理が確定してデータ不整合を起こす原因になります。
RPA実行時は各操作の間に適切なウェイト(3秒以上の間隔など)を設けるよう、シナリオを構築してください。
6. 操作ミスや設定ミスでデータが消えてしまった場合の復旧方法
以前の旧仕様に環境を戻せないのと同様に、「ユーザー自身の設定ミスや操作ミスにより、誤って消去・変更してしまったシステム設定(自動処理等)やレコード(データ)を、サポート側で過去のバックアップからリストア(復元)して元に戻す」という個別対応も、データの整合性とセキュリティ保護の観点から一切承っておりません。
万が一の誤操作に備え、以下の手段をご検討ください。
- バックアップオプション(有償)のご契約:
本オプションにご加入いただいている場合、日単位で過去7日分のデータや設定が保存された「バックアップ環境」へアクセスできるようになります。もし設定やデータを誤って削除・変更してしまった場合は、バックアップ環境の情報を参照し、以下の方法でお客様ご自身で本番環境へと復旧(手動書き戻し)していただくことが可能です。
- 設定内容(自動処理等)を元に戻したい場合:
バックアップ環境の設定を見ながら、本番環境へ手動で再設定します。
- データベース自体を消してしまった場合:
バックアップ環境の「テンプレート出力」から設定情報を出力し、本番環境の「テンプレート読込」で構成を復元します(※レコードは別途復元が必要です)。
- レコード(データ)を誤消去した場合:
バックアップ環境からデータをCSV形式で出力し、本番環境のインポート(一括アップロード)機能を使って登録・更新し直します。
- 定期的なCSVバックアップ:
バックアップオプションをご契約されていない場合でも、万が一に備え、業務で使用する重要なデータは定期的に管理者にてCSVエクスポート(出力)を行い、ローカルや自社サーバーにバックアップデータを保管しておく運用をおすすめいたします。
関連マニュアル
詳細な仕様や復旧手順、推奨環境については、下記記事をご確認ください。
「バックアップオプション」の活用方法と仕様
有償オプションによるデータの確認手順や、世代管理の仕組みについて解説しています。
バックアップが重要な理由と「楽楽販売」での対応方法(記事ID:3005)
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